個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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2024年9月の記事:ブログ

中3生おススメの時間の使い方

中3生のみなさんは、もう部活を引退されている方が大半だと思います。

学校から家に帰って来る時刻は16:30~17:00くらいですかね?

僕が中学3年生の12月から実行していた「平日の時間の使い方」について少しお話させてください。

今はまだ9月が始まったばかりです。なので、僕の「12月からの時間の使い方」を今すぐ始める必要はないかもしれません。

ただ、今の段階で志望校にまで点数が届いていない生徒さん、全県模試や育英模試で志望校の判定がC判定とかD判定とかE判定の生徒さんは、今から僕がお伝えすることを

実行されてみてください。


僕は中3の2学期はだいたい平日は16時すぎには家に着いていました。


一番初めに「今日はどの教科のどの問題集を〇ぺージから〇ページまで解く」など、細かに設定して、それから勉強し始めていました。

前半は夕食前の17時~19時までの2時間です。

この2時間は必ず勉強してました。一番集中力があって、食事前の少し空腹な時間帯はものすごい集中力を発揮できます。

帰宅してから2時間。まずは勉強します。


そして19時から夕食を食べます。(生徒さんによっては夕食の時間はもう少し早かったり遅かったりする場合もあるかと思います。)


夕食を食べ終えたあと、20時~23時まで3時間勉強します。

主に英語と数学を勉強します。富山県の入試問題の過去問の中で、できそうな(習っている)問題だけ解いたり、新研究を解いたりしていました。


そして23時以降は入浴したり音楽を聴いたり、いわゆる「フリータイム」にあてていました。

今の中学生だったらYouTubeとかスマホタイムになるのかな? 好きに時間を使ってください。

そして24時くらいに寝ます。


このような「勉強スタイル」を僕は中3の12月から入試まで実行していました。

ただ、12月からのスタートだったので、少し遅すぎました。そうです、いわゆる「手遅れ」というやつです。

どれだけ解いてもわからない問題がたくさん出てくる(特に数学の応用問題や図形問題など)

壁にぶちあたってしまい、途方に暮れていたことも何回もありました。

そんなときは少し早めに勉強を切り上げ、風呂に入って、すぐ寝ていました。


学校の担任の先生も「夕ご飯を食べる前の2時間を大切に使いましょう」と繰り返し言っておられました。

以上は、あくまでも志望校の判定があまりよくなかったり、判定が悪い生徒さん向けの「時間の使い方」になりますが、毎日少なくとも平日は3時間は勉強してください。

学校で習っていることを1時間30分。入試対策として1・2年生の分野の勉強を1時間30分、合計3時間になります。


塾に通っている日に関しては、塾で習ったことを家に帰ってきてから30分でいいので復習されてください。

塾の宿題をするのも良いのではと思います。

とにかく3年生は県立高校入試まで残り6か月しかありません。

僕みたいに12月になってからあわてて猛勉強しても間に合いません(志望校を下げれば別ですが、どうしても志望校に行きたい場合はそろそろ受験モードに入りましょう)


そして週末なのですが・・・土日はどう過ごすか?

土日は両日とも1日5時間は勉強しましょう。午前中に2時間、午後1時間、少しフリータイムで楽しんで、夕食後に2時間。これで5時間になります。

わからない問題があったときは塾の先生や家庭教師の先生、友達や学校の先生に質問しましょう。

何をどう勉強すればよいのかわからない、という生徒さんは周りの友達に聞くなりしてみてください。

今から塾へ通われたり、家庭教師を始めるのもアリだと思います。

とにかく3月に後悔しないために、来年の春笑って迎えるためにも、今は歯を食いしばって頑張りましょう。

もちろん、寺子屋へ来られるのも大歓迎ですよ。

1・2年生につきましても、3年生になると今の生活とは異なる生活になるので、今のうちに心の準備をしておきましょう。

一番確実なのは、今のうちに、まだ精神的に余裕のあるうちに、勉強しましょう。
2024年09月07日 18:33

少しずつ受験モードに入ってきました。

中3生の実力テストが返ってきました。思っていたよりも点数が取れていなくて焦っています。

これは頑張らないと、志望校合格は厳しいな、と思っています。


僕が焦っても仕方がないので、とりあえず宿題の量を増やしていかないと厳しいなと思います。

毎回毎回良い点数が取れるとは限りません。

勉強量に比例して点数は少しずつ遅れて上がってきます。

勉強を教えるだけではなく、塾のない日にどう過ごすのか?にも気を配って宿題を出していこうと思います。

今年は例年よりも受験モードに入るのが早いです。

頑張れ3年生。
2024年09月05日 23:00

20時間12分の格闘 ~あれは俺19歳 遠い空をあこがれてた新潟で~

僕は大学時代、アパート暮らし(1人暮らし)ではなく、下宿暮らしをしていました。

下宿暮らしというのは、大家さんがいて、朝食と夕食を大家さんが作ってくれ、風呂トイレは共用、とうい生活スタイルのことです。

僕は大学へ入る前に、アパートで一人暮らしをするか、下宿暮らしをするか、少し迷ったのですが、一つ屋根の下でワイワイできる「下宿暮らし」を選びました。

僕が住んでいた下宿は「第一わかば荘」という名の下宿でした。


僕の部屋は4畳半で、家賃(部屋代)は破格の11,000円でした。あとは食費が1カ月分で25,000円でした。

当時、実家の両親から毎月8万円仕送りをしてもらっていました。

その8万円+アルバイトのお金(塾講師のアルバイトをしていていました)で1カ月生活していました。

家賃と食費・光熱費全部合わせても65,000円くらいだったので、お金に困るということはありませんでした。

仕送りをしてくれた両親に感謝です。


ただ、「わかば荘」には弱点が1つだけありました。それは真冬にもかかわらず「暖房は使用禁止」ということでした。

火事になると大変、ということで、部屋に石油ストーブを持ち込むことは禁止されていました。

・・・はっきり言って、冬はめちゃくちゃ寒かったです(笑) 部屋の中で息を吐くと、白い息が出ました。

部屋の中でも僕はコートを着ていました。本当に寒かったです。

下宿仲間はそれぞれ石川県・秋田県・長野県・大阪・兵庫県・神奈川県出身の人たちで、毎日夕食を下宿の前の道路をはさんである、大家さんの実家で食べていました。

夕食タイムは1時間くらいかけて、下宿仲間とああでもない、こうでもない と言いながら食べていました。

夕食は18時からだったので、18時に仲間そろって大家さんの実家に食べに行っていました。


この「わかば荘」の仲間のうちの1人に、長野県出身の男がいました。(N君としますね)大学ではフィールドホッケー部に所属しており、体力のある男でした。

僕と性格が似ていて、大変明るく、大学の部活ではキャプテンをしていました。

僕と同じように日記を書いていて、日々、自問自答しているような真面目な男でした。


そのN君と僕は大学2年生の6月1日に、下宿から長岡駅まで「夜通し」で歩きました。

歩くきっかけになったのは、大学祭で当時人気のあったプロレスラーの大仁田厚が講演に来られていて、その席で

「俺は10代のころ、長崎から大阪まで歩いたことがある」と豪語していました。それを聞いていた僕らは、下宿の夕食タイムのときに

「大仁田すごいな!」と盛り上がったのですが、僕とN君は「いやぁ たいしたことないって、俺たちだって歩けるよ」と言い放ちました。

そして僕とN君は「よし、俺たちも夜通しあるこうぜ!」ということになり、「いつ歩く?」「今日だろ!」「どこまで歩く?」「長岡あたりでどうだ?」ということになり

夕食を食べ終えてから準備をして下宿のある、新潟市五十嵐からJR長岡駅まで歩くことに決めました。


下宿から長岡駅までは直線距離で約60kmあります。富山駅~金沢駅くらいの距離です。


下宿の玄関で写真を撮ってもらい、夜21時ちょうどに下宿を出発して夜の暗闇の中、僕たちは長岡に向かて、地図も持たずに歩き始めました。大学2年生の6月1日の夜のことです。


僕とN君はカセットレコーダーをリュックに入れ、お互いの好きな音楽カセットを交互に聞きながら、真っ暗な国道116号線を歩きました。

僕は浜田省吾の曲の入ったカセットテープを、N君は尾崎豊と長渕剛の曲が入ったカセットテープを持参して、道路の青い看板を頼りに歩きました。

最初はすごくテンションも高く、二人でいろんなことを話しながら歩きました。


「佐伯は将来、どんな大人になりたい?例えば有名になりたいとかって思う?」「いや、俺は人並みに結婚して、普通の暮らしをしたいなぁ。Nはどう?」

と聞くと、N君は「俺は家庭を持つというよりも、有名になりたいな」と言っていました。

お互いに性格が似ていたので、話尽きることなく歩き、明け方に吉田町と燕市の中間地点くらいまで歩きました。


少し眠くなったので、公園のベンチで30分ほどだけ仮眠しました。 歩き始めて約8時間。まだ体調は万全でした。


仮眠が終わると再び僕らは長岡目指して歩き始めました。 

朝9時ごろに僕たちは「JR帯織駅(おびおりえき)」にたどり着きました。

そこで駅員さんに「ここから長岡駅まで歩いたら、だいたいどれくらいかかりますか?」と尋ねました。

すると駅員さんは「長岡?けっこうあるよ。今9時だから正午くらいかね」と教えてくれました。


「あと3時間か…」僕らは少し疲れもたまってきていて、ひたすら続く田んぼ道を歩き始めました。

ところが・・・3時間後 僕たちは長岡でななく、「ここはどこ?」と言いたくなるような「ひたすら続く田んぼの農道」を歩いていました。

ただ、その地点からは新幹線の線路が見えました。 

はるか先まで続いているその線路を見て僕たちは「おいおい、長岡駅までまだ、かなりあるぞこれ」と言ってため息をつきました。


 地図さえも持って行かずに出発したことを後悔しながら、あてもなく僕たちはひたすら歩きました。

ようやく普通の幹線道路にたどり着いたのは午後2時くらいでした。

そこからは、ひたすらカセットテープから流れる音楽を聴きながら、二人とも「無言」で必死に歩きました。


そして夕方17:12 ようやく僕たちはJR長岡駅に着きました。

「めちゃくちゃ疲れたな」と僕が言うとN君は「俺はもう少し歩けるよ」と言っていました。

長岡駅で、僕は持ち合わせていた、当時読んでいた村上春樹さんの小説「ノルウェイの森」の表紙裏に記念スタンプを押しました。


帰りは電車に乗り、電車で帰りました。

N君は電車が発車するとすぐに寝ましたが、僕は今まで歩いてきた道のりを確認するように、窓の外を眺めていました。


下宿に着いて、夕食を食べ、テレビをつけると月9ドラマ「素顔のままで」が入っていました。

僕は、大学の寮に住んでいる女友達に電話して「聞いて!俺、長岡駅まで歩いてきたよ!」と言いました。

彼女は「佐伯君、すごいね!」とほめてくれました。

「誰かに聞いてほしくて電話したん」と僕が言いました。

「頑張ったね!」と彼女は言ってくれました。うれしかったです。

こうして僕とN君の、「21時下宿出発→翌日17:12分長岡駅到着」の20時間12分におよぶ格闘が終わりました。


PS:ちなみにN君は大学卒業後、長野に戻り就職し、数年後、普通に結婚しました。

おととしもらった年賀状に「50歳にして3人目の子供を授かりました。人生まだまだ!」

と書いてありました。

相変わらずガッツがあるなぁ、と思いました。

もう二度とあんなに歩くことはないと思います。

でも振り返れば夜中、二人で語りながら歩いたのは楽しかったです。
2024年09月04日 15:15

大門から帰ってきました。

今日は80分授業×3コマの日でした。

頭が少しふらふらです。

3連休明けの授業だったのですが、今日は熟睡できそうです。

今日は月初めの授業の日だったので、月謝をいただきました。

報告書の「ご意見・ご感想」のらんに親御さんがお礼の言葉などが書いてあり、毎回読むたびに「頑張ってきてよかったな」と思います。

と同時に「親御さんの期待にこたえないといけないな」と気持ちが引き締まります。

9月はテストがないので、10月に行われる中間テストにむけて、頑張っていきます。


PS:先週の土曜日にブルーになるような「ちょっとした出来事」があったのですが、すっかり立ち直って元気に授業してきました。

おとついと昨日は友達のありがたみを感じました。

今日は生徒さんと話をして、元気づけられました。感謝しております。

明日も一日頑張ります。
2024年09月03日 22:54

YouTube<書籍

最近毎日のようにYouTubeを見ていました。自分なりにYouTubeの利点と欠点を探してみました。

利点はいろんなことを短時間で一気に吸収できること。欠点は次から次に自分には興味のない番組が流れてきて、見たくもないのについ見てしまうこと。

こんなことをしているとあっという間に1時間・2時間と過ぎてしまいます。結果、貴重な「自分の時間」を浪費してしまいます。

あとYouTubeの最大の欠点は、自分が集中して番組を見ているのに、途中でCMが入ってしまうこと。これが僕が一番YouTubeの嫌いなところです。

毎日のように見飽きたCMを、それも集中力がピークに達しているときに強制的に見せられる・・・こんな苦痛は、僕には耐えられません。

その点、読書はやっぱりいいです。

筆者始め編集者の方々が知恵をこらして時間をかけて丹念に作られた書籍は読みごたえがあります。

紙面なので、大切なところにはアンダーラインを引けるし、どうでもいいCM、に腹を立てる必要も全くありません。

おまけに次から次へと興味のないネタが放り込まれることも全くありません。

自分が本当に知りたいことだけを、集中してインプットできる読書はやっぱり楽しいし、有益だと思います。


僕は学生時代は全く本を読まない人間でした。活字が嫌いでマンガばかり読んでいました。

ところが27歳のときに初めて自分の塾を持つことになり、「何か商売のヒントになることはないかな?」と書店に入って、いろんな本を見て、好きな本を買い、必死に読書するようになってからは、本好きになりました。

残念ながら小説はいまだに全く読まないのですが、ビジネス本や自己啓発本はよく読んでいます。

もちろん、学習参考書も好んで読んでいましたが、それは高校生の数学を教えるためだけに読んでいました。

高校生にはノータッチになった今は、高校生の参考書は全く読まなくなりました。おかげで自分の時間が大幅に増えました。


歴史書などもほとんど興味はなく、本当は勉強のためにも少しは読んだ方がいいとは思うのですが、今の僕には歴史書の良さがわからず、スポーツ選手の考え方や監督の考え方が

ふんだんに書いてある本の方が好きで、よく読んでいます。とても読みやすく、もちろん勉強になります。

僕は昭和の古い人間なので、YouTubeよりも本の方が好きです。

YouTubeももちろん好きなのですが、効率の面から考えると本の圧勝です。

30代~40代のころは、毎週本を1冊買っていました。今年はまだ数冊しか買っていません。

今までに買った大量の本を読み返している毎日です。

それだけでも十分、勉強になります。

あとは入試問題を年中解いています。これはもう職業病なので仕方ありません。また、入試問題を研究するのも好きです。

特に理科は問題傾向がころころ変わるので、マメに入試問題をチェックしておかないと「時代遅れの指導」になってしまい、入試に対応できなくなります。

結果塾生の結果もふるわず、塾として失敗になってしまいます。

ただ、僕も人間なので、入試問題ばかり解いていてもそんなに面白くはありません、当たり前ですが・・・僕は学者ではありません。

今日から9月。心機一転、YouTubeからは少し距離をおいて、部屋にある大量の本を、1冊ずつ好きなだけ読み返していきたいと思います。

好きな作家は単なる偶然なのですが、全員男性作家です。千田琢哉、里中李生、本田健この3氏の本が部屋にある9割を占めています。
2024年09月01日 16:01