共通テスト対策問題集
最近、共通テスト対策問題集を調べています。科目ごとに参考書や問題集があるのですが、いろいろありすぎて迷ってしまう受験生も多いのではないのか?と思います。僕もいろんな参考書や問題集を本屋さんで実際に手に取って読んでみたり、ネットで調べてみたりしています。
基礎学力がある程度ある生徒さん(模試で全国偏差値50を超えている人)であれば、共通テストの過去問(と言っても1年分しかありませんが)やセンター試験の過去問を解いていくのがベストなのではないかと思います。しかし、全国偏差値が40台の生徒さんの場合は、まずは基礎学力をつけることが先決だと思います。
では、その基礎学力をつけるためにはどの参考書を使えば良いのか?
学校で使っている問題集(数学でいえばチャートやオリジナル・スタンダードなど)を1単元ずつ勉強していく。または、「面白いほどわかるシリーズ」が良いのではないのかと思います。表紙が黄色の参考書で、予備校の先生が書かれている参考書です。説明が語り口調でわかりやすく、問題もちゃんと掲載されているので、理解しながら学力もついていく、優れものです。僕は数学しか実際に解いてみたことはありませんが、志田晶先生や坂田アキラ先生の著書はめちゃくちゃわかりやすく、かなりおススメです。
具体的には「坂田アキラの三角比・平面図形が面白いほどわかる本」「志田晶のベクトルが面白いほどわかる本」など、1冊1,500円程度で売っています。
もちろん、自分で勉強していて、わからない問題にぶつかることも多々あるかと思います。そんな時は学校の先生に質問するか、友達に質問するのが良いと思います。
模試で全国偏差値が50を超えるようになると、河合塾や駿台予備校の出している「黒本」「青本」を解いていくのも、共通テスト対策に良いと思います。
黒本というのは、河合塾が出している「2022共通テスト総合問題集」という、マーク模試を掲載している黒色の問題集です。「青本」というのは「2022共通テスト対策問題集」という、マーク模試を掲載している問題集です。センター試験と共通テストでは、問題傾向が大きく異なる科目もあるので(例えば英語は発音・文法・並べ替え問題は共通テストには出題されていません)センター試験の過去問がベストとは一概には言えませんが、英語の場合は長文読解問題などはそのまま共通テスト対策には使えると思います。
高校1・2年生の生徒さんは学校で習っていることをベースに学習を進めていけば良いと思います。 長々と書いてしまいましたが、共通テスト対策には東進、河合塾、駿台、代ゼミなど、大手予備校が出版している問題集・参考書がおススメです。頑張ってください!
2021年06月27日 03:57