個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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2024年8月の記事:ブログ

阿部一二三・詩選手のインタビューを聞きました。

昨日のスポーツ番組「Going」に、阿部一二三・詩兄妹が出演されていました。

まだ番組を全部は観終わっていないのですが、一二三・詩選手のインタビューが興味深いものだったので、ちょっとだけですが書かせていただきます。

まず、メダリストからの質問で「メンタルを強化するには、どうすればよいですか?」という質問でした。

阿部一二三選手がこの質問に次のようにこたえておられました。

「僕は、そのプレッシャーとか重圧をすべて受け入れるように、そのプレッシャーとか重圧というものはあるものだというふうに考えてます。

そうすることによって、少し僕は楽に、今はなってます。

あとはもう練習だったりトレーニングとかで、試合のことをより想定したり…

でも一番は、自分にはもともとそのプレッシャーがあるというか…

(司会の上田さんが)以前お会いした時もね、柔道選手ってプレッシャーかかるじゃないですか?オリンピックでお家芸だとか言われてね。プレッシャー大変ですよね?

って聞いたら「いや、もうプレッシャーとかどんどんかけてください!」みたいなことをおっしゃっていましたよね?

すると一二三選手は「そう思いだしたら、もう何を言われてもあまりプレッシャーだと感じなくなりました。ありがとうございます!みたいな。プレッシャーはあるものだと」

とこたえておられました。


 次に詩選手への質問で、「練習したくないときはどうしますか?」との質問に対して彼女は「私はもう、とりあえず行動する。柔道着を着たくないなと思っても、

柔道着を着ると「あっ、なんか一歩踏み出しているなという感覚はあるので‥とりあえず行動してみるってことが一番かなと思っています」とこたえておられました。


僕はこのインタビューを見たときに、自分のことについて当てはめて考えてみました。

 もちろん僕の場合は一二三選手とは置かれている状況・立場が全く異なるので、プレッシャーがどうとか、というのはほとんどなくて、

ただ、「無料体験授業をしている期間」はその生徒さんに対していつも以上に力が入ります。

入塾してくれるのか?してくれないのか? 無料体験授業で決まるので、そういう意味では、自分で自分にプレッシャーを与えることはあります。

毎回無料体験授業を受け持つときは、いつもよりもはるかに緊張した状態で授業に入るのですが、最後に行きつく考えは

「この生徒さんが寺子屋に入ってくれるか?入ってくれないか?」はもうとっくの昔から決まっている。だから必要以上によく見せようとか、必死さをアピールしようとかしても仕方がない。自分のできることを精一杯やって、それで入塾してもらえなかったら、仕方がない。縁がなかったんだと思おう、と毎回自分に言い聞かせています。


 詩選手へのインタビューを聞いていて「確かに俺にも授業をしたくないなぁとか、思う時ってあるよなぁ」と自分に置き換えて考えてみました。

僕の場合は「授業準備」が詩選手にとっての「練習」になります。

もちろん、僕も人間なので「何となく今日は気分が乗らないなぁ」と思うことはたまにあります。

そんなときは、詩選手がとりあえず柔道着を着てしまうように、僕の場合は無理やりにパソコンを立ち上げて「今日の授業」と書いてあるデスクトップのフォルダを開きます。


すると「5分だけでいいから、とりあえず今日の授業プランを組み立てよう」となり、気づくと30分くらいかけて授業プランを完成させています。

とりあえず「行動する」というのは僕も好きな言葉です。

 
 昨日のブログで阿部一二三・詩選手の本が発売されたら買って読みたい、と書きましたが、今日さっそくインタビューを聞いて勉強できたのでよかったなと思っています。


「Going」はあまり見ないのですが、サンデースポーツ同様、機会あればこれから見てきたいなと思っています。


PS:昨日ブログを書いた後、野村克也監督の本を読みました。かなり細かくプロ野球の監督・選手について書かれてあったので驚きました。

でも久しぶりに頭を使って考えながら読書することができました。僕は昔は本を読んだときは、これは大事だなと思った個所に線を引き、そのあとその部分をワードで文章にして

書き溜めて、その書き溜めたA4用紙を印刷してノートに貼って何回も読み返していました。

今回は線だけ引いて終わりましたが、今回の読書をきっかけに、これまで僕が作ってきた「読書切り抜きノート」を少しずつ読み返していこうと思います。

5冊くらいのノートがあるので1冊ずつゆっくりと読み返していこうと思います。
2024年08月18日 12:44

富山商業高校野球部のみなさん、お疲れ様でした。

昨日、高校野球2回戦があり、富山県代表の富山商業高校は、優勝候補の東海大相模高校と対戦しました。

僕はテレビで試合を見ていました。

相手のピッチャー(エース)がすごかった、この一言に尽きます。

富商打線は相手エースの140km/時以上あるストレート、変化球についていけず、三振の山を築きました。

東海大相模高校のエースは身長が196cmもある大型の投手で、素晴らしい投球でした。

ちょっと打てそうにないなという雰囲気でした。

一方富山商業も強力打線を4点に抑えました。

上出来だったと思います。

結果0-4で負けましたが、いい試合だたっと思います。

もっと点差がつくかと思っていたのですが、見ごたえのある試合でした。

富山商業高校野球部のみなさん、マネージャー、保護者様、監督様お疲れ様でした。


秋からは新チームの大会が控えています。

「打倒富商」を合言葉に富山県内の高校が挑んでくると思います。

2年連続、夏の甲子園出場された富山商業高校野球部。

来年はどの高校が甲子園へ行くのでしょうか?

まずは秋の大会に注目しています。


PS:話は変わりますが、今日から僕は5連休です。うれしくて朝4時に目がさめました。

朝から3時間ぶっ通しで仕事しました。

今は15時過ぎです。

あと少しだけ事務仕事をして、あとはリラックスタイムにしようと思います。


僕は、基本的に毎朝だいたい5時くらいに目が覚めます。

3年前くらい前までは朝8時くらいまで寝ていたのですが、それ以降はだいたい毎朝5時くらいに目が覚めます。

理由は「毎日がそれなりに楽しいから」です。

よく小学生や中学生のときに、遠足の前日や修学旅行の前日って眠れないですよね?それに似た感覚です。

今回初めて話しますが、最近はもちろん忙しくて精神的に少し苦しいときもありますが、基本的には毎日が楽しいです。

多分12月くらいまでは今の楽しい毎日が続いていくと思います。

年末が近づき、高校入試が近づいてくるとだんだんプレッシャーに押しつぶされそうになり、余裕も少しずつなくなってきます。

それまでは仕事以上に楽しいことがなかなか見つからないので、仕事に没頭しようと思っています。

大手家庭教師派遣会社で家庭教師をずっとしていたころは、毎日があまり好きではありませんでした。

正直、嫌々家庭教師をしていたときもあります。

でも今は、同じ「教える仕事」をしているのですが、「楽しさ」「やりがい」圧倒的に今の方が感じます。

我ながら「良い仕事に巡り合えたな」と思っています。
2024年08月13日 15:14

イオンで新しいタイプの英語の問題集を見つけました。

昨日の午前中、洗車をしたあと、高岡イオンまで行く用事があったので、久しぶりにイオンまで行って来ました。

僕はいつもイオンに行くと、喜久屋書店へ行くのですが、昨日も喜久屋書店へ顔を出しました。

見て回るところはいつも同じで、「問題集」「参考書」のコーナーです。


中学生用の問題種・参考書を30分ほど見ていて、新しい英語の問題集を見つけました。

今年の7月に発刊されたばかりの新しい問題集でした。

学研から出ている「高校入試英語をひとつひとつわかりやすく」という問題集です。税込みで1,265円で、価格も良心的でした。

「中学参考書ジャンルシリーズ売上No.1」と帯に書いてありました。


問題集の前半は、中学3年間で習う文法の説明。この部分は他の参考書とだいたい同じなのですが、その次の「読解問題」のエリアの内容が素晴らしい、と思いました。

「指示語の内容を答える問題」「下線部の内容を答える問題」「適する語句を補う問題」「適する分を補う問題」「グラフや表を読み取る問題」「文を並びかえる問題」」など

高校入試の過去問を題材にした問題がずらりと並んでおり、解説がすごくわかりやすく、しかもどのページもカラーなので、中学生にとっては、かなり読みやすい書き方になっていま

した。

学研さんの問題集だけあって、とてもわかりやすく説明してあります。中3生用の問題集なのですが、塾でこの問題集を3年生で使っていこうと決めました。

僕は今までは「高校入試 超効率問題集 英語」が一番良い問題集だと思っていましたが、この問題集は少し難易度が高く、呉羽高校志願者以下の生徒さんにとっては難しすぎるなと思っていました。

今回偶然見つけた問題集は、中堅進学校・ぎりぎり県立高校 を目指されている受験生にぴったりな問題集だと思いました。

解説もかなりわかりやすく、文字もやや大きめで書いてあるのも読みやすくて良い点だと思います。

まずは僕がこの問題集を解いてみて、それから塾の3年生に解いてもらおうと思います。


あとはもう1冊、スタディサプリのカリスマ先生である関先生が書かれた中学生用の英単語用のワーク、これも良かったです。

今回は見送りましたが、関先生が中学生用の参考書にも出場してくるので、少し驚きました、と同時にうれしかったです。この先使わせてもらうことになると思います。


 昨日はイオンへ行って良かったです。僕はいつも近所の文苑堂、たまに紀伊国屋へ行く程度で、イオンへは3か月に1回くらいしか行かないのですが、イオンの喜久屋書店へは

これからは頻繁に行きたいと思います。

今まで英語の授業で苦労してきたので、昨日の出来事は僕にとってはかなり大きな出来事でした。

暗闇の中に一筋の光を見つけたような気分です。

かなりテンションが上がりました。

今日から解き始めようと思います。


PS:昨日は墓参りに行った後、高校時代の友達と友達の奥さんと僕との4人で、「焼き鳥すみれ」に行ってきました。

久しぶりの飲み会だったので、リラックスしながら楽しいひと時を過ごせました。

僕のブログを全部読んでくれている友達が、僕のブログについてや、僕の仕事に対するスタンスなどについて、いろいろ感想を行ってくれたり、厳しい意見を

言ってくれたりしました。

うれしかったです。

友達は大切にしよう、と改めて思いました。

友達夫婦はお盆休みに仙台へ旅行へ行くとのこと。台風に巻き込まれなければいいなあと思っています。

牛タンとテールスープ、とあとひとつ(忘れました。仙台の名物グルメ)を堪能してきたい、と言っていました。

松島へも行くそうです。

仙台まで車で行くそうなので、気をつけて行ってきてほしいと思います。
2024年08月11日 08:04

受験生版タイガーファンディングを見て。自分の高校時代を思い出しました。

YouTubeで「受験生版タイガーファンディング」という番組を見ていました。

受験生が経営者に受験勉強のために必要な資金を出してもらう、そのためにプレゼンをするという企画ものの番組です。

今回の志願者はかなり変わった方で、「5浪していて、慶応義塾大学薬学部以外には絶対に行きたくない」という方でした。

平日は3時間、休日は13時間勉強しているとのことなのですが、4年間も浪人していて、1年で偏差値が1しか上がっていない、でも塾にも予備校にも通っていない、

独学で勉強をしている、という受験生です。アルバイトをしていてその働いたお金は貯蓄したり、あとは脱毛?するために使っているそうです。

かなりズレた感覚をしている人で、話を聞いている経営者の方々(受験のプロの予備校の経営者の方々など)がだんだんとイラついてくる、という内容のものでした。

細井先生が「お前の頭おかしいぞ!何がお前をここまでにした?俺は医学部を目指してる5浪・6浪・7浪しているヤツをたくさん見てきた。お前は5年も人生棒にふってきて

まだ気づかないのか? お前受験やめちまえ!お前、誰かに止めてもらいたいんだろ?だったらオレが言ってやるよ。お前受験やめろ!」


 ……細井先生の、あまりにもの迫力ある正論に思わずうなってしまいました。

その浪人生は偏差値が現在53しかありません。その頭で慶応? 確かに一生受からないと僕でもわかります。

今回のタイガーファンディングを見ていて自分の高校時代を思い出しました。

僕は高校時代、第1志望は富山大学の教育学部、第2志望は新潟大学の教育学部でした。

高校2年生の秋くらいからは模試で志望校を書くときはいつもこの2つの大学を書いていました。

ただ、一度だけ僕は模試で志望校に「金沢大学の教育学部」と書いてしまいました。

模試が返ってきて、結果を担任の先生から受け取るときに僕は先生からボロクソに避難されました。

当時の僕の偏差値は英語は65。数学60。国語49でした。

担任は僕に「お前。アホか!どうしてこんな成績で金大愛かるがよ。お前ふざけたらダメだ。もっと真剣に進路のことを考えろ!」

この日以来、僕は一度も金沢大学を志望校に書かなくなりました。

当時は目が覚めた思いでした。

金沢大学の2次試験の科目は国語と数学でした。

確かに僕の成績では数学はなんんとか点数が取れたとしても、偏差値が49しかない成績で金沢大学の2次試験の国語で点数が取れるわけがありません。

絶対に合格は無理です。そのことを全力で叱ってくれた担任には感謝しています。


 僕は今は高校生の指導はしていませんが、かつてやっぱり当時の僕みたいに「勘違い」している高校生はいました。

どの教科も偏差値が40代しかないのに「私は新潟大学には行きたくない」と新潟大学OBの僕の目の前で臆面もなく言っている受験生がいました。

僕はあきれて何も言いませんでしたが、現実を受け入れず受験ごっこをしている高校生はいるのだなあと当時は思っていました。

その生徒は結局、僕が聞いたこともないような私立大学へ行きましたが・・・

僕は冷たい人間なので、明らかに自分の学力以上の大学を志望校にしている受験生を見ても何も言いません。「頑張ってね」としか言いません。

怒るだけのエネルギーが無駄だな、と思うからです。


今は僕は中学生しか指導していませんが、高校生を指導していたときの僕のようにはならないよう、気をつけています。

中学3年生には、模試があるたびに冷静に「現実」を伝えるようにしています。ただ、「本当にこの高校に行きたかったら、これからどうする?」とカツはいれます。

1月になってもD判定の高校をまだ受けたい、と言っているような受験生には「落ちて私立でもいい、という覚悟があるのなら、そのまま頑張られ。」と突き放しますが、

最後には「とにかくここまで来たんだから、頑張っていこう!」と励まします。


長いブログになりましたが、今回の動画を見て、大きく心を動かされました。

僕の仕事は勉強を教えるだけではありません。合格してもらうことが最大の仕事なのだなと改めて思い知らせれました。

細井先生の熱血指導には、いつも励まされています。

「他人事」だと思わず、自分のことだと自覚してこの番組を見ていきたいと思います。

頑張れ受験生。僕も頑張ります。
2024年08月09日 23:31