中3生 社会入試対策
今、寺子屋の中3生は社会の勉強は「世界地理:世界の気候雨温図問題」を解いています。世界地理の入試問題をピックアップして問題を解いています。世界地理気候問題が終わると次は「日本地理気候雨温図問題」を解きます。
社会の入試問題は地理・歴史・公民の3分野から出題されます。
富山県の県立高校入試の場合、地理3問、歴史2問、公民2問ずつ出題されています。
世界地理の勉強の仕方は「気候問題」から始めるのが良いかと思います。気候問題は全国的によく出題されています。日本地理の気候問題もよく出ています。
まずは「気候問題」を押さえて、それからは世界地理に関する入試問題を「世界地理」「日本地理」に分けて、1つずつしらみつぶししていくのがベストだと思います。
新研究たけだと、ちょっと問題量が少なすぎて不安なので、全国の入試問題を解いていくことをおススメします。
地形問題、農業や工業の問題を解いていって、難しいのは「資料問題」です。中でも計算問題は難易度が高めで、正答率も低くなっています(数学の要素を含んでいます)
社会の対策は地理→公民→歴史の順がおススメです。歴史は一番難しくて、つながりのある分野なので、年表を頭に入れていないと手も足も出ません。
富山県の場合、歴史は「開国までの問題」と「開国以降の明治・大正・昭和中心の問題」とに分割されています。
一番取り組みやすいのは、奈良時代~江戸時代までの範囲での問題を解くことです。
これらのエリアは明治維新~昭和時代にかけての出来事と比べると、「暗記量」は少なく、出題される問題もほぼ決まっています。
過去問を解いていると傾向がよくわかるのでは?と思います。
理想としては、1月31日くらいまでに「世界地理」「日本地理」「公民の習ったとことまで」をマスターしてしまい、残りの1カ月強で「開国以降の歴史」の勉強をするのが勝ちパータンかなと思います。
とにかく、歴史は難しいので、比較的取りやすい「世界地理」「日本地理」「公民」の順で1つずつ仕上げていってください。
寺子屋では今は世界地理を中心に学習しています。
社会は頑張って25点以上、進学校を目指される生徒さんは30点以上取りたいところです。取れます、頑張れば。英語や数学と比べると「努力が報われやすい教科」です。
他の教科の勉強もあるかと思いますが、まずは社会を早めに仕上げるのが良いと思います。
よく社会や理科などの「暗記もの」は直前に覚えるのがよい、と言われていますが、それは「毎日4時間以上勉強できる受験生」の話です。毎日4時以上、平日に勉強できる生徒さんは最後の追い込みで間に合いますが、そうでない受験生の場合「時間ぎれ」で本番を迎えることになります。
「英語・数学が難しくて間に合わなかった」のは仕方がないし、実際によくあります。
でも「社会が間に合わなかった」「理科が間に合わなかった」というのは非常にもったいない話です。
直前期、今も十分に「直前期」に入ります。社会をまずは仕上げてしまいましょう。もちろん他の教科も並行して勉強していきましょう。
2023年12月13日 09:33