今日の中3生の授業は理科【火成岩・たい積岩・火山】をします。
夏休みも近いということで、少し塾の授業に余裕が出てきたので、今日の中3生の授業は学校で習っているところを難れて「受験勉強」をします。1年生で習った「火成岩・堆積岩・火山」の復習をしたあと、入試問題を解いていきます。
火成岩には「火山岩」と「深成岩」があります。火山岩には「リュウモン岩・アンザン岩・ゲンブ岩」があり深成岩には「カコウ岩・センリョク岩・ハンレイ岩」があります。
この6種類の暗記方法を伝えます。なぜか高校入試の場合、火山岩といえば「アンザン岩」ばかりが出題され、深成岩といえば「カコウ岩」ばかりが出題されますが、6種類とも頑張って覚えてほしいと思っています。色によって種類が異なってくるためです。便利で忘れにくい「語呂合わせ暗記方法」があります。
あとは火成岩のでき方、深成岩のでき方、等粒状組織とはん状組織の区別など、覚えることがやや多い単元になります。
たい積岩の場合は「石灰岩」と「チャート」の区別の仕方は?という問題が多く出題されます。2つとも似ているのですが、塩酸をかけたときの反応が異なるため、その違いで覚えると良いと思います。
火山の問題では「マグマのねばりけの強さ」によって火山の形が異なってきます。そして「具体例」もぜひ覚えてほしいと思っています(記号から選びなさい、という出題のされ方をします)
たとえば、マグマのねばりけが強い火山の具体例として「昭和新山」「雲仙普賢岳」、マグマのねばりけが中間の性質の具体例として「富士山」「桜島」「浅間山」などがあります。
これらの火山の具体例を単語カードに書いて覚えるのが良いと思います。(紙に書いてトイレに貼って覚える,というのも良いと思います)
入試問題は「ひっかけ問題」が多く、受験生を惑わす問題が多く出題されます。特に理科や社会などの「暗記科目」の場合、どこまでしっかり覚えているか?を試すためにひっかけ問題が多く出題されます。
理科の暗記分野の場合は、「覚えてしまえばその時点から得点アップに直結する」ため、覚えた者勝ちです。
今日は「1年生地学分野」の火山・火成岩の勉強をします。
3年生だから3年生の勉強だけをすればよい、というわけにはいきません。
入試問題は「1年生の学習内容が30%」「2年生の学習内容が30%」「3年生の学習内容が40%」くらいの割合で出題されます。
1・2年生の学習内容で60%もの入試問題が作成されます。今から1・2年生の学習内容つまり「受験勉強」をしていきましょう。
2023年07月21日 12:04