先生の教え方
もうすぐ卒業式ですね?3年生は入試も終わり、あとは卒業式を待つのみ。今ごろは卒業式の練習をされていることと思います。
さて、中学1年生が3学期に習った理科の単元「火成岩」「地震」「地層」は苦手な生徒さんが多く、苦戦しているようです。
無理もありません。
今から35年前は、これらの単元は、中学3年生の12月~1月にかけて学習した単元になるからです。そりゃ難しいと思います。
なぜ1年生が、かつての3年生が習っていたことを今、習っているのか?
疑問なのですが、仕方ありません。
反対に、今3年生が3学期に習った「天体」「月」「金星の見え方」などは、僕が中学生だったころは、1年生のときに習っていました。
非常に難しい単元です。それをかつての中学1年生はこれらの単元を、1年2学期に習っていました。
僕は中学時代、国語と理科が大の苦手でした。
勉強も嫌いなのでしていませんでした。するとさらに成績は悪くなっていきます。
僕は中学3年間、英語と数学の先生には恵まれましたが、(先生のせいにするわけではないのですが)、理科は3年間、よくわからない授業時間を過ごしていました。
先生の話が全然入ってこないのです。当然、理解もできません。復習もわからないことだらけなので、何をしていいのかわからず、英語と数学ばかり勉強していました。
社会に関しては1年のときはさっぱりわからなかったのですが、2年生になると地理の先生がベテランの先生で、とてもわかりやすく、地理は得意教科になりました。
先生のおかげです。3年になり「公民」の先生も当たりの先生で、わかりやすい授業でした。
理科だけは3年間、先生には恵まれず、成績もやっぱり悪かったです。
僕は幸運なことに、高校に上がっても、数学と英語の先生には3年間同じ先生で恵まれていました。
特に数学の授業は予習なしでも十分にわかる内容でした。とても教え方の上手な先生でした。
先生のおかげで、高校3年間英語・数学はなんとかそれなりに良い成績をとれました。
なんでもかんでも先生のせいにするのは良くないのですが、でもやっぱり先生の力はすごいなと思います。
大学へ進学すると、数学の専門の授業をうけることになるのですが、、先生の言っていることがさっぱりわからず、初めて「勉強がわからない苦しみ」を味わいました。
大学時代は本当に落ちこぼれでした。
勉強がわからないまま授業時間を過ごすのはこんなにも苦痛なのか、と思い知らされました。
もしも大学の先生に、高校時代数学を習っていたら、間違いなく落ちこぼれていたと思います。
大学生になって改めて、高校の数学・英語の先生がいかに教え方が上手だったのか、わかりました。
中学1年生~高校3年生まで僕は英語・数学の先生に恵まれました。本当にラッキーだったと思います。
もうすぐ新学年が始まりますね?
どんな先生に習うことになるのか?気になりますね?
教え方の上手な先生に受け持ってもらえると良いですね!
2025年03月11日 15:17