「今、頑張れないヤツは一生頑張れない」 吉野敬介先生
1年に1~2回、必ず読む本があります。それは元代ゼミ,東進ハイスクールで超人気講師だった、吉野敬介啓介先生が書かれた本「今、頑張れないヤツは一生頑張れない」というタイトルの本です。
この本は自己啓発本ではなく、ビジネス本でもありません。
吉野先生が長年受験生に送り続けてきた言葉が、文章となって再現されている本になっています
今は、吉野先生やプロ野球の監督・選手が書かれた本などに限定してたまに読書しています。
ビジネス本とか自己啓発本はかなり好きで、好んで読んでいたのですが、行動力のない僕には全く効果がありませんでした。
なので全部捨てました。
スポーツ選手・監督の本や予備校の先生が書かれた本は、決して自己啓発本ではなく,ビジネス本みたいに、ややこしいこともいっさい書いてありません。
とても読みやすく、元気になれるので今はそれらの本を好んで読んでいます。
今読んでいる本は、かなうならば僕が高校生のときに読みたかった本です。
受験に関することがたくさん書いたり(決してこうすれば儲かりますよ、とかお金のことなどにはいっさい書かれていません。そこが好きです)
夢中になって読める本です。
吉野先生の場合は、勉強の仕方についてはほとんど触れておらず、勉強に対する心構えのことや、受験生の恋愛の話、吉野先生が受験生だったときのことなど
かなり具体的に書いてあります。
20分くらいでも読むと、元気が出てきます。よし、俺も頑張ろう!という気持ちになります。
吉野先生が常々おっしゃっていることの中のひとつに、
「受験なんてくだらない。でもそのくだらない受験のために勉強することは、決してくだらなくはない」
という言葉があります。
いつもこの言葉に励まされています。
いろんな受験生を僕も見てきましたが、合格する生徒さんは、やっぱり勉強時間からして他の生徒さんとは異なります。
中3のこの時期になってもまだ1日1時間しか勉強していない生徒さんの場合は、県立高校はかなり厳しいでしょう。
あきらめて私立一本にするのもよし、ダメ元で県立高校を受験するのもよいとは思いますが、他の受験生と比べるとかなり不利です。
9月は修学旅行がある中学が多いと思います。
修学旅行が終わってからは、完全に「受験モード」に入らないと手遅れです。
気持ちを入れ替えて(スポーツ推薦など考えていなく、一般受験で志望校に合格したい)生徒さんは、10月からは毎日最低でも2~3時間勉強してください。
勉強の内容の内訳は、
【1】今学校で習っていることを勉強する
【2】1・2年生の勉強をする(いわゆる「受験勉強」です)
高校入試の問題を見たことはありますか? もしまだ見ていない受験生がいらっしゃいましたが、まずは本屋へ行き、富山県の過去問集を買ってきてください。
今の段階でも解ける問題はたくさんあります。
高校入試の問題は1年生の内容30%,2年生の内容30%、3年生の内容40%で構成されています。
なので、3年生は今の段階でも理科・社会・数学に関しては6割くらいの問題は解けるはずです。
英語は長文問題は文法を全部習い終えてからでないと解けないのですが、英文の並べ替え問題やリスニング問題は解ける問題が多いので、
ぜひ一度解いてみてください。
実際に入試問題を解いてみれば、難しさが伝わるのではないかと思います。
逆に予想していたよりも簡単で、解ける問題が多かった場合は、大きな自信につながります。ますます今後勉強を頑張って下さい。
吉野先生の話から少し外れてしまいましたが、「受験は平等。やった人は報われるし、やらなかった人は落ちる」だけです。
自分の中で「こうすればやる気が出る!」という何かを見つけて、目標を達成するために自分なりにスイッチを入れてください。
応援しています。
PS:修学旅行の思い出になりますが・・・僕は修学旅行のときに初めて「生八つ橋」を食べました。
あとは広島の「もみじまんじゅう」も初めて食べました。とても感動しました。
清水寺では「長生きする水」を選んで飲んだ記憶があります。
楽しい修学旅行になるといいですね。
ちなみに僕たちの時代の修学旅行は3泊4日でしたが、天気は修学旅行期間中は「4日間全部雨」でした(笑)
2025年09月09日 12:55