個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

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忘却曲線とは?

 テスト期間になると、一夜漬けで勉強して、その結果それなりの点数を取った、という経験をされた方は多いかと思います。

ところがテストが終わって1週間もすると、試験期間中に一夜漬けで覚えたことをすっかり忘れてしまっていた、という経験はありませんか?

これは「忘却曲線」の仕組みを説明することで「なぜ忘れてしまうのか?」理解することができます。

忘却曲線とは、時間の経過とともに記憶の再学習にかかる手間(節約率)がどのように変化するかを示す心理学的な曲線です。

忘却曲線は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが1885年に提唱した概念です。



エビングハウスは、自身を被験者として,無意味な音節(rit, pek, tas など)を記憶し、時間経過ごとの再学習にかかる時間を測定しました。

その結果、学習直後から急速に記憶が薄れ、20分後には節約率が58%、1時間後には44%、1日後には34%、1か月後には21%まで低下することが示されました 。

忘却曲線を理解することで、効率的な復習タイミングを設定できます。学んだ直後から記憶は急速に薄れるため、適切な間隔で復習する「分散学習」を行うと、

記憶の定着率が向上します。


例えば、学習後数時間後、翌日、数日後、1週間後といったタイミングで復習することで、忘却を防ぎやすくなります 。


まとめると,忘却曲線は、人間の記憶が時間とともに薄れる自然な仕組みを示すものであり、再学習の効率を測る節約率の概念と密接に関連しています。

学習や仕事においては、忘却曲線に沿った復習計画を立てることで、効率的に知識を定着させることが可能です。 ※ネット記事引用


 僕は大学4年生のとき、教員採用試験の勉強をしているときに「忘却曲線」という言葉に出合いました。

高校時代、化学の先生がことあるごとに「家に帰ったら8時間以内に今日習ったことを復習すること」とおっしゃっていました。

習ったことをその日のうちに復習すると,頭の中(記憶)に残りやすい、という意味だったのだと思います。


よく寝る前に英単語や古文単語を頭の中に放り込んでから寝ると、記憶が定着しやすい、と言われていますよね?

習ったことを確実に記憶に残すためには、「反復」することがベストのような気がします。
 
反復するタイミングは,翌日、1週間後,1カ月後などに分散すると良いような気がします。


 振り返れば僕は高校時代、英語の単語を覚えるのが苦手で、とりあえず単語カードを作って30語くらい覚えると、そこでいったんOKとし、次の単語の暗記に

取り掛かっていました。覚えた30個の単語を翌日に復習し、忘れているものだけをカードから抜きだし、再び覚え直す、という作業をマメにしていました。

英作文の暗記にしても同じように、長い単語カードに、たとえば、カードの表に「健康を失って初めてそのありがたみがわかる」と書いて,カードの裏には

「It  is   not  until  you  lose  your health   that   you realize  its  vavlue。」 と書いて何回も書いて覚えました。

そうして30枚ほどの英作文カードを作り、2日以内に全部覚え(書けるようにして)、次々に英作文(短文)を覚えていきました。

必ず1週間後に復習して,そのときに忘れていたカードについてはそれらのカードを集めて再び覚え直す、という作業をマメにしていました。


 英語の勉強は、普通は「単語暗記」→「文法」→「長文読解」そして最後に「英作文の勉強をする」のが良い,と言われていますが、僕は英作文の暗記から始めました。

高校2年生の4月に「桐原即戦ゼミ3」を学校で購入し、それから即戦ゼミに出てきている英文を第1章を中心に片っ端からカードにして覚えていきました。

2年生の1学期で英作文カード400枚くらいを一気に覚えました。

単語の暗記よりも英作文(短文)暗記の方が覚えやすく、僕は得意でした。

即戦ゼミのおかげで英語は3年間全国偏差値62~65くらいを行ったり来たりしていました(進研模試や高3の時の全国模試の結果です)

当時は忘却曲線という言葉にはまだ出合っていませんでしたが、繰り返し反復して覚えていく、という作業の大切さは感じていました。

数学に関しても、頭で考えるのではなく「問題文と模範解答をセットで暗記してしまう」という勉強法をしていました。

数学は頭脳の問題というよりも「どれだけの解法パターンを暗記していて、その中から解法を組み合わせて解いていく教科」です。

やみくもに勉強するのではなく、「この問題が出たらこうやって解くのだな」というストックをたくさん持っている人が最後には勝ちます。

和田秀樹先生の「数学は暗記だ」という本を読んで、解法を丸暗記するのではなく、一度自分の頭で理解して、それから解法を暗記する、という勉強方法が

特に高校生には向いていると思います。

 少し長くなりましたが、忘却曲線の意味を理解して、覚えたことを定期的に復習するということが、あらゆる勉強に効果があるのではないかと思います。
2026年07月01日 10:22