個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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2023年の記事:ブログ

試験は水物

僕が高校生の時、3年間僕の担任だった先生が、「試験は水物だ」と言っておられました。模試があるたびに聞かされていました。

確かに試験は「そのときそのときによって点数が上下する、あてにならないもの」かもしれません。

僕は高校3年生の12月とセンター試験の本番で「試験は水物だな」と痛感しました。


高校3年生の12月、センター試験のプレテストという、本番を想定した模試がありました。

このプレテストで僕は「富山大学A判定」をもらいました。富山大学教育学部を第1志望にしている受験生約450人中、17番だったのです。

この結果を見て「とりあえず富大は大丈夫だろう。新潟大学と両方合格した時はどうしようかな」と少し悩んでいました。

新潟大学もA判定でした。

そして、1か月後、センター試験の本番です。 ところが僕はセンター試験の数学Ⅰ・Aで大コケしてしまい、富山大学の判定はなんとD判定。1カ月前の17番は何だったんだろう…

と思いました。そのときに「試験は水物だな」と痛感しました。担任が試験があるたびに言っていたことがわかりました。


そして結局僕は、富山大学には不合格になってしまいました。 模試があるたびにA判定だった新潟大学も、センター試験の結果は初のB判定でした。ショックでした。

新潟大学は合格できたものの、悔しい思いをしました。


今受験生の方は、もうすぐ共通テストですね?今日は模試を受けられる受験生も多いことかと思います。

試験は水物です。最後まであきらめずに頑張れば「いつもとは異なる良い結果」になることも十分にあり得ます。

頑張ってください!


PS:歌手のKANさんが亡くなられました。僕が高校3年生の今ごろ「愛は勝つ」という曲で有名になり、当時すごく人気がありました。

僕は「愛は勝つ」のピアノ弾き語りの楽譜を買ってきて、家でピアノの弾き語りの練習をしていました。

大学時代は「まゆみ」という曲が大好きで、当時つきあっていた人の名前も「まゆみ」さんでした。

「愛は勝つ」「まゆみ」この2曲は僕な思い出ソングです。ご冥福をお祈り申し上げます。
2023年11月18日 07:14

2年ぶりのガスト小杉店

昨日、早めに大門へ行きたかったので、13時すぎに家を出ました。

2年ぶりにガスト小杉店へ行き、なんとかカレーを食べて、そのままガストで夕方5時まで勉強していました。


家庭教師時代、僕は家で勉強することができなかったため、夜中や早朝に目が覚めると、そのままジョイフル大泉店やジョイフル呉羽店、ガスト中島店によく行っていました。

週に3回くらいのペースで行っていました。朝食セットを注文し、ドリンクバーを頼み、3時間ほど勉強していました。


 今は自分の部屋に勉強机が置いてあるので、自宅で勉強していますが、家庭教師時代(今から10年前くらい前は)ファミレスが僕の勉強部屋でした。

昨日は約2年ぶりにガスト小杉店で勉強しました。

やっぱりファミレスは集中できてよかったです。人目があるため、寝るわけにもいかず、ほどよい緊張感の中で勉強できました。

 ただ、ひたすら勉強するのは苦痛なので、本も持っていき、勉強に疲れたら休憩がてら本を読んでいました。

昨日のガスト小杉店は比較的空いていて、人も少なく静かだったため、集中して勉強できました。中1の英語のワークをひたすら解いていました。

 たまにはガストやジョイフル・ココスで勉強するのもいいなぁと思いました。ただ、お金がかかるのでそんなに頻繁には行けませんが…


 今は日記を書いていませんが、家庭教師時代はよく日記も書いていました。たいていは「近い将来、個人塾を開きたい。今はそのための準備期間だ」みたいなことを書いていました。

決意表明というか、目標というか、塾をずっと開きたかったので、このまま家庭教師で終わりたくはない、と思っていました。

 寺子屋を始めてからは日記を書く機会は激減しました。目標が一つ叶ったかな、と納得しているからだと思います。


 僕は27歳のときに高岡市伏木、31歳~33歳にかけて福光で個人塾をしていました。2回とも残念ながら短期間で閉鎖してしまいました。

大門での寺子屋は3回目の個人塾になります。今は塾を始めて5年目に入っています。今度こそ、長く続けたいと思っています。

 とにもかくにも塾を開きたい!と思っていたあの頃を思い出すためにも、たまにはガストで勉強するのも良いのかなと思っています。


PS:冬場は道が混んでしまうので、家を早めに出て、ガスト小杉店・ココス小杉店のお世話になりそうな気がしています。
2023年11月17日 06:27

THE ALFFEE 「シンデレラは眠れない」

僕が小学6年生のとき、クラスの女子に「THE ALFFEE(アルフィー)」の大ファンがいました。

彼女は当時、高見沢さんの熱狂的なファンで、「アルフィーいいよね!最高」とよく騒いでいました。

彼女の影響で「アルフィーか」と何となく思っていた僕は、当時テレビで入っていた「ザ・トップテン」を観ていて、偶然アルフィーが出ていたので観ていました。

そのときにアルフィーが歌った曲が「シンデレラは眠れない」という曲でした。

 初めてその曲を聴いたとき、僕は衝撃を受けました。「・・・すごい。いい曲だ!」と思いました。

当時佐伯家は、夜9時以降はテレビ禁止だったので、僕が見れた歌番組は「ザ・トップテン」という番組のみでした。

僕は小学6年生のとき、かろうじてカセットデッキを持っていたので、翌週の「ザ・トップテン」をラジオからカセットに録音しました。

そして何回も聴いていました。当時わからなかった「雨の日は umbrella差しかけよう」という歌詞も今は「umbrella=かさ」だとわかるのですが、当時は意味がわからず聴いていました。

アルフィーの曲はほとんどの曲が高見沢さんが作っています。

中学時代も僕はアルフィーの曲はよく聴いていて(テレビを通して聴いていました)中学時代のアルフィーのシングル曲はすべて好きでした。


 やがて高校へ入り、あまりアルフィーの曲を聴く機会もなくなり、アルフィーの大ファンだった女友達にも会わなくなったため、忘れかけていました。

カラオケに行ってもアルフィーの曲を歌う友達もほとんどいなくて、僕も歌わなかったのですが、最近ふと思い出したようにTSUTAYAでアルフィーのベスト盤のCDを借りてきました。

久しぶりに聴いた「シンデレラは眠れない」はやっぱり名曲でした。何年たっても好きな曲は好きなのだなと,改めて思いました。

以前読んだ本に「カラオケに行くと終盤に入って盛り上がってきてから歌うのは,自分が10代だったころの歌に戻る」と書いてあったのですが、その通りだなと思いました。


アルフィーの曲を7曲ほどi-podに入れて、朝のウオーキングタイムのときに最近聴いています。

アルフィー根強いですよね?年齢を感じさせないパワーがあり、メンバーの方々(特に坂崎さん)のトークも面白いと思います。今はネットで聴けるので、いろんなアーティストの曲を

たまに聴いています。最近の曲はあまりわからないのですが、やっぱり僕自身が10代だったころの曲はよく覚えていて、愛着もあります。

毎日同じお気に入りの曲を聴いているのも良いのですが、たまには10代のころの思い出ソングを聴いてみようと思います。

PS:10代のころの「思い出ソング」は何ですか? 
2023年11月16日 08:27

福野:マリモラーメン / 福光:青龍(せいりゅう)

今日はオフなので、「福野・福光エリア」へドライブに行って来ます。

お昼ご飯は福野にある「マリモラーメン」か福光にある「青龍(せいりゅう)」で食べます。


31歳~32歳のころ、僕は福光で個人塾をしていたのですが、当時「マリモラーメン」「青龍」に2か月に1回の割合で行っていました。

成績がなかなか上がらず、苦悩していた福野高校3年生の生徒さんと「マリモラーメン」へ行き、味噌ラーメンを食べたのは懐かしい思い出です。

福光にいたころ、行き詰ったときはよく「小矢部川の河川敷」へ行き、ぼ~っとしていました。20分くらい河川敷でいろいろ考えたりしていると、なんとなく気分がよくなり復活していました。

今、現在僕は行き詰ってはいませんが、今日は久しぶりに小矢部川の河川敷へ行ってこようと思います。


過去にとらわれるのは良いことではありませんが、僕は「前進するために過去へ戻る」という作業が好きです。「よし、頑張ろう!」と思えます。

今日は元気をもらうために福野・福光へ行って来ます。


PS:ちなみに大門では僕はよく「百万石うどん」へ行きます。うどんの店なのですが、僕はたいてい「とんかつ定食」を頼んでいます。僕の中でパワースポットになっています。
2023年11月15日 05:14

小学生:音楽の時間の「歌のテスト」について思うこと

僕は小学生のとき、6年間ピアノを習っていました。そのため、音楽の通知票の評価はいつも「5」でした。でも、僕は音楽の時間が大の苦手でした。

理由は「歌のテスト」があったからです。今の小学校の音楽の授業のことはわかりませんが、僕が小学生だったころは「歌のテスト」がありました。

学校の先生によっては「歌うのが恥ずかしい」小学生の心理を理解されていて、歌のテストを「音楽準備室」や「別室」で行う先生もいらっしゃるかと思いますが、僕が小学生のときの
音楽の歌のテストは「クラス全員の前で1人ずつ歌う」というものでした。

 この「全員の前で歌う」ということが当時の僕には何よりも苦痛で恥ずかしかったのです。

 一番ひどかったのは5・6年生のときの音楽の授業の歌のテストで、教頭が授業をしていたのですが、その教頭が、「今日は歌のテストをします。一人ずつみなさんの前で歌ってもらいます。みなさんは、歌っている人の歌を5段階で評価しましょう」と言ったのです。

「えっ、人前で歌うだけでも嫌なのに、評価までされるのか??」と僕はめちゃくちゃ嫌な気分になりました。


歌の上手い人はそれで良いかもしれません。ですが、僕みたいに「人前で歌う」ことに強い抵抗を感じ、さらにそれが「評価される」ということになると絶対に嫌な気分になる子は
必ずいると思います。

 今思い返しただけでも腹が立ちます。  

 
 ちなみに中学生のときは、先生が配慮してくれて「歌のテスト」はあったのですが「2人いっしょに」とか「3人いっしょに」歌って、それを先生が評価される、という形式でした。

 これだとまだ緊張感もほぐれるし、もちろん「生徒が生徒の歌を採点する」という愚かなことも、もちろんありませんでした。


今の小学生の音楽の「歌のテスト」はどのように行われているのだろう??


 ちなみに僕が人前で歌うことに全く抵抗を感じなくなったのは「高校生のとき」でした。きっかけは「カラオケ」でした。

僕が高校2年生の夏に全国的に「カラオケブーム」が到来し,いたるところにカラオケボックスができ始めました。

友達とカラオケに行き始めたのをきっかけに「人前で歌う」ことに抵抗を感じなくなり、むしろ「採点」されることに快感を覚えるようになりました。

大学生になると今度は「ギターで弾き語り」するようになり、人前で歌うことはむしろ好きになっていきました。


 僕の小学生~大学時代を振り返ると、やっぱり小学生のときが一番歌うということに抵抗を感じていました。今の子どもたちの中にも「人前で歌う」ことに嫌悪感を示す人は一定数

いると思います。そんな子どもたちに配慮して、「少しでも歌うことに抵抗をなくすような環境で」歌のテストをしてほしいなと思います。
2023年11月14日 08:34

富山商業高校吹奏楽部の演奏会を観てきました。

昨日、午後1時から3時まで、オーバードホールで富山商業高校と岡山学芸館高校の吹奏楽部による、ジョイントコンサートを観てきました。

午前中の家庭教師を少し早めからに変更させてもらい、それからオーバードホールへ向かいました。

今回初めて、岡山学芸高校の吹奏楽部の演奏を聴きました。オーバードホールの上の方に僕は座っていましたが、上の方まで良く届く迫力ある演奏に圧倒されました。

司会進行をされていた高校生2人も、場を和ませる面白い話もされていました。

富山商業高校と岡山学芸館高校の生徒さんから元気をもらいました。 頑張ろう!と思いました。

演奏会のあと大門へ向かい17時~21:30まで授業をしてきました。 昨日は体力的にハードでした。おかげさまで帰宅するとシャワーをしてすぐ寝ました。

明け方に起きて、「新婚さんいらっしゃい」と「松本中居」を見た後、AM6時30分から近所にあるスーパー銭湯へ行って来ました。

さっぱりしてきました。これからYou-tubeの撮影→upをしようと思います。

今日から月曜日、頑張りましょう!
2023年11月13日 08:11

母校富山県代表へ

今日、冬の全国高校サッカー選手権大会、富山県予選決勝戦が行われました。

富山第一高校対富山北部高校の対戦でした。

僕は仕事のため、前半しか観られなかったのですが、3-0で富山第一高校が勝ち、優勝しました。

12月下旬から1月にかけて行われる全国大会に出場することになりました。

 今年はどんな戦績を残すのでしょうか? 楽しみです。


さて、話は変わって、明日はオーバードホールで富山商業高校の吹奏楽部の演奏を見に行ってきます。13時開演です。

ただ、明日は17時から大門で塾なので、最後まで観れないかもしれません。

15時すぎには大門へ向かわなければなりません。少し残念です。

つかの間の演奏会を楽しんできます。
2023年11月11日 19:17

明日は高校サッカー決勝戦。

明日は冬の高校サッカー全国選手権大会の富山県大会の決勝戦です。15時から大門で塾があるので、テレビで応援します。後半途中までしか観れませんが、一応録画して観ます。

明日の正午からKNBでテレビ中継されます。

母校富山第一高校の対戦相手は富山北部高校です。北部高校は水橋高校と統合してから、やっぱり強くなりました。

水橋高校がずっと強い高校だったので北部高校と統合すれば、多分、水橋高校へ行きたかっただろう中学生がそのまま北部高校へ入学するだろうなと思っていました。


 おととい,中学時代の仲の良い友達とラインしていました。彼は富山北部高校のOBです。野球部同様、サッカー部も強くなってきたことをうれしいと言っていました。

 北部高校は僕が通っていた岩瀬中学校の隣にあります。中学時代は北部高校は女子の割合が高い高校で、「自由な校風」にあこがれていました。

当時は普通科・事務科・デザイン科・薬業科がありました。全校生徒の約7割が女子でした。

今は体育コースができて、野球・サッカーなどをするために北部高校体育コースへ行く中学生が多くいます。

僕が4年前に家庭教師をしていた教え子の中学生も野球部で、「北部へ行って野球をするために」推薦入試を受け、合格しました。高校入学後は野球部へ入り、2年生のときからレギュラーとして活躍されていました。

最近ケーブルテレビ富山をよく観ています。部活動紹介みたいな番組をよく観ています。 最近プロ野球のドラフト会議があったのですが、今年は富山県出身の野球選手がプロへ入っていくことになり、すごいなと思いました。

森田投手(富山商業高校OB)の小学校時代のインタビューや法政大学時代のインタビューなどを観ていました。

小学生のときにすでにケーブルテレビに出ていたということは、小学生のころおからプロへ入る能力があったのかな?と思いながら観ていました。


富山第一高校サッカー部からは最近はプロへ入っていく選手はいないのかな?僕の記憶によるといないと思います。全国優勝してからは、インターハイで一度準優勝しましたが、最近は

なかなか厳しく冬の全国大会ではベスト8にも入っていません。大塚監督が抜けられて以来、さらに状況は厳しくなったのかもしれませんね?

まずは明日の県予選決勝戦に勝って、全国大会へ行ってほしいと思います。頑張れ一高!

PS:全国的にも有名で強豪の青森山田高校(青森県代表)が県予選決勝戦で圧勝した記事をネットで見ました。「強すぎる」と批判されていました。

青森山田高校にもなると、高校野球でいえば「大阪桐蔭高校」みたく、全国から優秀な選手が入ってきます。富山第一高校最大の弱点は「県外生は基本的にはとらない」ことです。

友達に聞いたのですが、富山第一高校には全国優勝したころから「富山第一高校に入ってサッカー部に入りたいです」という問い合わせが殺到しているそうです。

 しかし、富山第一高校には残念ながら「選手寮」がありません。そのため、基本的に富山県に住んでいないと富山第一高校サッカー部はは入れないのが現状です。

大塚監督が全国優勝したときに、インタビューで「富山県という片田舎のチームでも、やり方次第では全国優勝できるということ証明したかった」みたいなことを言っておられました。

富山県スピリッツで全国に挑み続けている富山第一高校。富山の星として今年こそは全国で大躍進してもらいたいと思っています。
2023年11月10日 12:29

共通テストを受けられる受験生へ 「黒本」「青本」を解きましょう。

もうすぐ共通テストですね? 受験生の中には、まだ授業が全部終わっていなくて(特に社会)学校の勉強に追われている方もいらっしゃるかと思います。

学校の勉強をマスターしたい、その気持ちは痛いほどわかります。しかし、共通テストまであと約2カ月となった今、受験生が勉強することは「共通テスト対策」になります。

国公立大学志望の受験生は2次試験の勉強もあるかと思いますが、そろそろ共通テスト対策に重きをおいて勉強してほしいと思います。

 では、共通テスト対策として、何を勉強すればよいのでしょうか?それは「共通テストの過去問」「センター試験の過去問」を解くこと。あとは河合塾(河合出版)から出ている

「2023共通テスト総合問題集 数学Ⅰ・A」」というタイトルの各教科ごとのマーク模試(通称黒本)や、駿台文庫から出ている「2023大学入学共通テスト実践問題種政治・経済」などの教科ごとのマーク式問題集(通称青本)」を買ってきて、予想問題をガンガン解いていってください。

黒本は黒色の本だから黒本、青本は青色の本だから青本ということです。

共通テストの過去問は量が少なすぎます。センター試験の過去問は教科にもよりますが、数学Ⅰ・Aなどは共通テストと傾向がかなり異なるので、あまりお勧めできません。

黒本や青本を解いてみてください。英語に関してもセンター試験と共通テストとでは、内容がかなり異なります。共通テストは文法単独問題は出題されていません。ひたすら中文・長文読解問題が出題されています。

そのため、センター試験の過去問というよりは、やっぱり共通テストに形式がそっくりな「黒本」「青本」を解いた方がコスパは良いと思います。

黒本や青本を解いてみて、自分がよく間違える所はだいたい決まっています。その間違っている所を集中的に強化するためにも、まずは黒本と青本を解いてみてください。

文系の受験生には数学はかなり難しく感じられるかもしれません。日常の体験に即して・・という問題に関しては、似たような問題が少なすぎるため「お手上げ状態」になるかもしれません。そのときは思い切ってその分野の問題は捨てて、他の単元や、他の教科でカバーしてください。

 センター試験と比べて共通テストの数学の問題は「努力が報われにくい問題」になっています。センター試験が得意だった僕が共通テストを解いてみると「なんだこりゃ」の世界でした。傾向があまりにも変わりすぎたのと、突飛もない問題が出るので、はっきりいって対策が立てにくくなっています。

なんでこんな問題になってしまったのか?いささか疑問ですが、特に数学Ⅰ・Aに関しては、センター試験のおもかげのかけらもないので、センター試験の過去問演習はあまり即効性はありません。

それだったら、本屋に売っている「共通テスト用」の問題集を解いた方がよっぱど点数につながります。大変かと思いますが、文系の受験生は数学で「平均点」を取れるよう、頑張ってみてください(上位校や旧帝大を目指される文系受験生は8割以上を目指されてください)

まだ2カ月あります。特に理科・社会はこれからガンガン暗記していくと成績は急上昇します。最後まであきらめないで、志望校合格目指して頑張ってください。

共通テストが終わってから2次試験まで1カ月あります。共通テストが終わってからは2次試験の勉強さえすればよいので、そろそろ2次試験の対策をいったん切り上げて共通テスト対策を始めてください。
2023年11月09日 16:34

2018年11月4日 寺子屋学習館OPEN / 中学時代の恩師

さきほど2018年度の手帳を見返していました。ちょうど今から5年前の11月4日に寺子屋学習館が大門でOPEN しました。

当時、僕は月曜日から土曜日までは某大手家庭教師派遣会社で家庭教師をしていました。主に中学3年生の家庭教師をしていました。1日2件の家庭教師をしていました。

日曜日だけ「大門総合会館」で中・高校生対象で「11月4日~翌年3月3日までの「長期無料体験授業」をしていました。日曜日だけの無料体験授業だったのですが、約4カ月間の無料体験授業は体力的にも精神的にも大変でした。「入塾してもらえるといいなあ」と思いながら4カ月間過ごしていました。

ほとんど休日のない中での無料体験だったのと、当時は「高校生の数学」も僕が担当していたため、授業準備に猛烈に時間がかかりました。

今はベテランの先生が僕の代わりに高校生の数学を担当してくれています。先生には感謝しています。

 
 僕の能力では高校生を教えるのは無理だと悟りました。自分が理解できることと人に教えるということは全くの別物だと、痛いほどわかりました。

だからといって、中学生に教えるのは簡単かというと、そうでもありません。高校生と比べるとどうしても中学生は「これまでの勉強量の積み重ね」が劣るので、高校生を教えるとき

よりも、かみ砕いて教えるようにしないと理解してもらえません。中学生には中学生なりの教え方があります。

 「この問題では、このあたりでつまづくだろうなぁ」と事前に予想して、「じゃあ、こういうふうな説明をしたらどうだろう?」と準備してから授業に入ります。

でも時にはこちらが予想しない所でつまづいたり質問されたりすることがあります。そこで再び「そうか、じゃあこういう解き方はどうだろう?」と試行錯誤して…この繰り返しで

ここまでやってきました。


さて、話は変わります。僕が中学時代の話になります。

僕は中学生・高校生のとき、ともに「英語」と「数学」の先生に恵まれてきました(学校の先生です)

中学1年生の時の英語の先生は「新採用の女性の先生」でした。かなりはっちゃけた先生で、今から思うと派手な先生だったのですが、教え方がものすごく上手で、僕もこの英語の先生

の教え方を今でもモデルにさせてもらっています。高岡市伏木出身の先生で「高岡高校→お茶の水女子大学」を出られた先生でした。


英語の授業で「my」という単語を習った時のことです。

当時流行っていたチェッカーズの「ジュリアにハートブレイク」という歌の中に「帰ろうぜあの街角へ ハートブレイク oh  my ジュリア」という歌詞があったのですが、

その「my ジュリア」という部分に「my」があるよねぇ~ と言って「みんなで歌ってみようか!」と、カセットデッキを持ってきてみんなで授業中に歌ったりしていました。 

僕は当時,その先生の人を巻き込むような迫力に圧倒されたのと、その先生がけっこうきれいな先生だったので、必死に授業を聞いていました。

先生は中学時代の修学旅行中に差し歯が抜けて、前歯のない状態で写真に写っていて恥ずかしかった」とか「大学時代の彼氏が彼氏のお父さんが亡くなられたときに私の前で泣いて

いて・・・」などけっこう具体的なエピソードを僕たちに話してくれました。

当時まだ中学1年生だった僕にはその1つ1つのエピソードが強烈で、英語の授業中はめちゃくちゃ真剣に授業を聞いていました。

この英語の先生には中学1年生のときと中学3年生のときに指導してもらいました。おかげで中学時代の英語は一番の得意教科でした。


 代わって数学の先生は… 数学の先生は当時推定40代の女の先生で、ベテラン先生でした。

授業中に「警棒」みたいなものを持って教室に現れ、初めて見たときは「えっ、この警棒で授業中にどつかれるのかなぁ」と一瞬おびえましたが、そうではなく、黒板で説明されるとき

に、その棒を使って説明するための「警棒」でした。実際すごく優しい先生で、当時としては珍しく,決して体罰をしない先生でした。

授業も予習をしなくても「授業を聞くだけで」理解できました。生徒にあてることもあまりなかたので、必要以上に緊張することもなく、楽しく授業を受けることができました。

この先生は英語の先生ほど羽目をはずしてはいなかったのですが、一度だけヨーロッパ旅行のときの話を僕たちにしてくれて、「外国人がね、恋人同士で人前で堂々とキスをするんですよ。そのキスの時間を腕時計で計っていたのですが、長くてね~(笑)」と話していたのが当時の僕には衝撃的でした。

今でも覚えているくらいなので、かなりの衝撃を受けたのだと思います。この先生には3年間授業を担当してもらい、数学も得意教科でした。

中学2年生の2学期の中間テストで僕が初めて100点をとったときに、この先生は授業中にテストを返したときに「佐伯は100点満点でした!」とみんなの前でほめてくれました。

すごくうれしかったです。この先生には中学3年間、数学を指導してもらいました。ラッキーだったと思います。「生徒は教師を選べない」ため、どんな先生に指導してもらえるのか?

これは全くもって「運だのみ」になります。運が良ければその教科が好きになるし、逆に運が悪ければ「苦手教科一直線」になってしまいます。

僕は英語・数学という主要教科が良い先生に恵まれたのでラッキーでした。

 一方、理科と社会はいまいちでした。1・2年生のときの「社会」は全くの「ハズレ」でひどい目にあいました(先生を責めるつもりはなく、勉強しなかった僕が悪いのですが)

中学1年生の11月に行われた中教研テストで僕は社会で「31点」という点数を取ってしまいました。1年生のときはとにかく社会が歴史も地理も同じ先生で、いつも50点~60点くらい

の点数でした。 ところが2年生になると「地理」の先生がベテランの男の先生に代わり、とたんに社会のテストの点数が上がりだしました。「やっぱり先生によって得意不得意が

変わってしまうのだなぁ」と身を持って感じました。

 理科は… 毎年先生が変わりましたが、3年生のときが一番ひどくて「さっぱり」でした。 仕方がないので自分で必死に勉強していました。


これまでの中学時代の経験を振り返り、今 冷静に思うことは「…ということは寺子屋に来てくれている中学生の成績の良しあしは俺の授業にかかっているのか…」ということです。

しかも授業料までいただいている。プレッシャーを感じながら「1点でも生徒さんの成績が上がるような授業をしないといけないな」と思います。


 塾生の成績が上がるともちろん僕もうれしいです 。逆に塾生の成績が落ちると「俺のせいだ…」と落ち込みます。そうならないように、一生懸命授業して、授業で習ったことを

より理解してもらうために宿題もちゃんと出して、結果を出していかないと辞められてしまいます。それだけは避けたい…

 僕の中学時代の英語・数学の先生方の授業を元に、あとはこれまでの授業経験をもとに、授業を組み立てていきたいと日々思っています。


……今日で中教研が終わります。ひと段落つきます。すぐに期末テストがやってきます。3年生は実力テストもあります。

まだまだ油断できない日々は続きますが、塾生の背中を押せるよう僕も頑張るだけです。
2023年11月08日 08:20