第2志望校はありません。
さきほど塾から帰ってきました。今日は中3生の授業でした。数学の授業をしていて、一通り説明をして授業も終わりに近づいたころ、僕は生徒さんに質問しました。
「7月、夏休み頑張ろう! 一応聞くけど、もしも第1志望の高校に点数届かなかったら、第2位志望の高校はどうするが?」
すると生徒さんは「第2志望校はありません。」と言いました。
「何があっても〇〇高校に行きたいってことけ?」と僕が改めて聞くと「はい!」と生徒さんは答えました。
決意に満ちた顔でした。すごいな、と思いました。 「これは俺も負けてはいられないな」と思いました。
……僕自身の中学3年生の今ごろを振り返ると、恥ずかしながら志望校はまだ決まっていませんでした。おぼろげに行きたい高校はありましたが、何があっても行きたい高校はありませんでした。
いつも不安をかかえていて、そのくせ、勉強はあまりしていませんでした。12月になってようやくエンジンがかかった次第です。
寺子屋に来てくれている中3生は、どの生徒さんもやる気があり、気迫があります。わからない所があればガンガン質問してくるし、納得がいくまで次には進みません。教えていて「すごいなあ」と圧倒されることが何度もあります。
夏休みを前にすでにエンジンがかかっている状態です。生徒さんの気迫に負けないよう、僕も準備をしっかりしてプランを立てて授業に臨んでいます。
もうすぐ夏休み。3年生に限らず1・2年生も勢いがあります。何とかして成績を上げたい!と強く思っています。僕も夏休み、死に物狂いで頑張ります。
2022年07月17日 22:17