「高校の勉強のトリセツ」
昨日本屋さんで高校英語の参考書をずっと一通り見渡していたら、「高校の勉強のトリセツ」という本を見つけ、5分ほど立ち読みしていたら面白そうな本だったので買いました。マンガを取り入れた高校1年生(2年生)用の大学受験の入門書・教科ごとの勉強の仕方などが丁寧に書いてありました。「シリーズ累計20万部」と帯に書いてあったのも気になりました。 4時間くらいかけて全部読みました。Gakkenから出ている1320円の本です。
英語の勉強法のぺージには「英語の肝は単語にある:英語の学習は「英単語」「英文法」「精読(英文解釈)」「長文」「リスニング」「英作文」からなります。このうち「英作文」を本格的に対策するのは3年生になってからでOKですが、それ以外については1・2年生から始めましょう。中でも重要なのが「英単語」です。単語を覚えていなければ、精読も長文読解も英作文もリスニングもできません。(中略)覚えるのに時間がかかるので、1年生から単語の暗記は習慣化しましょう。P82引用」
次ページにおススメ英単語集が書いてありました。「英単語ターゲット1900(旺文社)」「ランク順入試英単語2300(学研)」「システム英単語(駿台文庫)」「DUO3.0(アイシービー)」「速読英単語 必修編(Z会)」 高校によっては「DUO3.0」を使っているところもあります(氷見高校などは数年前使っていました。現在はわかりませんが…)
僕が昔所属していた、富山県家庭教師協会の先生方の中にも、「英単語ターゲット1900」や「システム英単語」「速読英単語」を使っている方がいらっしゃいました。
それぞれ好みや、取り組みやすさがあります。英単語だけを要領よく覚えていきたいのなら「ターゲット1900」「システム英単語」が良いし、文章の中に出てくる単語を効率よく複数一気に覚えていきたいのであれば「速読英単語」「DUO3.0」がおススメかと思います。実際に自分で手に取ってみて決めるのが良いかと思います。
英文法に関しては、「高校1・2年生のうちはまず、補助輪参考書である「大岩のいちばんはじめの英文法「超基礎文法編(東進ブックス)」をざっと読みましょうp84引用」と書いてありました。大岩先生の参考書は僕も持っていて、確かに基礎的なことが詳しくわかりやすく書いてあります。英語が苦手な高校生向きかなと思います。
「精読(英文解釈)ができないと長文は読めない:英文法をひととおり終えたら精読を始めましょう。(中略)精読というのは英文の構造や意味をしっかり読み解くことです。中くらいの長さの英文(3~5行程度)をどこがSでどこが0にあたるのかと、じっくり分析的に読むことで精読の力がつきます。(中略)この精読に関しては、授業では扱わない学校もありますが、長文を読むための基礎力として精読の力は絶対に必要ですから、高校2年のはじめぐらいから、練習をするようにしてください。p86引用」
精読のおススメ参考書には、「英文読解入門 基本はここだ(代々木ライブラリー)」「ポレポレ英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)」「入門英文解釈の技術70(桐原書店)」「基礎英文解釈の技術100(桐原書店)」が書いてありました。
今の共通テストは「リスニング問題」と「リーディング問題」があります。リーディング問題はとにかく英文が多くあり、短時間で大量の英文を読み切る力が求められます。
必ずしも塾や予備校に通う必要はなく(僕も高校時代は塾へは通っていませんでした)良い参考書・問題集に出合うことで学力は伸びていきます。
機会あるごとに本屋さんに出向いて、または友達や先輩からおススメの参考書や問題集はないか?聞いたりして独学していくのも良い勉強方法だと思います。今はネット時代なのでネットで検索すれば合格体験記や参考書のレビューなどもたくさん書いてあるので、ネットで調べるのも良いと思います。
文系・理系問わず英語は必ず受験に必要な教科なので、英語力をつけていってほしいと思います。
2022年06月10日 07:33