個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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中3生 世界地理の勉強の始め方【入試対策編】

中3生は、学校の勉強と並行して、入試用の勉強もしていますよね?

寺子屋では、社会について入試対策をするときは、「世界地理」「日本地理」「開国までの歴史」「開国後の歴史」「公民その1」「公民その2」に分けて、入試対策をしていきます。

生徒さんによって得意不得意は分かれるのですが、(歴史が苦手という生徒さんが多いようです)世界地理からまずは入試対策をしていこうと考えています。


世界地理に限定して全国の公立高校の入試問題を見ていくと、「世界の気候・降水量」に関する問題が非常に多く出題されています。

 温帯・乾燥帯・熱帯あたりがよく出るのですが、「夏乾燥して冬に雨が降る地中海性気候」が最もよく出題されています。夏の乾燥に強いぶどうやオリーブを生産している地中海沿岸地域の気候は地中海性気候です。

 降水量や気温に注目して問題を解いていくのですが、各気候の特徴を押させておかないと解けません。

寺子屋では、入試問題の「世界の気候問題」に限定して問題を抜粋してプリントを作っています。

そのプリントを5~8枚ほど解くのですが、解き終わるころには、ほぼ「世界の気候問題」はマスターされています。


世界の気候が終わったあとは「日本の気候問題」に取り組みます。日本の気候問題も世界の気候問題と同様にして解いていきます。


入試対策をするときは、ただやみくもに問題を解いていくのではなく、「的を得た要領のよさ」が必要になってきます。

「この問題とこの問題はセットで覚える」とか「まずはヨーロッパの地理だけをマスターする」など、ポイントを絞って勉強していくと学習効果が上がります。

富山県の場合、高校入試の社会の問題の平均点は100点満点中65点くらいになります。

英語・数学・理科に比べると10点以上高くなっています。

社会で得点を稼ぐ必要がある、ということです。

社会は英語・数学・理科に比べて、暗記さえポイントを絞ってすれば、それなりの得点を取ることができます。難しいのは「歴史」のみです。

12月末までに「世界地理」「日本地理」「公民その1」を終わらせておくと、1月からの勉強がスムーズになります。今が頑張りどころです。

社会だけ勉強するわけにもいかず、他の教科も勉強していかなければなりません。

寺子屋では各教科ごとにプリントが用意してあります。勉強時間・得意分野不得意分野にもよりますが、学校の勉強:入試対策のための勉強=6:4くらいの割合で勉強を進めていってほしいと思います。

勉強の仕方がわからない、どの教科のどの単元をいつまでに勉強すればよいのかわからない、という生徒さんがいらっしゃいましたら、至急寺子屋学習館までお越しください。

特に中学3年生は入試まで残り5カ月を切りました。焦ってばかりいても何も解決はしません。

不安をかかえながらも一生懸命に勉強する生徒さんを応援します。
2023年10月17日 15:26