個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

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阿部一二三・詩選手のインタビューを聞きました。

昨日のスポーツ番組「Going」に、阿部一二三・詩兄妹が出演されていました。

まだ番組を全部は観終わっていないのですが、一二三・詩選手のインタビューが興味深いものだったので、ちょっとだけですが書かせていただきます。

まず、メダリストからの質問で「メンタルを強化するには、どうすればよいですか?」という質問でした。

阿部一二三選手がこの質問に次のようにこたえておられました。

「僕は、そのプレッシャーとか重圧をすべて受け入れるように、そのプレッシャーとか重圧というものはあるものだというふうに考えてます。

そうすることによって、少し僕は楽に、今はなってます。

あとはもう練習だったりトレーニングとかで、試合のことをより想定したり…

でも一番は、自分にはもともとそのプレッシャーがあるというか…

(司会の上田さんが)以前お会いした時もね、柔道選手ってプレッシャーかかるじゃないですか?オリンピックでお家芸だとか言われてね。プレッシャー大変ですよね?

って聞いたら「いや、もうプレッシャーとかどんどんかけてください!」みたいなことをおっしゃっていましたよね?

すると一二三選手は「そう思いだしたら、もう何を言われてもあまりプレッシャーだと感じなくなりました。ありがとうございます!みたいな。プレッシャーはあるものだと」

とこたえておられました。


 次に詩選手への質問で、「練習したくないときはどうしますか?」との質問に対して彼女は「私はもう、とりあえず行動する。柔道着を着たくないなと思っても、

柔道着を着ると「あっ、なんか一歩踏み出しているなという感覚はあるので‥とりあえず行動してみるってことが一番かなと思っています」とこたえておられました。


僕はこのインタビューを見たときに、自分のことについて当てはめて考えてみました。

 もちろん僕の場合は一二三選手とは置かれている状況・立場が全く異なるので、プレッシャーがどうとか、というのはほとんどなくて、

ただ、「無料体験授業をしている期間」はその生徒さんに対していつも以上に力が入ります。

入塾してくれるのか?してくれないのか? 無料体験授業で決まるので、そういう意味では、自分で自分にプレッシャーを与えることはあります。

毎回無料体験授業を受け持つときは、いつもよりもはるかに緊張した状態で授業に入るのですが、最後に行きつく考えは

「この生徒さんが寺子屋に入ってくれるか?入ってくれないか?」はもうとっくの昔から決まっている。だから必要以上によく見せようとか、必死さをアピールしようとかしても仕方がない。自分のできることを精一杯やって、それで入塾してもらえなかったら、仕方がない。縁がなかったんだと思おう、と毎回自分に言い聞かせています。


 詩選手へのインタビューを聞いていて「確かに俺にも授業をしたくないなぁとか、思う時ってあるよなぁ」と自分に置き換えて考えてみました。

僕の場合は「授業準備」が詩選手にとっての「練習」になります。

もちろん、僕も人間なので「何となく今日は気分が乗らないなぁ」と思うことはたまにあります。

そんなときは、詩選手がとりあえず柔道着を着てしまうように、僕の場合は無理やりにパソコンを立ち上げて「今日の授業」と書いてあるデスクトップのフォルダを開きます。


すると「5分だけでいいから、とりあえず今日の授業プランを組み立てよう」となり、気づくと30分くらいかけて授業プランを完成させています。

とりあえず「行動する」というのは僕も好きな言葉です。

 
 昨日のブログで阿部一二三・詩選手の本が発売されたら買って読みたい、と書きましたが、今日さっそくインタビューを聞いて勉強できたのでよかったなと思っています。


「Going」はあまり見ないのですが、サンデースポーツ同様、機会あればこれから見てきたいなと思っています。


PS:昨日ブログを書いた後、野村克也監督の本を読みました。かなり細かくプロ野球の監督・選手について書かれてあったので驚きました。

でも久しぶりに頭を使って考えながら読書することができました。僕は昔は本を読んだときは、これは大事だなと思った個所に線を引き、そのあとその部分をワードで文章にして

書き溜めて、その書き溜めたA4用紙を印刷してノートに貼って何回も読み返していました。

今回は線だけ引いて終わりましたが、今回の読書をきっかけに、これまで僕が作ってきた「読書切り抜きノート」を少しずつ読み返していこうと思います。

5冊くらいのノートがあるので1冊ずつゆっくりと読み返していこうと思います。
2024年08月18日 12:44