一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい ~ヤクルトスワローズ高津臣吾監督の本~
今年のプロ野球・セリーグは昨年度日本一になったヤクルトスワローズが早くもマジックが点灯し、ぶっちぎりで首位を走っています。2位のジャイアンツとは13ゲームくらい差が開いていて、今年もリーグ優勝間違いなしだと思います。ヤクルトの高津臣吾監督は2020年度からヤクルトの1軍監督になられています。2020年度はヤクルトはなんと最下位。監督就任1年目の成績はさんたんたるものでした。
僕は去年ヤクルトが日本一になったときに「高津監督の本を買おう!」と決めていました。ところが買おう買おうと思いながら買えずに、昨日、ようやく高津監督の本を買いました。まだ85ページまでしか読んでいませんが、惹きこまれる内容です。
「どうして最下位だったチームがいきなり優勝したのか?必ず理由があるはず」と思いながら本を読んでいます。僕は小学生のころから巨人ファンです。テレビで巨人戦しか入らなかったのと、あとは父が巨人ファンだったこともありずっと巨人を応援しています。でも最近は巨人も応援はしていますが、活躍している選手や、監督の本を読むのが好きです。活躍するからには必ず理由があるはずです。その理由を知るのが面白いです。
高津監督はかなり優しい監督です。もちろんプロの世界なので厳しい采配をすることもありますが、他の監督と比べても基本的には選手には優しい監督だと思います。
高津監督は本の中で「僕には選手たちに伝えたい思いがあった。僕が教えを受けた野村克也監督の言葉である。野村監督は、1993年の西武ライオンズとの日本シリーズが最終戦にもつれ込んだとき、われわれは最善の準備はしたけれども、最後は相手もあることだし、勝負はときの運だから…と話してくれた。全力で準備して、全力を尽くしてグラウンドで戦えればそれで十分なんだ、と。 現役時代、僕はその言葉に本当に救われた。勝敗は左右できないけれど、一生懸命やることに間違いはない。その言葉が思い出され、僕は選手たちに当時の自分と同じような気持ちになって欲しかった。だから「絶対大丈夫」という言葉は、野村監督の「人事を尽くして天命を待つ」という思いも含めて伝えたつもりだ」と言っておられます。 なるほど、と思いました。
残りのページを読むのが楽しみです。
高津監督の著書「二軍監督の仕事 育てるためなら負けてもいい」もアマゾンで注文したので、読みたいと思います。
高校野球・プロ野球、はたまた大谷翔平選手のいるメジャーリーグなど。野球面白いですね。時間ある限り本を読んだりネット記事を見たりして「生き方」を学んでいきたいと思っています。
2022年07月06日 15:58