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共通テストを受けられる受験生へ 「黒本」「青本」を解きましょう。

もうすぐ共通テストですね? 受験生の中には、まだ授業が全部終わっていなくて(特に社会)学校の勉強に追われている方もいらっしゃるかと思います。

学校の勉強をマスターしたい、その気持ちは痛いほどわかります。しかし、共通テストまであと約2カ月となった今、受験生が勉強することは「共通テスト対策」になります。

国公立大学志望の受験生は2次試験の勉強もあるかと思いますが、そろそろ共通テスト対策に重きをおいて勉強してほしいと思います。

 では、共通テスト対策として、何を勉強すればよいのでしょうか?それは「共通テストの過去問」「センター試験の過去問」を解くこと。あとは河合塾(河合出版)から出ている

「2023共通テスト総合問題集 数学Ⅰ・A」」というタイトルの各教科ごとのマーク模試(通称黒本)や、駿台文庫から出ている「2023大学入学共通テスト実践問題種政治・経済」などの教科ごとのマーク式問題集(通称青本)」を買ってきて、予想問題をガンガン解いていってください。

黒本は黒色の本だから黒本、青本は青色の本だから青本ということです。

共通テストの過去問は量が少なすぎます。センター試験の過去問は教科にもよりますが、数学Ⅰ・Aなどは共通テストと傾向がかなり異なるので、あまりお勧めできません。

黒本や青本を解いてみてください。英語に関してもセンター試験と共通テストとでは、内容がかなり異なります。共通テストは文法単独問題は出題されていません。ひたすら中文・長文読解問題が出題されています。

そのため、センター試験の過去問というよりは、やっぱり共通テストに形式がそっくりな「黒本」「青本」を解いた方がコスパは良いと思います。

黒本や青本を解いてみて、自分がよく間違える所はだいたい決まっています。その間違っている所を集中的に強化するためにも、まずは黒本と青本を解いてみてください。

文系の受験生には数学はかなり難しく感じられるかもしれません。日常の体験に即して・・という問題に関しては、似たような問題が少なすぎるため「お手上げ状態」になるかもしれません。そのときは思い切ってその分野の問題は捨てて、他の単元や、他の教科でカバーしてください。

 センター試験と比べて共通テストの数学の問題は「努力が報われにくい問題」になっています。センター試験が得意だった僕が共通テストを解いてみると「なんだこりゃ」の世界でした。傾向があまりにも変わりすぎたのと、突飛もない問題が出るので、はっきりいって対策が立てにくくなっています。

なんでこんな問題になってしまったのか?いささか疑問ですが、特に数学Ⅰ・Aに関しては、センター試験のおもかげのかけらもないので、センター試験の過去問演習はあまり即効性はありません。

それだったら、本屋に売っている「共通テスト用」の問題集を解いた方がよっぱど点数につながります。大変かと思いますが、文系の受験生は数学で「平均点」を取れるよう、頑張ってみてください(上位校や旧帝大を目指される文系受験生は8割以上を目指されてください)

まだ2カ月あります。特に理科・社会はこれからガンガン暗記していくと成績は急上昇します。最後まであきらめないで、志望校合格目指して頑張ってください。

共通テストが終わってから2次試験まで1カ月あります。共通テストが終わってからは2次試験の勉強さえすればよいので、そろそろ2次試験の対策をいったん切り上げて共通テスト対策を始めてください。
2023年11月09日 16:34

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