高校3年生:マーク模試は自己採点してみましょう。
高校3年生は今週末・来週末あたりにマーク模試を受ける生徒さんが多いかと思います。マーク模試は記述式のテストとは異なり、選択肢の中から答えを選んで、選んだ数字をマークする、という解答方式になります(数学は答えをそのままマークすることが多いですが)
3年生および浪人生が来年の1月に受験される「共通テスト」はマーク模試ですが、答案用紙は生徒さんのもとには返ってきません。これがふだん受けている模試と異なるところです。
ではどうやて自分の点数を知るのか?それは「自己採点」によってのみ、知ることができます。(国公立大学の入試が終わったあとに点数を知ることができます)
つまり「自己採点した点数」で志望大学の判定が出る、ということです。
意外に知らない高校3年生の生徒さんがいると思うので一応今回のブログに書かせていただきました。
そこで、今週末または来週末あたりに受けられる「マーク模試」で実際に自己採点してほしい、ということです。
問題用紙に自分のマークした答えを書いていってください。そして、模試が全部終わったら、解答を見ながら自分で採点してみてください。
その時点で合計点数が何点になるのか? 計算して出してみてください。たとえば9教科を受けて合計点数が550点としましょう。
数週間後に実際の模試の結果が届きますよね?そのときに自己採点した550点と、実際に受けたマーク模試の合計点数が何点だったのか? 自己採点した点数(550点)と実際に返って
きた点数とのあいだに何点の差があるのか? 理想としては自己採点の点数(550点)と実際の点数の誤差が5点以内であることが望ましいと思います。
僕は高校3年生のとき、マーク模試を受けるたびに自己採点してみて、その点数と実際に返ってきた答案の点数との差はだいたいいつも5点以内でした。
繰り返しますが、共通テストのときはあなたの本当の点数は受験が終わるまでわかりません。つまり「自己採点した点数」で判定が出るわけです。恐ろしいことです。
今のうちから「自己採点」して、自分の正確な点数を把握する練習をしておいてください。
以上、長々と書き連ねましたが、これらのことは高校の先生から嫌というほど言われると思います。
正確な自己採点ができるよう、祈っております。誤差が少ないよう、問題用紙に自分がマークした番号(記号)を書き込んでいってください。
2023年06月06日 22:53