セシル / 浅香唯 / 高校1年生:冬
僕が高校1年生のとき、浅香唯という名のアイドルがいました。彼女は,ドラマ「スケバン刑事」の「3代目:浅宮さき」役を演じていました。
僕が高校1年生のころ、浅香唯の人気はピークでした。 「Believe Again」,「C-Girl」など ヒット曲を連発していました。
そして僕が高校1年生の冬に浅香唯は「セシル」」という曲をリリースしました。
僕はこの曲がすごく好きで、
「人は大人になるたび弱くなるよね、ふっと自信をなくして迷ってしまう。だから友達以上の愛を探すの。今夜私がそれになれればいいのに…」という歌詞がすごく好きでした。
高校1年生のとき、僕は1年19組だったのですが、芸術の時間(習字の時間)に、18組と19組の合同授業が毎週金曜日にありました。
その合同授業のときに、18組に,とてもよく話す明るい女子がいました。
僕は「よく話してくれる女子」がタイプだったので、毎週金曜に彼女と同じ習字の授業を受けるのがすごく楽しみでした。
そのころ、浅香唯の「セシル」という曲を毎日5回以上聴いていた僕は彼女と楽しそうに話している18組の男子がすごくうらやましくて、「彼女と話してみないなぁ」とずっと思っていました。
結局、彼女とは一度も話すことなく芸術の授業が終了してしまい、高校1年生の学年は終わりました。
HOWEVER(しかしながら)、高校2年生になったときに、その彼女と僕は同じクラスになることになりました。とてもうれしかったのを今でもよく覚えています。
2年生の6月1日に、山王祭というのがあって、男子5人・女子5人くらいで山王祭に行きました。その女子メンバーの中に彼女もいました。
僕は「○○と話すチャンスだ!」と思い、緊張しながらもワクワクしていました。
ところが、いざメンバーが集合すると、僕は彼女とは違う、別の女子と話すことが多くなってしまい、結局そのときも彼女とは話せませんでした。
浅香唯の「セシル」を聴くと、当時の奥手だった僕を思い出します(今でも変わっていませんが…)
結局高校3年間、僕は彼女とゆっくりと向き合って話したことはほとんどなく、クラスメイトとして高校3年間を過ごし、卒業しました。
今日、部屋の掃除をしながら曲を聴いていたら、浅香唯の「セシル」が流れてきたので、思わずこのブログを書きました。
高校時代は本当に楽しかったです。大学時代も楽しかったのですが、高校時代のセンチメンタルな思い出は、いつまでも心に残っています。
PS:高校入試が終わって、今の中3生は4月から高校生になりますね。
友達を作って、楽しい高校3年間をお過ごしください。
2024年03月10日 13:30