シケ対(試験対策プリント)を作っています。
早朝から、県立高校入試問題【歴史】の「第1次・第2次世界大戦」に限定した入試問題を解いています。僕の仕事は問題を解くだけではなく、その問題の「解説」を熟読し、必要なことがあればA4用紙に1問1答形式で「問題文と解答をセット」で
ひたすら書いていくことです。これがすごく大切な作業なんです。
この作業によってできたA4プリントのことを「シケ対(試験対策プリント)」と僕は呼んでいます。
新潟大学時代に、試験があるたびに先輩から教科ごとに「シケ対」をもらい、そのシケ対を解くことが、試験のときに大いに役立ちました。
今度は僕が受験生のために「シケ対」を作っていく番です。
問題を解くだけだと、知識はなかなかつきません。正解だった問題の確認をするだけに終わってしまいます。
そうではなくて、間違えたところをいかに覚えていくのか?が大切になってきます。
ただ、この間違ったところを1つずつ拾い集めてA4用紙に中学生が書き綴っていくのはかなり「要領が悪い作業」になってしまいます。
もちろん、この作業の効果は絶大なのですが、作業に膨大な時間がかかってしまいます。
そこで僕がこれらの作業を全て引き受けてA4用紙をコツコツと作っていく、というわけです。
こうしてできた「シケ対」を繰り返し読み直したり解き直すことによって、歴史の記憶力がついていきます。
このシケ対をトイレに貼って覚えるのもありです(この勉強方法は僕が中学生だったときに理科の先生が教えてくれました。
僕は先生の言われた通りに歴史の年表をトイレに貼って覚えていました。恐ろしいくらい頭に入っていきました)
寺子屋の塾生は社会の「歴史」が苦手な生徒さんがとても多く、夏休みにも入るので、そろそろ歴史に手をつけていこう、と考えています。
地理や公民は覚えてしまえば良いので、歴史よりも比較的勉強しやすく、対策時間も歴史の半分くらいですみます。
しかし歴史に関しては時代ごとや出来ごと一連ごとに覚えて行かないといけないので、覚えることも多く大変です。
僕自身、中2までは歴史は落ちこぼれでした。いつも歴史の出来は平均点並みでした。
3年生になり何回も繰り返し歴史の勉強をしているうちに、得意分野になっていました。
3年生にはとにかく、まだ心に余裕のある今のうちに、歴史だけでいいので、克服していってほしいと思っています。
よく「理科と社会は直前でも間に合う」と言われていますが、それは直前期に毎日5時間も6時間も勉強ができる人にあてはまるせりふです。
もちろん、早ければ早いほど良いに決まっています。
確かに高校の日本史など、覚えることが一気に増える高校日本史だと直前期に一気に詰め込んでも良いのですが、中学生の場合は直前期には数学・英語・理科など
直前期になっても必死に勉強しないといけません。
とにかくこの夏休みは社会に関しては「歴史」を得意分野にしてもらいたいなと思っています。
PS:今日の昼ご飯は福野にあるラーメン屋「マリモ」味噌ラーメンでした。
福光の「青龍」で酢豚を食べるか?迷ったのですが、今回はマリモにしました。
まだ11時すぎなのにほぼ満員でした。
とても美味しかったです。
2025年07月21日 15:09