中教研テストは平均点が下がります。
中教研テストが返ってきていることと思います。中教研は問題が入試問題と似た難易度のテストなので、定期テストとは異なり、平均点がかなり下がります。
学校によって差はありますが、中教研の5教科の合計点数は、定期テストの5教科の合計点数よりも50点~70点くらい下がります。
たとえば、中間テストで5教科の合計点数が300点だったとすると、中教研の5教科の合計点数は230点~250点くらいになることが多いです。
中間テストとは異なり、「サービス問題」が全く出ないのが中教研テストです。
なので、中間・期末テストよりも中教研が極端に下がったとしても、必要以上に落ち込む必要はありません。
ただ、間違えた問題はできるだけ復習しておいた方が良いと思います。
僕も中1のときの11月に受けた中教研テストの社会の点数が31点で、びっくりした記憶があります。
それまでは社会のテストはだいたい60点くらいだったので、衝撃的でした。
当時は「中教研は定期テストよりも平均点がグッと下がる」ということを知らなかったので、ショックでしたが、冷静に考えると周りの生徒も同じくらい点数が下がっていたのだと思います。
中には中教研が定期テストよりも良かった、という素晴らしい生徒さんもいますが、僕が今まで教えてきた中学生の結果を見ていると、そんな生徒さんはほとんどいませんでした。
もちろん、定期テストが毎回400点以上とっているような生徒さんは、中教研でも400点近く取って来ることがありますが、でもほとんどの生徒さんは中教研は下がります。
気持ちを切りかえて、期末テストに備えましょう。
中3生にとっては、次の期末テストが内申に関わる最後のテストになるかと思います。
悔いのないよう、ふだん以上に勉強されてほしいと思います。
また中3生の方は全県模試か育英模試を受けられることを強くおススメいたします。
さすがにこの時期になっても模試を受けないのは、かなり危険です。
志望校の判定結果を気にする時期に入っています。
そろそろ志望校の判定がD判定やE判定をもらってしまった場合は、志望校を変える必要もあるかと思います。
模試を受けていないと、そんなことにも気づかせてもらえないので、模試は受けてください。
教えている立場からも模試を受けている生徒さんの方が進路指導がしやすく、志望校にどこまで成績が届いているのか?知ることができる、貴重な模試になります。
県立高校入試まであと4か月を切りました。
そろそろ現実を(自分の成績を)受け止め、志望校を決めていってほしいと思います。
逆に模試の判定がA判定の場合は、志望校を1つ上げるのもアリだと思います。
極端に安全志向に走るのではなく、上げれるものであれば志望校を上げた方が、3年後の大学入試を考えた場合、良いかと思います。
いずれにせよ、3年生の生徒さんは、ギアを1つ上げて勉強時間をさらに増やしてほしいと思います。
頑張ってください。
1・2年生の生徒さんは、特に英語と数学の勉強時間を増やしていってほしいと思います。
英語と数学は土壇場で成績が急上昇する、ということはほとんどありません。
今までの勉強の積み重ねがそのまま成績に反映されるのが英語と数学の成績です。
理科・社会とは異なります。
できることからでかまいませんので、1つずつわからない問題をわかるよう勉強していってください。
2024年11月14日 01:58