個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

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県立高校入試と大学入試

今日を含んで、県立高校入試まであと11日です。

受験生はもちろん、受験生のご家族の皆様も、落ち着かない、そわそわしていらっしゃることかと思います。

僕も気持ちが落ち着かなく,不安な気持ちがずっとあります。毎年のことなのですが、やっぱり気分も沈みがちになっています。

話は高校3年生のときに変わりますが、僕たちは高校3年生の12月、進路指導の先生からセンター試験の直前に「みなさん4つの「あ」の気持ちで頑張りましょう!」と励まされました。

4つの「あ」とは「あ」から始まる4つの言葉で、1.あせらない 2.(緊張して)あがらない 3.あきらめない 4.あわてない の4つの言葉です。

当時、センター試験を控え、やや焦っていたのですが、少しだけ緊張がほぐれたのを思い出します。


 僕は新潟大学を受験する前日に

「もう、俺が生まれる前から俺が新潟大学を受験して受かるか?落ちるか?は決まっとる。今さらあわてても何も始まらん」と悟りの境地にいました、というか自分に言い聞かせていました。

 受験当日,ホテルを出て、新潟駅から電車で新潟大学前駅まで移動しているとき、新潟大学の近くで「新大生(しんだいせい:新潟大学の学生のことです)」を見ました。

まだ高校生だった僕には、その新大生がとても輝いて見えました。

「あぁ、俺も新潟大学に合格して、来年の今ごろはこのあたりを新大生として歩いていられたら最高だろうなぁ」とあこがれの気持ちでいっぱいになりました。


 今もですが、新潟大学は僕にとっては「あこがれの大学」です。 

高校3年生の8月20日に友達3人で鈍行列車に乗って6時間かけて新潟大学まで下見に行ったとき、初めて新潟大学のキャンパスを歩いて、感動しました。

「うわ~広い大学だなぁ」という印象を受けました。

教育学部のエレベーターに乗って最上階の9階まで登り、外を見渡すと9階から佐渡島が見えました。 あぁ新潟県だなぁ、と思いました。


 中学時代僕には「富山東高校」へ進学して、そして「富山大学」へ行って小学校の教員になる、という夢がありました。

高校受験の段階で東高校に落ちてしまい、夢の第一歩目からつまづいてしまいました。


落ちたときは悔しいというよりも「悲しい」気持ちの方が強かったです。合格発表の日、東高校まで自転車で発表を見に行き(当時は掲示板に合格者の名前が書いてありました)

自分の名前がないことにショックを受け(入試で思ったいたよりも解けず、うすうすダメだろうなぁとは思っていましたが)泣きながら自転車で家に帰りました。

家に着くと、妹・弟・父・母がおにぎりを作って僕を待っていてくれました。

家族の顔を見て一言「 ダメだった」と言った瞬間、大粒の涙があふれてきました。家族全員で泣いたあの日のことは一生忘れないと思います。


自分がそんな悲しい経験をしているので、塾生には絶対に同じ失敗はしてほしくない、いつも強く思っています。

高校受験は大半の中学3年生にとって「人生で最初の試練」だと僕は思います。15年間生きてきて、こんなにもつらくて苦しい期間は今後、そうないと思います。

なかなか終わりの見えない「トンネルの中」を必死にもがいている、という毎日だと思います。

受験生を見ていると「なんとかしてあげたい」と強烈に思います。「俺にできることは他にないかな?」とこの季節は四六時中考えています。

そんな苦しい毎日もあと11日で終わります。僕の「試行錯誤の日々」も、とりあえずあと11日で終わります。


入試が終わると、毎年1週間くらいは「燃え尽き症候群」状態になります。「…終わった」という安どの気持ちと「合格してほしい」という気持ちが錯綜しています。
 
大好きなカレーのcoco壱へ行って、ロースカツカレー1辛400g を食べます。

ふだんは「受験が終わったら旅行にでも行きたいなぁ」と思っているのですが、いざ入試が終わると、脱力感がひどくて、とてもそんな気分にはなれません。

自分が高校受験をしたときと同じくらい、なんとも言えないゆううつな気分で発表までの日々を過ごしています。


「佐伯が心配してもしょうがないやろ。お前は一生懸命教えて、あとは頑張るのは生徒!もっとしっかりせんなん」と毎年のように友達から激励されるのですが、頭ではわかっていても

体では理解できず、毎年同じ気持ちで3月を迎えています。

なんか暗くなってしまいました、すみません。こんなときはやっぱり、武井壮さんのYou-tubeに限ります! 武井壮さんの熱いメッセージを拝見しながら、入試まで乗り切ります。

受験生に一言だけ僕が言えることは「命まではとられんちゃ。今まで勉強してきたことをすべて出し尽くしてこられ!」です。


自分一人で受験していると思わず、周りにはあたたかい家族のみなさん、非力ながら僕もいることを頭の片隅において、残りの日々を駆け抜けてください。応援していますよ!
2024年02月25日 12:35

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  • gEoTYflnGAMV

    PFmgaALosUtfGB

    ulnUmXZA 2024年04月29日 02:08
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