僕がピアノを習い始めた理由 / 年長組~中1終わりまで
僕は保育所に通っていたころ、親に強制的に水泳を習わされていました。幼いながらに水に顔をつけることがとても怖くて嫌でした。
水泳教室の先生は、若い女の先生でとても厳しい方でした。
僕はとにかく週に1回あった、この水泳教室が嫌で嫌でたまりませんでした。
1年ほど通い続けていたある日、2つ下の僕の妹が「ピアノを習いたい」と言い出し、妹はピアノを習うことになりました。
「ここしかない!」と幼いながらに思った僕は、母に「俺もピアノを習ったら、水泳を辞めてもいいけ?」と聞くと母は「いいよ」と言いました。
こうして僕はなんんとか水泳教室を辞めることに成功しました。6歳のころの話です。
もちろん僕はピアノに興味があったわけではなく、「とにかく水泳から解放されたい!」との一心でピアノを習うことに決めました。
ピアノ教室の先生は、当時まだ20代後半の女の先生で、水泳教室のコーチとは異なり、とても優しい先生でした。
毎週金曜日に僕はピアノを習うことになりました。
僕はカワイピアノ教室に属することになりました。(ピアノ教室は個人の教室でした)
小学4年生のときに、カワイグレード試験の8級に合格しました。このころは少しだけピアノが楽しい、と思い始めていました。
小学5年生のときにはグレード7級の試験に2回目のチャレンジで合格しました。
当時は「カワイピアノ系列のピアノ教室内で小学生の男子でグレード7級に合格した人は、富山県内には僕しかいませんでした。かなり練習したのを覚えています。
6年生のときには、コンクールにも出場し、優秀賞をいただきました。
ただ、このころになると、だんだんとピアノの練習をするのがおっくうになりました。
小学6年生のころは僕は週に2回、公文へ算数を習いに、そして毎日土日も休まず、サッカー部に所属していたため、サッカーの練習もしていました。
金曜日は「公文」→「ピアノ教室」→「サッカー部の練習」という、ハードな小学生時代を過ごしました。
サッカー部の練習は平日は毎日16時~夜8時までありました。練習の最後はグランド10周という、めちゃくちゃハードな部活でした。
中学1年生のときには合唱コンクールで歌った課題曲「大空賛歌」のピアノ伴奏を僕がしました。
当時は男子でピアノを弾く生徒はあまりいなく、しかも僕のクラスは学年で「最優秀賞」を獲得し、11月の文化祭で全校生徒・保護者の前でピアノ伴奏をしました。
当時は嫌々でしたが、今振り返ると良い思い出です。
ただ、部活もあり、ピアノを習うのにかなり抵抗が出始めてしまい、僕は中学1年生の終わりの春休みでピアノ教室を辞めました。
今はもうピアノを弾くことはほとんどありませんが、ギターを弾いているとたまにピアノを弾きたくなります。
保育所年長組~中1の終わりまでの僕の「習い事」経験を通して、習い事は、自分自身が「習いたい!」と思った時に初めて習うのが良いのでは?と思います。
PS:僕の高校時代からの親友は、15年ほど前から毎週日曜日にピアノ教室に通っています。
とても楽しい、とのことです。素晴らしいなぁと思います。
2024年05月21日 04:11