GUILD D-240E アコースティックギター
僕は大学1年生の夏に初めてアコースティックギターを買いました。新潟大学は海のすぐそばにあり、僕が住んでいた下宿から、歩いて2分で五十嵐浜に着くという立地でした。「大学に合格したら、ギターを買って浜田省吾の曲を弾いてみたいなあ」とおぼろげに思っていました。
1年生の7月、夏休みに入り富山へ帰省してきてから、富山駅前にあるヤマハ楽器で(今はありませんが)アコースティックギター(フォークギター)を買いました。
3万円くらいのギターだったと思います。同じ下宿にいた、神奈川県人の友達がアコースティックギターを持っていて、僕の部屋でよくギターの弾き語りをしてくれました。
彼は中島みゆきの大ファンで、自分で曲も作っていて、いろんな歌を弾き語りしていました。すごく上手で初めて聴いた時は鳥肌が立ちました。
夏休み、ギター教本を買って独学で練習していました。当時は今みたいにYou-tubeもネットもなかったので、ギター教本だけが頼りでした。最初に弾いてみて、とにかく音が出ない!指が痛い!「なんじゃこりゃ」とあっけにとられました。夏休みが終わり、新潟に帰ってからも毎日1~2時間くらいギターの練習をしていました。
最初はコードを覚えるのに一苦労しました。たとえば、Cコードというのがあって、左指でギターの弦をいくつか押さえて(ピアノでいうと、ドミソの和音になります)音を出すのですが、ギターの弦を上手に押さえないと、指が痛いだけできれいな音は出てくれません。右手でピックというのを使ってジャガジャガと音を出すのですが、小さくこもったような音しか出ません。でも練習するのがすごく楽しくて、下宿の4畳半の部屋でギターを弾くと、他の部屋の人たちに迷惑になるので、よく一人で五十嵐浜へ行ってギターを弾いていました。
3か月くらい練習して、何とかコードをそれなりに覚え、曲らしい曲を弾けるようになりました。初めて覚えた曲は、浜田省吾の「センチメンタルクリスマス」という曲でした。
アルペジオ演奏といって、ピックを使って大きな音を出す弾き方ではなく、右手の指を使って流れるように弦を押さえて弾く奏法です。
1曲弾けるようになったときはすごくうれしかったのをよく覚えています。大学4年間、よくギターを弾き語りしていました。何回海へ行ったことか…
大学を卒業して就職してからはあまり弾く機会がなく、しばらくの間ギターから離れていたのですが、29歳くらいから再びギターを弾くようになりました。ところが、33歳のときにギターを売ってしまい、それ以降はギターなしの生活になってしまいました。…あれから十数年。今再びギターを弾くことに決めました。
当時と異なり、今はYou-tubeでギターの弾き語りの動画がたくさんあるので、最近はYou-tubeでいろんなアーテイストのカバー(一般人が弾き語りをしている動画)を見ています。
昨日と今日、楽器店に行ってアコースティックギターを見ていたら、お気に入りのギターを発掘したので、「よし、買おう!」ということになり(GUILDというメーカーのD-240Eというギターです)、とりあえず店頭価格とネット価格を調べてみたところ、ネットの方が2万円くらいも安かったので、ネットで購入しました。
今はまだ仕事的に時間的余裕があるので、ギターの練習をしたり好きな曲(スピッツのチェリーが一番好きです)を弾いたりしてみようかなと思っています。
3日後くらいに届くので、楽しみです。
PS:昨日のプロ野球で、ロッテの佐々木朗希投手(20歳)がオリックス戦でなんと完全試合を達成しました。(一人のランナーも出さず1本もヒットを打たれなかった試合をしました)
28年ぶりの快挙だそうです。プロ野球新記録となる、13人連続三振もとりました。佐々木投手の地元、岩手県陸前高田市では、今月8日から「応援する会」を市民が立ち上げ会員を募集しているとのことです。また、佐々木投手愛用の調味料「酢の素」が注文殺到しているそうです。まだ20歳。今後がとても楽しみです。
2022年04月11日 22:16