入試理科・2つの対策方法
高校入試の理科の勉強の仕方について、寺子屋の場合のやり方を説明させていただきます。1つ目は、時間にまだ余裕のある今の時期の勉強方法になります。
それは「1つの単元ずつ」克服していく、対策していくやり方です。
新研究などで、1つの単元(例えば植物の仲間とはたらき)だけを解いて、そのあと全国の入試問題(植物の仲間とはたらき)に限定してガンガン解いていく、
という勉強方法です。強みは1つずつ克服していくので、時間はかかりますが、かなり深いところまで勉強できます。
2つの勉強方法は「単元を選ばずに入試問題を解く」というやり方です。
ある程度理科を得意としていたり,理科のテストで70点以上取れている中学生向けの勉強法です。
この場合は、1回の勉強で3~4単元くらいの入試問題を解くことができます。
いろんな問題に短期間で触れることができるので、かなり「要領の良い勉強方法」になります。
このときに使う問題集でおススメなのは、やはり実際の入試問題になります。
本屋さんとかに行くと全国の入試問題が掲載されている入試過去問本があるかと思いますが
たとえば、旺文社から出ている「全国高校入試問題正解2026」という黄色っぽい色の問題集は、北海道~沖縄まで、全国の公立高校の入試問題(教科ごとにあります)
が販売されています。値段は少し高く2,695円ですが、価値は充分にあります。
自分の好きな県の好きな単元を選んで入試問題に取り組むことができます。
おススメ度はかなり高いです。CDは1万円近くするのでおススメはしませんが、ただ、CDの方が問題を自分で選んでプリントアウトできるので
学習効率はかなり良いと思います。寺子屋では、この教科ごとのCDを駆使して、問題を解いています。
入試問題を解けるようになるには、入試問題をたくさん解けばいい というわけです。
これまで僕が述べてきた2つの勉強方法。
もしよければご自分でどちらの勉強方法をするか、決めて勉強に取り組んでいただきたいなと思います。
もちろん、中学2年生でも入試問題は半分近く解けるので(英語はまだ無理ですが)数学・理科・社会で自分が習った単元の入試問題を今のうちから解いていると
かなり来年、有意義な一年間を過ごせることと思います。
頑張ってください。
2025年10月09日 12:32