歴史の単語カードを作りました
中3生用の中教研対策に歴史の単語カードを作りました。645年大化の改新~1600年関ケ原の戦いまで、どうしてもこれだけは覚えてほしい、という出来事について25枚カードを作りました。歴史の入試問題を解いていると、よく出てくる出来事はだいたい決まっています。「次の出来事を古い順から並べかえなさい」という問題で出てくる出来事についてカードを作りました。
先日のブログでも書きましたが、僕は中1のときに中教研で社会のテスト(11月実施)で31点をとってしまいました。学校の授業がわからず(集中できていませんでした)勉強も嫌いで、社会はほとんど勉強していませんでした。
ところが3年生になって、実力テスト勉強をしていると、いつも社会は「1・2年生の全範囲」だったため、繰り返し歴史を勉強しているうちに得意教科になっていました。
「繰り返し」は大切なのだなと実感しました。 中学社会を4つに分類すると、「歴史」「日本地理」「世界地理」「公民」となります。歴史は4つの中で一番難しくとっつきにくい分野だと思います。
歴史をさらに分類すると「古代~江戸時代前まで」と「江戸時代~現代」までに分けることができます。高校入試問題は歴史は2問出る県が多いのですが、たいていは「古代~江戸時代前」までと「江戸時代~現代」の2つの分野に分かれて出題されています。歴史は「古代~江戸時代前まで」の方が覚えることが少なく、得点が取りやすくなっています。
江戸時代前までをまずは仕上げて、その次に「江戸時代~現代まで」を仕上げていく、という順番に勉強していくのが良い勉強方法だと思います。「江戸時代~現代まで」の勉強では「日清戦争・日露戦争あたり」と「2つの世界大戦」の問題がよく入試に出ています。このあたりは出来事も多く、内容も難しいので、基本を押さえた後は問題を解きまくるのがベストです。
高校入試は5教科のテストなので、「どの教科をどれくらい勉強すればよいのか」判断するのは難しいと思います。当塾では、生徒さん一人ひとりによって勉強することが異なります。生徒さんごとに、得意分野と不得意分野を見極めて、高校入試を突破できるよう、対策を立てています。特に中3生は志望校により「どうしてもこれでけはマスターしてほしい問題」と「この問題は最悪の場合、捨てても大丈夫」という問題に分けて(特に数学)ふだんから勉強しています。
歴史は年表を覚えて、塾教材で基礎を押さえた後は入試問題を解いていきます。 地理・公民も同じように勉強していきます。
今回作った歴史の単語カードを覚えて、まずは「古代~江戸時代前まで」を得意分野にしてほしいと思っています。
2022年10月31日 01:29