やっぱり勉強のメインは英語と数学。
中間テストの結果が出始めています。塾生のテスト結果を聞きながら、改めて「数学」と「英語」の重要性を感じました。
富山県の県立高校入試で一番平均点が低いのはほぼ毎年数学です。40点満点で20点を切ることもよくあります。
それだけ数学をマスターするのは大変だということです。
英語もマスターするまでに時間のかかる教科です。
大学受験でもそうなのですが、英語と数学は受験勉強の半分以上の時間を占めると思います。
理系の生徒さんの場合は理科も時間をかける必要がありますが、文系の生徒さんにとっても国公立大学を目指す場合は、数学は大切な教科になってきます。
中学時代に英語・数学でつまづくと、高校生になってから本当に苦労します。
中学時代は英語・数学をしっかりと勉強しておかないと国公立大学合格は厳しいと思います。
僕が中学生で習う数学・英語が得意なことと、生徒さんが数学・英語を得意であることとは別の話です。
ついうっかり英語・数学の授業を軽視すると、結果塾生の英語・数学の結果は悪くなることが多いです。
「中学の英語・数学なんてどうにでもなる」と僕がなめてかかると、塾生の結果は惨憺たるものになってしまいます。
これではいけない、と昨日の塾生のテスト結果を聞いて改めて思いました。
ではどうすれば英語・数学で良い点数が取れるのか?
月並みになってしまいますが、勉強時間を増やすしかありません。
時間をかけないと英語・数学の点数は伸びません。理科・社会とは異なり暗記でなんとかなる教科ではありません。
もちろん、英単語を覚えたり数学の公式を覚えることは大切ですが、問題をたくさん解いて「慣れていくこと」をしていかないと、良い結果は出ません。
特に「入試問題」になると、学校の定期テストとは問題のレベルは全く異なってきます。
定期テストほど簡単ではありません。「こんなにも入試問題は難しいのか!」と思い知らされることになっています。
それだけ入試問題は難しい・・・
まして定期テストさえ点数が取れないようだと、入試問題には手も足も出ません。平均点にも届かないでしょう。
週に2回しかない塾の勉強で、週に4時間くらいある英語・数学の学校の勉強をマスターするのは現実的に考えて大変難しいことです。
週に3回も4回も塾があれば対策は何とかなりますが、現実は週に2回しか塾の授業はありません。
塾では「学校で習っていること」+「苦手な分野の勉強」も並行して行っています。
宿題の量が増えてしまうのは仕方がないのかもしれません。
でもその宿題をこなしていくうちに必ず点数は伸びてきます。短期間では伸びませんが、真面目に塾の宿題をしていれば、結果はあとからついてきます。
そう自分に言い聞かせて僕は宿題を出したり授業をしています。
幸い塾の良いところは学校とは異なり「個別指導」であることです。
計算の仕方に至るまで、生徒さんの横でつきっきりで見ることができます。
わからない所を放置することはなく、わかるまで教えることができます。
受験生の場合は理科・社会の勉強も大切になってきますが、1・2年生に関しては英語・数学の2教科を得意にすることが大切なのだと改めて思いました。
野球でたとえると、ピッチャーの素質で大切なのは「アウトコースのストレートの制球力」が大切なように、受験勉強では「英語・数学の学力」が大切なのだと思います。
2024年10月12日 04:51