富山県の過去問を少しずつ解いていきます
中間テストが終わりました。お疲れ様でした。中3生は実力テストや中教研テストがもうすぐありますね?実力テストも中教研テストも範囲がとても広く(ほぼ1・2年生全範囲と3年の1学期分までが範囲です)どう勉強をしていけけばよいのかわからない生徒さんも多いと思います。
寺子屋学習館では、これらのテスト対策として、入試問題を解いていきます(数学の場合)
よく入試直前に過去問を解く、と言われていますが、僕はその考えには反対です。たとえば来年の2月になって「よし、富山県の高校入試の過去問を解こう!」ということになり、数学の入試問題にチャレンジしてみた。ところが半分以上間違えたりわからなかったりして、ひどい点数になった、とします。それからでは入試まで残された日は数えるほどしかありません。
その「数えるほどしかない日々」で入試問題を解けるようになるには、相当の努力と時間が必要です。人によっては自信をなくしてしまい、受験勉強どころではなくなった、という生徒さんもいるかもしれません。
ところが、まだ心に余裕のある、今のうちだったら、もし入試問題にチャレンジして、できなかったとしても、入試までに残された日は4か月以上もあります。その4か月の間でみっちりと基礎から復習し、入試問題に対応できるような学力をつけることも、十分可能です。また、「これが高校入試か」と難しさを肌で感じることもできます。
肌で感じたあとは「やる気」がみなぎってくると思います。ゴールラインをわかったうえで、今後の受験勉強のプランも立てやすくなります。
もちろん、今学校で習っていることも大切です。入試の範囲でもあるので学校の勉強もしながら入試対策もしていくのは大変かと思いますが、学校の勉強だけでは高校入試対策にはなりません。1・2年生の範囲で約60%くらい入試に出題されるので、1・2年生の勉強も並行して進めていかなければなりません。
まして中学3年生は「初めての受験対策」になる生徒さんが大半です。
寺子屋ではこれらの「学校の授業の勉強」と「入試に受かるための受験勉強」を両立していきます。例えば昨日の中3生の数学の授業は「連立方程式の応用問題」を解きました。
テストが終わったばかりで、まだ学校の勉強があまり進んでいないので、そのチャンスに連立方程式を解きました。
「どうすれば入試問題を解けるようになりますか?」とよく聞かれます。答えは「入試問題を解くこと」これに尽きます。3年生の3学期になって時間がたてば入試問題を解けるようになるということは絶対にありません。
入試問題を解いて練習をたくさんした生徒さんが入試問題を解けるようになります。 3年生はまだまだ間に合います。これからも「学校の勉強」と「受験勉強」を両立して、志望校合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!
2021年10月18日 01:01