試験は水物
僕が高校生の時、3年間僕の担任だった先生が、「試験は水物だ」と言っておられました。模試があるたびに聞かされていました。確かに試験は「そのときそのときによって点数が上下する、あてにならないもの」かもしれません。
僕は高校3年生の12月とセンター試験の本番で「試験は水物だな」と痛感しました。
高校3年生の12月、センター試験のプレテストという、本番を想定した模試がありました。
このプレテストで僕は「富山大学A判定」をもらいました。富山大学教育学部を第1志望にしている受験生約450人中、17番だったのです。
この結果を見て「とりあえず富大は大丈夫だろう。新潟大学と両方合格した時はどうしようかな」と少し悩んでいました。
新潟大学もA判定でした。
そして、1か月後、センター試験の本番です。 ところが僕はセンター試験の数学Ⅰ・Aで大コケしてしまい、富山大学の判定はなんとD判定。1カ月前の17番は何だったんだろう…
と思いました。そのときに「試験は水物だな」と痛感しました。担任が試験があるたびに言っていたことがわかりました。
そして結局僕は、富山大学には不合格になってしまいました。 模試があるたびにA判定だった新潟大学も、センター試験の結果は初のB判定でした。ショックでした。
新潟大学は合格できたものの、悔しい思いをしました。
今受験生の方は、もうすぐ共通テストですね?今日は模試を受けられる受験生も多いことかと思います。
試験は水物です。最後まであきらめずに頑張れば「いつもとは異なる良い結果」になることも十分にあり得ます。
頑張ってください!
PS:歌手のKANさんが亡くなられました。僕が高校3年生の今ごろ「愛は勝つ」という曲で有名になり、当時すごく人気がありました。
僕は「愛は勝つ」のピアノ弾き語りの楽譜を買ってきて、家でピアノの弾き語りの練習をしていました。
大学時代は「まゆみ」という曲が大好きで、当時つきあっていた人の名前も「まゆみ」さんでした。
「愛は勝つ」「まゆみ」この2曲は僕な思い出ソングです。ご冥福をお祈り申し上げます。
2023年11月18日 07:14