富山県立高校入試・水に関する問題【数学】
富山県の県立高校入試【数学】の問題をさかのぼって調べていくと、「水に関する問題」がよく出題されています。2012年の大問5,2017年度の大問5,2019年度の大問5,など,数年に1回の割合で出題されています。しかもけっこう難しい問題です。立体図形の体積・三平方の定理などを利用して解く問題です。また、1次関数の応用問題で水の増減問題が2017年度の大問8で出題されています。
また、私立高校(例えば富山国際大学付属高校)でも平成29年度,平成30年度,そして令和2年度に水に関する問題が出題されています。
当塾では、これらの問題を1月~2月にかけてまとめて一気に解いていきます。(現在、解いている生徒さんもいます)。
大学入試でもそうなのですが、志望校の過去問を解くのは早ければ早いほど良いと僕は思います。習っていないときには、解くことはしませんが、学校で習ったのであれば、すぐに解いてみて、肌で入試問題を感じることはとても大切です。高校入試が終わってひと段落ついてから、中2生にもこれらの「水問題」を解いてもらいます。
立体の体積は中1の3学期に習います。三平方の定理を使わない「水問題」であれば2年生でも十分に解けます。
今、全国の中学生は「新研究」を購入されて勉強されていると思いますが、新研究は基礎的な問題と、「入試問題」とに分かれています。中学2年生の秋から冬にかけて新研究を買う学校が多いようです。2年生のうちから入試問題にチャレンジすることは大切なこどです。僕は中2の冬~中3の秋までにかけて「入試問題」はほとんど解いていませんでした。その結果、高校入試に失敗しました。僕と同じ失敗を塾生にはしてほしくないので、とにかく基礎を身につけたらすぐに「入試問題」を難易度の低い問題から解いていきます。
いつまでも基礎にこだわって簡単な問題ばかり解いていても実践力はつきません。早め早めの準備にこだわって今後も授業をしていきたいと思います。
2021年01月22日 23:49