個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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2025年2月の記事:ブログ

高校数学をあきらめた理由

僕はずっと高校生に数学(センター数学)を教えるための準備を約15年くらいかけてしてきました。

教え子の数学の成績は、少数ながら確実に結果を出してきました。

高校1年生の場合、とりあえず、塾に入ってくれた段階で全国模試の偏差値が30台・40台の生徒さんの成績を半年で60以上に仕上げてきました。

授業準備にとんでもない時間をかけ、生活の大部分をセンター数学の準備に充ててきました。作ったノートは10冊以上になります。

センター数学で点数をとれるように、高校数学の問題集はかなりの数を解いてきました。

中でも坂田アキラ先生の参考書は、ほぼ全部読んでマスターしてきました。

「偏差値40の高校生を偏差値60以上にまで伸ばす」ことを売りに、センター数学専門の塾を31歳~33歳までしていました。

ところが、センター試験から共通テストに変わった時の「試行テスト」を見て、僕は愕然としました。

「この数学の問題はなんなん?」衝撃とともに、大きなショックを受けました。

これまで自分が情熱をかけてきたものが、共通テストの前にガタガタと音を立てて崩れ落ちました。

突然と問題傾向が変わってしまったのです。

めちゃくちゃ悲しかったです。今まで自分が一生懸命にしてきたことが完全否定されてしまいました。

それくらい共通テストの数学の難易度はガラッと変わってしまいました。

センター数学は、努力が報われる、ある程度パターンが決まった問題が出題されていました。

そのため、数学が苦手な生徒さんでも、僕と一緒に努力すれば、ほぼ100%報われてきました。

僕が半年以上教えてきた高校生で成績が現状維持だった生徒さんんは一人もいませんでした。全員が偏差値を10~20伸ばしていました。

数学を教えるのが楽しくて、なんて自分は恵まれているのだろう、と思っていました。

共通テストを見たときの衝撃は今も覚えています。

はっきり言って、共通テストは「必ずしも努力が報われるようなテストではない」テストです。

あまりにもセンター試験と傾向が変わりすぎて、共通テスト用の参考書も、これだ!というものには出会っていません。

学校の文系レベルの数学であれば、もちろん今でも教えることはできます。

でも、共通テストの結果を出すことは、もう僕にはできません。

僕の学力では共通テストを教えるのは無理です。

泣く泣く高校生に数学を教えることをあきらめました。

それ以来、高校生の数学の問題集・参考書・共通テストの問題すらも全く見ていません。

完全無視です。

中学生に全振りしました。中学生の学習指導を100%頑張ろう、と決意しました。

高校生とは異なり、中学生は勉強の「素人さん」が多く、勉強の仕方を理解しきれていない中学生はたくさんいます。

受験もしたことがないので、入試というものの「厳しさ」を全く知りません。仕方ないのですが・・・

それでも中学生に数学を教えるのは、やっぱり楽しいです。

勉強内容は基礎・基本がメインになりますが、それでもやりがいはあります。幸い僕の場合、中学レベルの英語も好きなので、教えることはやりがいがあります。

高校生は一度受験を経験しているので、やりやすく、やる気のある高校生しか塾ヘは来ません。

やる気のない高校生は、そもそも塾へは来ません。

中学生の場合、「やる気」という面ではもちろん高校生には叶わないですが、それでも一生懸命に頑張っている生徒さんを見ていると、やっぱり

応援したくなります。

高校生に教えることはもう二度とありませんが、今まで長年費やしてきた高校数学へのエネルギー・執念を中学生のために使っていきたいと思っています。
2025年02月15日 14:26

桃太郎数学XYZ 地方国公立大学受験応援CH

久しぶりです! 今日は僕がYouTubeを撮る前に、最近よく見ている動画についてご紹介します。

そのチャンネルは「桃太郎数学XYZ」という名のチャンネル動画です。

主に中堅国公立大学を志望している高校生・浪人生のための「受験に対する考え方・国公立大学入試の仕組みや勉強方法・ポイント」などについて

とても細かく丁寧に説明されている動画です。

解説している先生は、先生の地元岡山大学OBの方です(工学部・経済学部の両方の学部に合格された先生です)

先生の名前は動画で拝見する限りでは「たけし」先生?「たけいし先生?」ちょっと発音が聞き取れないのですが、僕と同世代の男の先生です。

動画のほかに家庭教師・オンラインの家庭教師をされている先生です。高校生がメインなのかな?

先生の自己紹介文を読むと「和田秀樹先生」のことが書いてありました。僕と同じ和田先生のファンの方です。


和田秀樹先生とは? 今の40代~50代くらいの方にはご存じの方が多いかもしれません。

東大理科3類OBで精神科医をされている先生です。

大学受験のシステムや勉強方法、教科ごとの特性など、いわゆる「大学受験に関するノウハウ」を丁寧に説明されている著書を何冊も書いておられる先生です。

その和田秀樹先生の著書を読み込んでおられる、たけし先生のYouTubeは、「大学受験の知識に関しては素人の僕」にとって、とても勉強になる動画です。

桃太郎数学XYZの存在をまだ知らない高校生(親御さん)にはぜひ見てほしい動画です。

毎回、桃太郎数学XYZの動画を見終わるころには「よし、頑張ろう!」という前向きな気持ちになれます。

そんな元気の出る動画です。

ぜひ、機会あればたけし先生の「桃太郎数学XYZ」動画をご覧ください。
2025年02月14日 13:59

しばらくの間、ブログをお休みいたします。いずみ高校突破

しばらくの間、ブログをお休みいたします。すみません。

「富山いずみ高校突破の具体例」というタイトルのシリーズ動画(YouTube)を作っているためです。

中学3年生におかれましては、県立高校入試まで残り1カ月を切りましたね。

最後まであきらめず、志望校合格目指して頑張ってください! 応援しております。

インフルエンザ等、かからぬよう、体調管理に注意してください。
2025年02月09日 06:35

家庭教師最強説は本当か?

中学生が学校以外の場所で勉強を習う場合、【1】一斉授業形式(クラス授業形式)の学習塾で習う 【2】個別指導型の塾で習う 

【3】家庭教師の先生に習う

の3パターンがあります(オンライン家庭教師および映像授業に関しては、僕は指導経験がないので割愛させていただきます)

中学生の場合、生徒さんの成績にもよりますが、一番成績が伸びるのは家庭教師?なのでしょうか?

とりあえず、それぞれの指導パターンについて検証していきます。


【1】一斉授業(クラス授業)の場合: 生徒さんの成績によって向き・不向きがあります。

一番クラス授業に向いている生徒さんは、難関校を目指している生徒さんです。

クラス授業を展開しているような塾は、地元でも評判の大手の塾が多く、教えている先生も大学生ではありません。

指導歴が何年もある、正社員の先生が授業をされています。

大学生の先生はそもそもクラス授業を受け持たせれもらえる、という確率はかなり低いです。基本、採用されません。

クラス授業をする場合、教える側はクラスの生徒何十人分の授業準備をします。

普通はクラスの中の成績がちょうど「真ん中の成績の生徒さん」を想定して授業を組み立てます。

こういう説明をすればわかってもらえるだろうな、この問題は半分くらいの生徒さんはわからないだろうな、と想定しながら授業準備をします。

特に数学の場合、つまづく箇所はたいてい決まっているので、その部分のみに特に時間をかけて授業準備をします。

ではどういう所で生徒さんがつまづくのかがわかるようになるのか? これは実際に教える経験を何回もこなさないとわかりません。

そもそも先生自体が「指導経験が豊富」でないと、つまづく箇所がわからないのです。


塾で勉強を教えるような先生は、大半が中学時代は成績は学年でトップクラス、高校時代もそこそこ成績優秀、地元の国公立大学または難関私立大学OBの先生が多いです。


ただ、そういった先生でも指導初期のころは、「自分にっとは簡単で当たり前なこと」でも習う側の生徒さんにとっては「難しい」と感じる問題があることには気づきません。

僕もそうでしたが、クラス型の大手の塾で教えていた時、授業準備をする際に、「この問題は説明するのに10分あれば大丈夫だろう」と思っていても、いざ

授業をすると生徒さんが全く理解していなく、「先生わかりません」と質問されました。

この時点で僕は焦りました。「えっ、こんなこともわからないの?」と思うのです。

自分の中では「この問題は簡単だろう」と思っていても、自分の説明が下手だと生徒さんには全く伝わらず、理解してもらえないのです。

もちろん、生徒さんがわからないのは教え方が下手だからです。

同じ問題でも、ベテランの先生が教えると、生徒さんはあっさりと理解します。

若い先生はこの繰り返しです。この経験を何回もしていくうちに、教えるコツをつかんでいきます。

当たり前ですが、最初から教え方が上手な先生は存在しません。


よく学歴のある大学生が教えている、とうたって生徒さんを募集している塾がありますが、「頭がいいこと」と「教えるのが上手なこと」とは別なことです。

よくプロ野球の世界で「名選手、名監督にあらず」と言いますよね? それと一緒です。

自分の能力が高すぎて「なんでこんなこともわからないのか?」と思い、そして選手育成に失敗してしまう、というのはよくある話です。


指導経験を積むしかありません。 よってクラス授業をするのは「スキルのいる難しい仕事」だと僕は思います。

まれにクラス授業を大学生に任せている塾もありますが、やっぱり時給は「高い」です。

それだけ授業準備に時間がかかる、ということです。


よく「塾のバイトはブラックだ」と言われていますが、それは授業準備に時間がかかり、その分の給料は出ないからです。


さて、クラス授業最大の弱点は「質問しにくい」ことです。どうしても大勢の生徒さんといっしょに授業を受けているので、そもそも「質問できるような雰囲気」ではありません。

学校の授業を想像すればわかりやすいかと思いますが、塾だからといって必ずしも「質問が飛び交っているアットホームな授業」というのは、ほとんど存在しません。

先生の授業を「自力で」理解するの能力がどうしても必要になってきます。自分で理解するしかありません。

それができない生徒さんにとてはクラス型の塾は「学校といっしょ」になってしまいます。

よって難関校を目指せるような学力を持ち合わせた生徒さんにとっては、「一斉授業形式の塾」は向いていると思います。

定期テストの点数が半分以下の生徒さんにとっては、クラス授業を選択するのは、ちょっと厳しいかもしれません。

クラス授業の塾に通っている生徒さんはハイレベルな生徒さんが多く、「他校の生徒さん」も混じったりしていてほどよい刺激もあり、最高の環境だと思います。

ライバルがいるとさらに成績は上がっていくことでしょう。



【2】個別指導型の塾の場合

僕は某大手の「家庭教師派遣会社」で専属の家庭教師をしてから個人塾を立ち上げたのですが、個別指導で教える場合、単純に「家庭教師の2倍疲れます」

家庭教師の場合は「マンツーマン指導」のため、生徒さん一人のために授業準備をしていれば良いのですが、「1対2」または「1対3」型の個別指導の場合、

ほとんどの場合、「学力が異なる生徒さん」を同時に教えることになります。

はっきりいてめちゃくちゃ疲れます。大学生におススメはできません。

僕も初めて個別指導の授業を担当したときに「しまった」と思いました。


僕は31歳のときに、福光で「1対3」の個別指導の塾をオープンしたのですが、最初のころは「頭が爆発しそう」でした。

生徒さんの都合によって授業を組むので、当然「学力バラバラ」「学年もバラバラ」の状態から授業がスタートします。

授業準備は単純に家庭教師の2倍かかります。


事前に問題を解くのはもちろん、生徒さんがつまづきそうな所を予測して「補助的な問題を作ったり、説明を考えたりする」時間も必要になってきます。

1対3授業は本当に大変でした。二度としたいとは思いません。

個別指導の塾には、「1対2型」の個別指導と「1対3型」の個別指導の塾が大半を占めていますが、個人的には、1対2指導型の塾をおススメします。

1対3型の塾は、教える先生は本当に大変です。


よっぽど指導経験を積んだ先生でないと、結果を出せるような授業はできないと思います。

たまに「1対4」とか「1対5」指導の個別指導?とうたっている塾の宣伝とかを見かけますが「どうやって授業しているのだろう??」と不思議でなりません。

そもそもそれは「個別指導」とは言わないと思います。立派な「集団指導」だと思います。


僕がいつも不思議に思うことは、なぜか「個別指導の塾のアルバイト先生の時給が異様に安い」ということです。

あんなに大変な仕事なのに、しかも授業準備に対する時給は発生しないのに、なんであんなに格安なのだろう?と思います。

絶対におかしいと思います。



【3】家庭教師の先生に習う場合

普通に考えれば誰でもわかるかと思うのですが、家庭教師は最強です(先生との相性にもよりますが)

自分の習いたいところを習える、塾みたいに「決まったカリキュラムが存在しない、完全オーダーメイドの授業」になります。

質問もいつでもできる、こんなに恵まれている学習環境はありません。

親御さんも塾まで送迎する必要もない。まさに「良いことづくし」です。

ただ、家庭教師の最大の弱点は「授業料が高い」ことです。


ここで、家庭教師の場合「2つの月謝パターン」が存在します。

1つは「月謝は授業料と先生の交通費のみ」の場合、もう1つは「授業料は塾なみ、または下手すると塾よりも割安」なのですが、「教材費用が恐ろしく高い」

というパターンです。


よくコンビニやスーパーなどに「塾よりも安い家庭教師」といったパンフレットを見かけますが、確かに授業料は家庭教師にすれば格安です。

でも決して「教材費用がかかります」とは書いてありません。


当たり前ですが、家庭教師派遣会社としては、家庭教師を先生にお願いする、ということは家庭教師の先生の給料が発生します。

その料金だけで家庭教師の会社は経営が成立しますか?

そんなことをしていたら、たちまち「倒産の憂き目」にあってしまいます。


もちろん、利益を出すために「高額な教材費用」をお客さんからとっています。

中には「ローン」を組んでいる会社もあるので、この点は十分に注意したいところです。

月謝の安さに飛びつくと思ぬ痛い目にあいます。

しかもこのような家庭教師の先生は決まって「大学生が大半」です。

僕も学生時代家庭教師をしていましたが、「指導のうまさ」は通常、たいして期待できません。素人同然です。大学生なので仕方がありません。

それをわかったうえで、お願いするのか?ということです。

もちろん、大学生の場合、生徒さんとの年齢も近く「お兄さん」「お姉さん」のような親しみやすいメリットがあります。

生徒さんとの相性を考えると、若い先生というのはそれだけで「大きな強み」になると思います。

また高校生の場合、先生に大学のことについてもいろいろ教えてもらえます。


ベテランの先生がいいのか?大学生の先生がいいのか? 好みの問題だと思います。


一方、家庭教師を職業にしている「本業の家庭教師の先生」に習う場合について。

僕の本音を言わせてもらうと、一番の「当たり」です。

確かに授業料は高いです。普通の塾の2倍~3倍します。

でも、先生は「プロ」です。それを仕事にしているので、指導経験が違います。


しかも大手の家庭教師派遣会社の場合、もしも生徒さんからのクレームが続いたりすると容赦なく「解雇」になります。

実際は解雇というよりも「仕事が回ってこない」状態になります。つまり「辞めてください」ということです。

毎月「指導報告日」があり、その日はかなり「先生はブルーな気分」になることが多いです。

生徒さんの成績がなかなか上がらないと、上からかなり「追及されます」これは先生にとってはかなりつらいところです。

学生の家庭教師みたいに「若いからねぇ」という言い訳はいっさい通用しません。

半分「自営業」みたいなものです。

結果を出さないと仕事が来ません。

もちろん、辞めていく先生もたくさんいます。


僕は家庭教師を本業にしていたころ、よく友達から「座ったまま仕事できて楽でいいね」とか「ほかにバイトはせんが?」とか

「ちゃんとした会社に就職すれば?」とか嫌というほど言われてました。

プロの家庭教師の実態を知らない人からすれば「短時間労働」の家庭教師が楽な仕事に思えたようです。

プロの家庭教師の先生の給料は決して安くはありません。

サラリーマンなみの給料、それ以上の給料をもらっている先生はたくさんいます。

確定申告に行くと、「プロの家庭教師の先生ですね?」とよく言われます。

それだけプロの家庭教師の先生は存在する、ということです。


僕は富山県と新潟県でプロの家庭教師をしていましたが、びっくりするような給料をもらっている先生もいました。

教え子さんの「兄妹」とか親戚とか「職場の仲間のお子さん」などからのオファーが来るのです。

そういう先生は仕事が絶えることはなく、やがて独立してフリーの家庭教師になっていく先生もいます。

もちろん、授業準備にはたっぷりと時間をかけ、年中問題集を解いているような先生です。

そういう先生も実在します。


プロの先生の場合、その中でもさらにランク分けがされていて、ランクによって先生の時給が異なります。

そういう意味ではプロの家庭教師の先生に教えてもらえるというのは、ある意味ラッキーなことです。


プロの先生の場合、日中は「不登校の生徒さん」や「浪人生」の指導をして、夕方からは「中学生」「高校生」の指導をしている、ということもよくあります。

僕自身の給料を振り返ってみても「家庭教師」をしていたころが一番給料が良かったです。


以上、長々と思いつくままに自分の経験をもとに書いてきました。

少しでも参考になれば幸いです。

頑張ってください!
2025年02月04日 04:36

寺子屋学習館

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