富山県立高校入試 平均点ねらい【数学の場合】の具体例
富山県立高校入試の問題をご覧になったことはありますか?今日のブログは、県立高校入試(数学)で平均点をとるには,どう勉強すれば良いかについて書かせていただきます。
県立高校入試の直近4年間の5教科の平均点は100点満点に換算すると、以下のようになります。
2026年:5教科(英語・数学・国語・理科・社会)の平均点は58.9点(200点満点で計算すると約118点)
2025年:5教科の平均点は52.5点(200点満点で計算すると105点)
2024年:5教科の平均点は53.1点(200点満点で計算すると約106点)
2023年:5教科の平均点は57.7点(200点満点で計算すると約115点)
※富山県教育委員会を元にした教育情報サイトや学習塾ブログの集計によるものです。
富山県立高校入試の合否は、入試当日のテストの点数+内申点の合計点数で決まります。
そのため,入試当日の点数だけでは合否の判断はできないものとして、平均点をとるには?どうすればよいのかについて僕の意見を書かせていただきます(100%当てはまるとは言えません)
各教科別の平均点や難易度から判断すると、1番平均点が低い教科は数学です。
年度にもよりますが、平均点が半分以下の場合もあり、難易度も5教科の中で一番高くなっています。
数学で平均点(40点満点で約19点くらい)をとるには?
まずは問1の計算問題(配点10点)で6点~8点取る必要があります。
問1で点数が取れないと、数学の結果は1ケタ、という受験生も多くなります。
問1の対策は平均点ねらいの受験生は時間をかけて対策をしてください。中学1年生~3年生の計算問題や図形問題が出題されます。
ただ、それほど難しい問題は出題されません。基本~標準レベルの問題が出題されます。
勉強量に比例して、点数も上がっていきます。
ただし【1】の最後の作図問題はやや難しいので、作図に自信のない受験生はしっかりと勉強されてください。
またはあきらめるか(捨て問題にするという意味です)判断されてください。
富山県の作図問題は標準~やや難レベルの問題が出題されるので、作図が苦手な受験生にとっては対策に時間がかかります。
数学の【問2】以降は後へ行けば行くほど難易度は基本的に上がっていきます。
そのため「箱ひげ図」「度数分布」「2次関数」「確率」あたりの問題は比較的部分点が取りやすいので、全問正解する必要はありませんが確実に取れる問題はとっておきたいところです。
「1次関数の応用問題」「規則性問題」は、勉強量が多い受験生は7割くらい取れるかと思います。
ただし、1次関数の応用問題は「速さ・距離・ダイアグラム問題」「動点問題」「水の増減問題」「利用料金問題」など、問題のパターンが多いです。
1次関数のグラフに関する問題から勉強し始めてください。
「規則性問題」は全国の公立入試問題で出題されている頻出問題です。なぜか今年度の富山県立高校入試では規則性問題は出題されませんでした。ここ10年の中で初めてのことです。
規則性問題(n番目の個数をnを使って表しなさいなど)はいくつかパターンがあるので、やみくもになって問題を解くのではなく、パターンごと1つずつ勉強されてください。
一見難しいように見えますが、(1)(2)に関しては比較的とりやすい問題が出題されることが多いです。全問解く必要はありません。平均点ねらいの場合は(1)(2)だけで十分です
続いて「図形問題」。入試では2問出されることが多いです。
この図形問題、は難しいです。
特に最後の問題である「円に関する問題」は、平均点ねらいの受験生の場合「捨ててください」解けたとして(1)くらい。あとは無理です。
合同・相似・中点連結定理・円周角と中心角の性質・面積比などなど、中学で習う図形の性質のオンパレードです。
1つでも知識が欠けていると絶対に解けません。数学の実力テストや全県模試、育英模試で30点以上取れている受験生のみ、解いてください。
30点以下の受験生は、時間内にはまず解けないと思います。
問1を見直して確認する方が賢い戦術になります。
ざっと述べてみましたが、数学で40点満点の入試で20点とるには、【1】【2】【3】でどれだけ解けるか?がカギになります。後半へ行けば行くほど難しいですよ。
個別指導型の塾では【問1】対策に時間をかけておられる場合が多いと聞きます。寺子屋でも数学が苦手な生徒さんの場合【問1】対策に最も時間をかけています。
受験生に今すぐしてほしいことは、とりあえず富山県立高校入試の過去問を本屋さんで購入して、数学の過去問の【問1】だけで良いので実際に解いてみてほしいです。
中3生の場合、図形問題に関してはまだ学校で全ては習っていないので、それでも入試問題の半分くらいは解けるはずです(学校で習っています)
一度力試しのつもりで、できる問題のみでいいので,実際に解いてみることをおススメします。
解いてみれば、自分の弱点がはっきりとわかります。その「わからない問題」を解けるように、これから勉強してほしいなと思います。
もうすぐ2学期が始まりますが、間違っても「学校で習っている数学の勉強しかしない」ということはしないでください。
入試問題は1年生~3年生の範囲すべてが出題されます。3年生の勉強だけできても、入試には通りません。
2026年08月23日 05:29
