個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

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高校入試の思い出

いよいよ明日は県立高校入試・初日ですね?

今日まで頑張ってきた努力を存分に発揮されてきてください。

明日・あさってが過ぎると、長かった受験地獄ともおさらばです。


僕の高校入試のころを思い出すと・・・

僕は中学3年生の4月に、勉強しないでゲーム(当時はファミコン)ばかりして,全く勉強しなかったので、父親からゲームを禁止されてしまいました。

毎日2時間くらいゲームをしていました。

「入試終わるまでゲーム禁止や!」とこっぴどく怒られ、ゲームを没収されてしまいました。


そして県立高校入試が終わった日に、「ゲーム解禁」となりました。

うれしかったですね・・・

2日目の入試が終わって家に帰って来るとファミコンが置いてありました。

今でもはっきりと覚えています。

「ロードランナー」というゲームをずっとしていました。

それまでの受験地獄から解放され、死ぬほどゲームができる。

合格発表までのつかの間のゲームざんまいの日々でした。


ただ、残念ながら僕は高校受験に失敗してしまいました。

高校入試の終わった翌日、学校で富山工業高校を受験した友達が「入試で29個も間違えてしまった」と言っていたのですが、

実は僕も29個間違えていました。

「うわ~富山工業受けたヤツと同じ点数か…これは落ちたな」と思いました。

案の定、僕は不合格でした。

周りの仲の良い友達が全員合格して、僕だけが不合格でした。

僕は富山東高校を受験したのですが、僕の中学校から富山東高校を受験したのは、17~18名くらいいたのですが、

僕以外,全員合格しました。

当時、僕よりも成績の悪い人たちも富山東高校に合格していました。

・・・悔しかったですね。

その悔しさを糧に、高校3年間頑張れたのですが・・・


それまでの人生の中では一番大きな「挫折」でした。

その後の人生においても何度も挫折の経験をするのですが、高校入試の失敗の挫折は、大きいものでした。

ただ、今冷静に振り返ると、高校入試で失敗したからこそ、「土壇場になって急いで勉強しても間に合わないのだな。日ごろから勉強しないと合格できないのだな」

とわかりました。

そういう意味では落ちて正解だったのかなと、今は思えます。


高校受験はゴールではない、次の高校での3年間が本当の意味での勝負だ、と自分に言い聞かせました。

高校時代は中学3年間の失敗を生かして「土壇場になってから勉強するのではなく、とにかく早め早めに準備しないと」と思っていました。

受験勉強としては1年生の冬にはすでに「共通1次テスト用」の英語の問題集に取り掛かっていました。

高校の英語は最初の1年間で文法を全部終えてしまうので、1年生でもやろうと思えば入試問題を解くことはできるはず。

そう思って総曲輪通りにある清明堂という本屋へ行き、受験コーナーに何度も通い、共通1次用の問題集を立ち読みしていました。

そして「英文法の問題集」を1冊買いました。

解いてみて思ったのは「難しいけど、それなりに理解できるな」ということ。

学校の勉強とは全く次元が異なる問題のオンパレードに戸惑いながらも「高校3年生になってから対策に入るのではなく、今のうちに対策できるものはしていこう」

と、高校受験の失敗を生かして1歩先の勉強をしていました。

結果は「吉」と出ました。


周りの人たちが英語の教科書の問題に取り組んでいたころ、僕は「共通1次用の問題集」と格闘していました。

その甲斐あってか、高校3年間英語はいつもまずまずの成績でした。


今、中学3年生の方の中には「こんなことなら、もっと早くから対策をしておくべきだった」と後悔している方もいると思います。

 高校3年間、今の気持ちを忘れず、今度は1年生のうちから受験対策に取り掛かってください。

高校の英語は1年間でとりあえず終了してしまいます。

間違っても学校の勉強のみで満足するのではなく、共通テスト用の問題集をできるうちから取りかかってみてください。

1年生でも習ったところはできるはずです。

何度も言いますが「高校入試がゴール」ではありません。

高校入試は次の大学入試へと続く「第一歩」にすぎません。

あっという間に高校3年間は過ぎてしまいます。


今の気持ちをノートに書いておいて、高校3年間そのノートを見直して奮起されてください。


明日・あさっては入試本番です。

最後まで、まだまだできることはあります。

頑張ってください。応援しております。
2025年03月05日 01:07