YouTube<書籍
最近毎日のようにYouTubeを見ていました。自分なりにYouTubeの利点と欠点を探してみました。利点はいろんなことを短時間で一気に吸収できること。欠点は次から次に自分には興味のない番組が流れてきて、見たくもないのについ見てしまうこと。
こんなことをしているとあっという間に1時間・2時間と過ぎてしまいます。結果、貴重な「自分の時間」を浪費してしまいます。
あとYouTubeの最大の欠点は、自分が集中して番組を見ているのに、途中でCMが入ってしまうこと。これが僕が一番YouTubeの嫌いなところです。
毎日のように見飽きたCMを、それも集中力がピークに達しているときに強制的に見せられる・・・こんな苦痛は、僕には耐えられません。
その点、読書はやっぱりいいです。
筆者始め編集者の方々が知恵をこらして時間をかけて丹念に作られた書籍は読みごたえがあります。
紙面なので、大切なところにはアンダーラインを引けるし、どうでもいいCM、に腹を立てる必要も全くありません。
おまけに次から次へと興味のないネタが放り込まれることも全くありません。
自分が本当に知りたいことだけを、集中してインプットできる読書はやっぱり楽しいし、有益だと思います。
僕は学生時代は全く本を読まない人間でした。活字が嫌いでマンガばかり読んでいました。
ところが27歳のときに初めて自分の塾を持つことになり、「何か商売のヒントになることはないかな?」と書店に入って、いろんな本を見て、好きな本を買い、必死に読書するようになってからは、本好きになりました。
残念ながら小説はいまだに全く読まないのですが、ビジネス本や自己啓発本はよく読んでいます。
もちろん、学習参考書も好んで読んでいましたが、それは高校生の数学を教えるためだけに読んでいました。
高校生にはノータッチになった今は、高校生の参考書は全く読まなくなりました。おかげで自分の時間が大幅に増えました。
歴史書などもほとんど興味はなく、本当は勉強のためにも少しは読んだ方がいいとは思うのですが、今の僕には歴史書の良さがわからず、スポーツ選手の考え方や監督の考え方が
ふんだんに書いてある本の方が好きで、よく読んでいます。とても読みやすく、もちろん勉強になります。
僕は昭和の古い人間なので、YouTubeよりも本の方が好きです。
YouTubeももちろん好きなのですが、効率の面から考えると本の圧勝です。
30代~40代のころは、毎週本を1冊買っていました。今年はまだ数冊しか買っていません。
今までに買った大量の本を読み返している毎日です。
それだけでも十分、勉強になります。
あとは入試問題を年中解いています。これはもう職業病なので仕方ありません。また、入試問題を研究するのも好きです。
特に理科は問題傾向がころころ変わるので、マメに入試問題をチェックしておかないと「時代遅れの指導」になってしまい、入試に対応できなくなります。
結果塾生の結果もふるわず、塾として失敗になってしまいます。
ただ、僕も人間なので、入試問題ばかり解いていてもそんなに面白くはありません、当たり前ですが・・・僕は学者ではありません。
今日から9月。心機一転、YouTubeからは少し距離をおいて、部屋にある大量の本を、1冊ずつ好きなだけ読み返していきたいと思います。
好きな作家は単なる偶然なのですが、全員男性作家です。千田琢哉、里中李生、本田健この3氏の本が部屋にある9割を占めています。
2024年09月01日 16:01