武田塾チャンネル / ワカッテTV
久しぶりに「武田塾チャンネル」を見ています。武田塾は全国にある「授業をしない塾」という宣伝文句で主に高校生・浪人生を対象に大学受験に関するサポートをされている大手の塾です。
僕の周りには武田塾さんに通っている高校生はいないので、詳しくはわかりませんが、武田塾チャンネルを見る限りだと、大学ごとや教科ごとに
「ルート」となるものがあって、参考書を中心に自学自習で学力をつけていく、という勉強スタイルを貫いています。
武田塾さんに通わなくても、動画をたくさん見ていくと、少しずつ大学受験の仕組みや教科ごとの勉強の仕方など、わヵってくるようになります。
もちろん武田塾さんに通うのがベストかもしれませんが、現在高校生対象に大学受験のイロハを丁寧に教えてくれる動画は多くあります。
直接授業を受けて実力をつけていきたい!という生徒さんは武田塾さんではなく、「東進ハイスクール」に通って映像授業を見ながら受験勉強をすすめていくのも
良いのではないかと思います。また「スタディサプリ」という塾(予備校)もあり映像授業で受験勉強を進める、という方法もあります。
高校生にとってはかなりありがたい存在なのではないかと思います。
僕が高校生のころには武田塾はまだ存在しておらず、インターネットもなかったので、今のように受験情報を入手するのはとても困難でした。
また、大学のホームページを見てモチベーション上げる、ということもできませんでした。
今はネットの時代。高校生には大変恵まれた学習環境なのではないかと思います。
「ワカッテTV」」というチャンネルもあります。これは賛否両論なのですが、ずっと見ていると、大学の序列(難易度)が否が応でもわかってきます。
学歴に重きを置いた番組になっており、高校生には大人気のチャンネルになっています。
僕もたまに「ワカッテTV」を見ています。ほとんどが都会の大学に関する番組構成になっているので関東の方の大学には詳しくなります。
もちろん学歴だけで人を判断するのは良くないことですが、だからといってくそ真面目に「学歴がすべてではない」と言っていても
「じゃあ勉強しようよ」と言いたくなります。
中学3年間と高校3年間の勉強で将来の職業はほぼ決まってしまいます。
逆に言えばこの「中高6年間」さえ頑張って勉強すれば、100%ではありませんが、職業を多少は選べるようになります。
実際大企業では採用のときにはほぼ確実に「学歴」を重視していると思うし「学歴フィルター」という言葉があるように、学歴がないと書類選考の段階で切られます。
要するに企業は「10代の頑張りを量るものさし」として「学歴」を重視されているのだと思います。
学歴を重視する傾向はやっぱりこれからも続くのではないのか?と個人的には思います。
自分は「国公立大学向き」なのか「私立大学向き」なのかによって勉強の仕方は全然変わってきます。
国公立大学の場合は5教科、私立大学の場合は3教科を勉強する必要があります。
5教科だから大変で、3教科だから簡単という問題ではありません。
各大学によって難易度は変わってきますし、相対的に進学校の先生方は国公立大学ありきで授業や進路指導を進めていきます。
だからといって何も考えずに「国公立大学に行きたい」と思うのはあまりにも安易だと思います。
国公立大学の方が学費という面では私立大学よりもかなり割安になります。就職も国公立大学は有利なことは確かです。
地方になればなるほど国公立大学の学生さんは優遇されやすいと思います。
例えば富山県で就職することを考える場合は富山大学や富山県立大学出身者は有利です。
もちろん他県の国公立大学も地方では就職には有利だと思います。
採用する企業側は「この学生は5教科の壁を乗り越えてきたのだな」と判断されることが多いです。
また私立大学の場合もやっぱり有名大学を卒業予定の大学生は就職には強いと思います。
よく学校の先生なども言われるかと思いますが、「10代の努力で将来が決まってしまう」と言えるのではないでしょうか?
もちろんスポーツや芸術・音楽の世界で活躍された大学生も就職には有利な場合も多くあります。
「勉強なんてしても意味がない」と言って遊び惚けていると将来苦労する羽目になります。
まだまだ日本は学歴社会。
たくさん勉強して、そして大学に合格したあかつきには自由で自分の時間がある大学生活を送ることができます。
理系の学生さんは忙しい大学時代になるかと思いますが、文系の学生さんは自由を満喫できるのではないかと思います。
もちろん学生時代に将来のことを真剣に考えて、「自分はどのような職業に就きたいのか?」徹底的にリサーチすることは大切です。
自分がしたいことは何なのか?自分はどんな職業に就きたいのか?
大学時代に時間をかけて探されてほしいと思います。
僕の場合は小学校の教員になりたくて、高校1年生の終わりごろから教育学部に絞って勉強していました。
運よく2回目のチャレンジで新潟県の小学校の教員になれて、とりあえず夢は叶いました。
実際の現場は想像していた何倍も大変で、あっさりと辞めてしまいましたが・・・そのあとが大変でした。
高校生のころからずっと「小学校の教員になるんだ」と思っていたので、その夢が絶たれたときはドン底を味わいました。
その後軽トラックの運転手をしたり、プロの家庭教師をしたりして、現在に至りました。
今の仕事はやりがいもあり、全部自分で決めることができるので、大変なこともありますが、何とかやってこれています。
学校の先生はすごいなと思います。あれだけの仕事量はちょっと僕にはできません。
僕は勉強自体が好きなので、あれもこれもの教員よりも「勉強を教える」に重きを置いた塾の方が向いていると思うし、好きです。
もしも高校生の間に自分の将来が見えてこない場合は、その先の大学4年間の間に見つければ良いと思います。
将来から逆算して大学を決めるのが普通なのですが、決めらない場合は「文系」か「理系」なのかだけをとりあえず決めて、猛勉強されてください。
大学に入学していろんな考えを持った友達や先輩、バイト先の方々など、いろんな方面から刺激を受けて、自分に向き合ってください。
今はまだ大学生ではないので、目の前の勉強にうんざりしているかもしれませんが、自分に負けず頑張ってください。
武田塾チャンネルは高校生の背中を教えてくれるような番組だと思います。
2025年12月08日 14:15
