個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

ホームブログ ≫ 電流回路を勉強しています ≫

電流回路を勉強しています

富山県の高校入試には(理科の場合)電流回路の問題がよく出題されています。
今、中3生は「遺伝」を学習している生徒さんと「電流回路」を学習している生徒さんがいます。
電流回路を習っている生徒さんは、まず「ウインパス(塾教材)」の「電流回路」のページを学習します。オームの法則を使って直列回路や並列回路の「電流を求める問題」「電圧を求める問題」「抵抗を求める問題」の解き方について説明したあと、問題を解いていきます。
 それらをクリアーしたあとは、実際の入試問題を解いていきます。今は「2012年奈良県」「2017年富山県」「2018年山口県」の過去問を解いています。「入試問題」を解けるようになるには、「入試問題」を解くのが一番効果的な学習方法になります(かといっていきなり入試問題を解いても解けないことが多いので、まずは塾教材で基本を押さえます)

 富山県は「電流回路」の問題がよく出題されています。「標準」~「やや難」レベルの問題が多く出題されています。
3年生の場合、夏休み~10月くらいまでに「物理」「化学」のやや難しい問題をクリアーしていくことを目標にしています。「生物」の問題は実験問題・知識問題(暗記問題)が多いので、急いで対策をする必要はありません。心に余裕のある今のうちにつまづきやすい「物理」「化学」問題を解いています(生徒さんによっては自信をつけるために、あえて生物分野の勉強からすることもあります)

 頑張り表(単元別に問題集のページと入試問題の過去問のリスト)を作って、1つずつリストに書いてある問題を解いていきます。

電流回路の問題に入る前に、「酸化グラフ問題」を解いている生徒さんもいます。化学分野の問題で、2年生1学期に習う単元です。この「酸化グラフ問題」も苦手としている生徒さんが多く、銅+酸素→酸化銅 の化学反応式から覚えてもらい、銅を加熱したときの銅:酸素の割合を求める問題や、「酸化しきれていない銅の質量を求める問題」などの解き方を説明しながら問題を解いていく、というパターンで勉強を進めています。

 暗記系の問題は12月に入ってから勉強しても間に合うので、今は計算問題を中心に学習しています。「電流回路」が終わったあとは「分解・還元グラフ問題」を解いていきます。
とにかく、夏休みのうちに、理科に関しては難易度がやや高めの「物理」「化学」分野の勉強と、8月後半にある全県模試の範囲の学習(この場合は生物・地学の分野の勉強も)していきます。

高校入試の理科の問題は、富山県の場合、平均点が低く、数学と同じくらい難易度の高い問題が出題されることが多いです。他の教科もそうなのですが、基本をしっかり押さえていないと入試問題は解けません。
「基本問題」ばかり勉強してもダメ、「応用問題」ばかり勉強してもつまづいて自信を無くすだけ、「基本・応用問題」をセットにして勉強を進めていくのがベストです。
 1回80分授業の中でどこまで説明を理解できるか?わからない問題をできるようになるか? この2点に注意して受験勉強を進めているところです。
2022年08月05日 08:41