個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

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体育大会→進研模試

先ほどおいっ子を高校まで送り届けてきました。今日は体育大会の高校が多いみたいですね?(新湊高校は今日、小杉高校は昨日だったのかな)
今日は良い天気に恵まれて、運動日和の日になりましたね?
思いっきり運動してきてほしいと願います。
さて、6月が終わると7月に入ります。7月は多くの高校1年生にとって初めての外部模試(進研模試)があるかと思います。僕も高校1年生の7月に初めて進研模試を受けました。

 初めての進研模試を受けたときは衝撃を受けました。「難しい…(特に英語・数学)」
英語は中学生のときは数学と並んで1番の得意教科でした。ところが、進研模試を受けるとあまりにもの知らない単語の多さにびっくりしました。中学生のときみたいに、習っていない単語には注釈がついていることもなく、これでもか!というほど知らない単語のオンパレード!学校の中間テストは何だったのか?というくらいにショックを受けました。

 高校に入学して3か月。7月に入って少し学校生活にも慣れてきて油断していたのもつかの間、「これは英単語を覚えていかないとマズイぞ…」と実感しました。
それからというもの僕は英単語を覚えることを目標に英和辞典に掲載してある三ツ星の単語(高校生に必要な重要単語)をアルファベットのaから順番に覚えていきました。
 僕の記憶によると、aから始まる単語だけで70個くらいあったと思います。ひたすら単語カードに書き写していって、書きなぐって覚えていきました。
 日本語を見て英単語に直す→英単語を見て日本語に直す練習をひたすら繰り返して覚えていきました。

 初めての進研模試が返ってきて驚きました。英語の点数が100点満点で60点くらいだったと思います。「うわ~悪いな」と思いながら成績表を見ると全国偏差値が60くらいありました。「えっこの点数で偏差値60?」高校の模試は平均点が50点くらいしかなく、それだけ難しいのだなと思いました。数学も65点くらいで全国偏差値が60を超えていました。
 以後3年間、僕は英語と数学の模試の全国偏差値(校内偏差値ではありません)はだいたい60くらい。英語は3年になると成績が上がって65くらい。

 英語は2年生の1学期中に、桐原書店の(今でも受験生には定番になっていますが)桐原書店の即戦ゼミ3の第1章を全部問題文を長めの単語カードに書いて、英作文で書けるように書きなぐって覚えました。高校英語は「単語と文法・長文読解・英作文(国立2次試験)」で決まります。1年生のうちは英単語と学校で習う文法を徹底的にマスターしてほしいと思います。1年生で英文法がすべて終わる高校が大半だと思うので、くらいついていってほしいと思います。

 2年生も単語と文法をしっかりと勉強してほしいです。特に国立大学の文系を志望されている生徒さんは、英語は2次で必須の大学が大半だと思うので、英作文にも力を入れていってほしいと思います。英作文対策は前出の「桐原即戦ゼミ3」の第1章と、「英語の構文150(美誠社)」の例文をカードにして英作文できるまで繰り返し書いて覚える、長文読解対策としてはいろいろな問題集があるので、自分にあった問題集を進めていってほしいと思います。(学校で使っている長文読解問題集で良いと思います)わからない単語が出てきたら、動詞と名詞に関しては覚えていくこと。ターゲット1900の最初の800語だけで良いので頑張って覚えていってほしいと思います。

 数学に関してはいつも言っていますが、坂田アキラ先生の黄色の参考書(~が面白いほどわかるシリーズ)および志田晶先生の黄色参考書がおススメです。学校によっては黄色チャートを使っている学校も多いかと思います。もちろんチャートも受験生には定番中の定番です。解説も丁寧です(面白味には欠けますが…)青色のチャートを使っている超進学校の生徒さんは青チャートを理系の生徒さんはコツコツ解いて問題文と答え方をセットにして暗記していってほしいと思います。

国語に関しては僕は偉そうなことは何も言えません。自慢ではありませんが、進研模試で全国偏差値50(平均点)を超えたことは1度もありませんでした。超苦手教科!勉強もほとんどしませんでした。古文の助動詞すらもほとんどマスターしないままセンター試験を受けました。捨て教科でした。僕の母校新潟大学の教育学部数学科は、センター試験750点、2次試験600点、合計1350点中、国語の配点はわずか150点のみ(配点比率にして11.1%) 完璧に捨て教科でした。記念受験みたいなもの。英語と数学で900点の配点だったため、英語と数学と日本史を徹底的に勉強しました。

 大学受験は高校受験みたいに、模試(実力テスト)で何点あるからこの高校にしよう、というのではなく、志望大学によって共通テスト・2次試験の選択教科・配点が全く異なるので、とにかく早めに志望校を決めてほしいと思います。大学によってどの教科に重点を置いて勉強するのかが全く異なってくるので国公立大学にするのか私立大学にするのか?
文系だったら英語・または国語またはその両方、理系だったら数学と理科(物理なのか化学なのか両方なのか)を重点的に勉強する必要があるかと思います。
赤本で過去問を解いてみて、自分なりに難易度を肌で感じてください。そして合格最低点まであと何点くらい必要なのか?プランを立てて受験まで対策を練ってほしいと思います。
 同じ大学・偏差値の似たような大学を受ける友達と競うのも良いかと思います。

 高校3年生に関しては、僕が言うまでもなく今頃は志望校を決めて目標に向かって全力で勉強し始めていることかと思います。頑張ってください!
少し長めになりましたが、今回は高校1・2年生にむけてのエールブログになりました。

 
2022年06月09日 08:08