代々木ゼゼミナール新潟校 柏熊先生の言葉
以前にもこのブログに書いたのですが、もう一度書かせていただきます。「勇気とは,明日の心配をするのをやめること。そして,今日という日だけに意識を集中し,今日だけを生きること。」
代々木ゼミナール(代ゼミ)新潟校・柏熊先生の言葉です。
この言葉に出会ったのは3週間くらい前だったと思います。
なんとなく代ゼミのホームページを見ていたとき、柏熊先生のこの言葉に出合いました。
以降、この言葉に何度も助けられ、励まされています。
僕は常に先のことばかり心配して生きているので、「今日という日だけに意識を集中し,今日だけを生きること」という言葉はとても胸に響きました。
この言葉にこれから先ずっと、一生励まされるでしょう。
この言葉は、悩める受験生に送った言葉だと思うのですが、受験生だけに限らず、すべての人に当てはまる言葉だと思います。
今日だけに意識を集中する。先のことはなってみないとわからない。
もちろん、先のことに目を向けて目標を持ったりビジョンを掲げることは,大切なことだと思います。
でも、先のことは実際になってみないとわからないことがほとんどです。
誰も先のことを予言することはできても、そうなるとは言い切れません。
だから今日一日、目の前のことに集中して頑張りなさい、という意味だと僕は受け止めています。
柏熊先生のこの言葉を毎日のように思い出し、日々頑張っています。
僕がここまで一つの言葉に影響され、励まされるのは、かなりまれなことです。
たとえば高校時代、僕は富山大学か新潟大学に合格したかったのですが、毎日通る通学路にたまたま「新潟運輸」という大きな運送会社があり
毎日,新潟運輸の前を通るたびに「絶対に俺は新潟大学に合格する!」と一人で興奮していました。
富山県に住んでいると、新潟という言葉はほぼ見かけることはありません(金沢だと意外に見かけるのですが…)
そのため、どんなにささいなことでもいいから、自分の励みにしたい、と強く思っていました。
当時は新潟の「潟」という漢字すら書けなかったのですが、いざ新潟大学へ行くと毎日のように新潟という言葉にぶつかり
自然と覚えました(新潟県に住んでいたので当たり前なのですが…)
高校時代は3年間、とにかく富山大学か新潟大学に行きたくて、あこがれていました。
高校受験で失敗していたので、3年後に同じ失敗を繰り返さないよう、受験への用意は早め早めに取り組んでいました。
初めての合格(新潟大学)を手にしたときは、本当にうれしかったです。
今の僕の毎日の心境は「当時の富山第一高校3年間の日々」と酷似しています。
高校時代の何とも言えない「劣等感」「県立高校へのあごかれ」「国立大学へのあこがれ」が渦巻いていました。
僕が初めて個人塾を開いた時、1つの目標がありました。
それは「教え子を新潟大学へ合格させたい」というものでした。
残念ながらその夢は叶わないまま終わってしまいましたが、中学生に当てはめると
「頑張って県立高校へ合格してほしい」というのが今の僕の目標になっています。
どこの高校へ進学されてもかまいません。
中学3年間の努力の証として高校へ進学するわけです。
後悔のないよう、ともに受験に立ち向かっていきたいと思っています。
高校生を教えることは、もうありませんが、志望校合格に向けてひたむきに勉強してほしいなと思います。
いつも大門総合会館の1階で必死に勉強している中学生・高校生を見ると心打たれるものを感じます。
頑張ってください!と心の中で思っています。
今日も柏熊先生の言葉を読んで、1日頑張りたいと思います。
2025年10月06日 12:30