孤独になれば、道は拓ける 千田拓哉
最近、全く本を読んでいませんでした。ひたすらYou-tubeで大学受験に関する動画を観て勉強していました。僕はめちゃくちゃ本を読む人間ではないのですが、好きな作家が数名いて、そのうちの一人に千田拓哉(せんだたくや)という方がいます。
年齢も僕と近いため、親近感を持って読んでいます。かなり厳しいことを書かれている本が多いのですが、自分への戒めとして、また元気をもらうために好んで読んでいます。
昨日から久しぶりに千田拓哉さんの「孤独になれば、道は拓ける」という本を読み返しています。僕はふだんは一人でいる時間が多いため「孤独」なので、ちょうどこの本は僕にはしっくりきて、「なるどほなぁ」と思いながら読んでいます。
とにもかくにも1日に30分は「一人であれこれ考える時間が必要」なのかなと、この本を読みながら思っています。
結婚していて家族がいる方には「一人の時間」を確保することはかなり困難なのですが、僕は独身なので「余るほどの自分の時間」があります。
これはチャンスだなと思って、いろんな本を読んだり考え事をしたりしています。特に朝の「ウオーキングタイム」は音楽を聴きながら歩いているのですが、そのときに塾に関することをあれこれ考えています。どうすれば1点でも生徒さんの点数が上がるのか? 教え方に問題はないか?など考えたり反省したりの繰り返しです。
20代とか30代のころは「俺はこのままでいいのだろうか?」と考えて落ち込むことが多かったのですが、最近は「あれはあれで必要な時間だったのかな」と思っています。
20代・30代のころの僕は家庭教師を本業にしていて「ずっと家庭教師を本業にしていくのかな。これでいいのかなぁ」と悩みながら生きていました。ただ、家庭教師時代に生徒さんと
マンツーマンで向き合って、教え方についてめちゃくちゃ鍛えられました。いろんな生徒さんを見てきました。その点に関しては感謝しています。
今は、自分の人生に満足しているわけではないのですが、「家庭教師時代の自分」よりは「今の自分」の方が好きです。毎日が楽しく充実しています。
日々「試行錯誤」しながら最良の教え方を追求しています。 ただ、毎日を前向きにとらえているというわけではありません。
思い行き詰ったときは、友達に頼っています。電話をしたりラインをしたり食事につきあってもらったりして助けてもらっています。友達は大切だよなぁといつも思っています。
いくら孤独に生きるといっても人は一人では生きてはいけません。時には人に頼ることも必要なのでは?と思っています。
もうすぐ夏休みが始まります。勝負の夏、孤独に鞭打って頑張ろうと思っています。
2023年07月08日 06:44