中教研テスト
ようやく中間テストが終わって、ホッとしたのもつかの間,中3生は実力テストがある方が多いかと思います。1教科40点満点×5教科=200点満点のテストです。
200点中の何点をとるのか?によって現時点での自分の学力に応じた高校がわかります。
3年生は志望校はもう決まったのでしょうか?
それともまだ迷っていて模索中の3年生もいらっしゃるかと思います。
一方、中1・2年生は(3年生もですが)11月に入ると中教研テストがあります。
1年生にとっては初めての中教研テストになるかと思います。
中教研は富山県内の中学校の先生方が問題を作成されると聞いたことがあります。
テスト範囲が広く、問題も難しいため、定期テストよりも合計点数が50点以上下がった、という生徒さんもたくさんでてきます。
県立高校を目指される生徒さんは、中教研テストで500点中最低でも200~250点くらいは取ってほしいところです。
中教研テストで300点を超えると県立高校普通科合格が見えてきます。
350点を超えると進学校をねらえます。
何回かこのブログで述べてきましたが、僕は中1の11月の中教研で社会が31点、という点数を出してしまいました。
今でも覚えているくらいなので、よほどの衝撃だったのでしょう。答案を見たときにびっくりしました。
言い訳としては当時僕が習っていた社会の先生は、授業がイマイチでした(冷静な判断によるとですが)
黒板の板書もイマイチ、説明もイマイチでした。まぁ言い訳はそのくらいにして・・・
中2になると社会の地理の先生がベテランの男の先生で、授業がとてもわかりやすく、黒板の板書も素晴らしいものがありました。
地理の先生のおかげで、2年生になると地理の成績は上がりました。
歴史の先生は残念ながら1年の時と同じ先生でした。がっかりしたのを覚えています。
中学生ながらに「授業の上手な先生」と「何を説明しているのか?さっぱりわからないイマイチな先生」がくっきりと別れました。
残念ながら、生徒は教師を選べません。つらいところです。
中学時代・高校時代の成績はもちろん自分自身の勉強も大切になってきますが、成績が決まる1番の決まり手は「先生」だと思います。
当たりの先生に受け持ってもらえると、普通に授業を聞いて、学校のワークを解いていれば上がっていきます。
どの教科にも,生徒さんにとって「わかりやすい先生」と「イマイチな先生」がいることが多いのではないか?と思います。
学校の先生は責任重大だなと思います。
もちろん僕も、寺子屋に来てくれている生徒さんにとって「わかりやすい授業」をするよう心がけています。
授業も大切ですが、「授業準備」に時間をかけています。
少しひどい話になりますが、僕は寺子屋をオープンする前に大手の家庭教師派遣会社に所属し、中学生の家庭教師を担当していましたが、
「授業への取り組み方」はひどかったです。ひどいときはほとんどが「ぶっつけ本番」で授業をしていました。
理由は明白で、僕の教え子さんの点数が上がっても、逆に教え子さんの点数が下がっても、僕には何の責任もありませんでした。
だからぶっつけ本番で授業をすることが多かったように思います。
寺子屋を始めてからは「授業への取り組み方」は一変しました。
その日の授業のために、朝1時間は時間をかけて準備するようになりました。
教え子さんの成績は僕の、寺子屋学習館の評判に良い意味でも悪い意味でも多大な影響を及ぼします。
そのため「いい授業」をしようと改心しました。
問題を解くのは当たり前で、それから説明プリントを作ったり、頑張り表を作って生徒さんごとに授業の進み具合を管理しています。
家庭教師時代は「まぁこんなもんだろう」といい加減な授業をしてしまったこともまれにありました。
今はありません。本気で必死になって教えています。
もうすぐ中教研。点数よりも「学年順位」が上がるよう、頑張っていきましょう。
問題が難しくなれば、平均点が下がるだけです。
定期テストよりも点数が下がっても、学年順位が上がることは往々にしてあります。
範囲の広いテストなので、教科書の章末問題レベルの問題にガンガンに取り組んでいきましょう。
寺子屋では中教研対策として、基礎・基本を塾ワークで固め、そのあとは入試問題を解いていきます。
定期テストとは難易度は大きく異なりますが、自分なりに教科ごとの目標点数を決めて中教研テストへ向けて準備されてください。
応援しております。
2025年10月12日 11:29