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富山第一高校の入試問題過去問2年分解いてみました。

富山第一高校の数学の入試問題を2年分解いてみました。

感想は…年度によってかなりの難度差があります。

平均点も多分年度によっては40点満点で5点近くの差が出ているのではないかと思います。

一番新しい2025年度の数学の問題は比較的易しめな問題が多かったです。

しかし2024年度の問題は一転して難しい問題(解くのに時間がかかる問題)が多いです。

問題を解く順番や飛ばす問題【捨てる問題】をはっきりさせておかないと、1つの難問にハマってしまうような問題構成になっています。

県立高校の入試問題もそうなのですが、必ずしも最初の方の問題が簡単で後へ行けば行くほど難易度が上がる、というわけではありません。

どの大問も、最初の(1)は比較的易しい問題が出題されています。

どの大問も最後の方へ行けば行くほど難しい問題が多く出題されています。

1つの問題につまづきそう、と思って長時間かけて解くのは非効率的であるとともに、全問を解くことを考えると大きな痛手になります。

見切る問題は早めに見切りましょう。

40点満点をねらっている受験生ならともかく、20点前後をねらっている受験生は、易しめの問題から手を付けてください。

他の教科は解いていないのでわかりませんが、同じことが言えます。

ただでさえ入試で緊張しているので、いつも通りの力を出せないことも十分に考えられます。

本番で結果を出すためには、やっぱり「過去問」は解いておく必要があるかと思います。

過去問を数年分解けば、だいたいの試験の傾向がわかってきます。

その傾向に自分をどうあわせるのか? 対策を練っていきましょう。


特に数学が得意な受験生(30点以上コンスタントにとっている受験生)は、すべての問題を片っ端から解きたくなる気持ちはわかるのですが、

ハマりそうな問題は、とりあえず飛ばして、後回しにしましょう。

人によって得手不得手はあるかと思うので、今のうちに対策を練っておきましょう。

そしてできなかった問題で「あと少し勉強すれば解けそうだな」という問題があったら、類似問題を解いて実力をつけていきましょう。

まだ入試まで日はあります。

できれば年内のうちに、富山県立高校の入試問題を1年分でいいので、5教科解いてみてください。

実際の入試問題を肌で感じるところから受験対策は始まります。
2025年12月14日 14:17