全県模試→実力テスト
大門中学校の3年生は今週末から来週にかけてテストが続きます。週末は全県模試(受けられない生徒さんもいますが)、週明けは実力テスト。お疲れ様です。期末テストが終わったばかりなのにまたテスト。頭が休まるひまがありませんね?
県立高校入試まで、この先もテストがたくさんあります。私立高校入試まではあと約2か月強しかありません。焦ってきている中3生もたくさんいらっしゃると思います。
コロナやインフルエンザなどにかからぬよう、体調管理に注意して勉強頑張ってください。
僕の中学時代について少しお話します。
僕は中3のとき、12月に入ってからようやくエンジンがかかりました。(ちょうど今頃です)平日は毎日5時間、日曜日は8時間勉強しました。ただ、スタートが遅すぎたせいもあり、県立高校入試本番まで勉強が間に合わず、富山東高校を受験しましたが不合格。悔し涙を流しました。
僕が高校受験で失敗した最大の理由は、「入試レベルの問題をほとんど解かなかった」ためです。簡単な問題ばかり解いて自己満足に浸っていました。数学・理科・社会に関しては学校のワークレベルの問題しか解いていませんでした。
唯一「数学の問題」という名の問題集(大門中でも使われています)のみ、入試問題がたくさん扱われている問題集でした。
簡単な問題集ばかり解いていたため「少しひねった高校入試レベルの問題」にぶち当たると歯が立たずに途方に暮れていました。 特に1・2年のときの理科・社会の勉強がわからなくて、それが原因で受験に失敗しました。
新研究レベルの問題(入試の過去問)をたくさん解いていれば違う結果になっていたかもしれません。
「新研究は3回解きましょう」と当時の学校の先生は言っておられましたが、僕は今はそれは違うかなと思っています。
同じ問題を3回解くよりも、似たようなレベルの異なる問題をたくさん解いた方が学力はつきます。一番力がつくのは、「過去問を解きまくる」ことです。
富山県の過去問ばかりを集めた問題集は書店に売っています。ただ、富山県の過去問を解くのは「富山県の入試問題を肌で感じるため」です。同じ問題は出ません。なので、富山県の過去問を解くよりは、他県の過去問をたくさん解くのがベストな勉強方法だと思います。
これから問題集を買う予定の中3生の方には「入試問題がたくさん掲載されている問題集」を買われることをおススメします。いつまでも基本問題ばかり解いていても実力はつきません。
確かに基礎・基本は大切ですが、入試本番では基本レベルの問題はあまり出題されません。
受験される高校にもよりますが、標準レベルの問題をたくさん解いていくのが良いと僕は思います。極端に難しいい問題は解く必要はありません。難しい問題は他の受験生にとっても難しく、差はつきません。
標準レベルの問題をどれだけ解けるか?で差がつきます。
まだ時間はあります。冬休みに向けますます勉強に励まれてください。陰ながら応援しています。
2022年11月30日 02:19