中1のとき、塾をサボって遊んでいると…
僕は中学時代、3年間で3つの塾へ行きました。最初に行った塾は、近所にできたばかりの個人塾でした。
確か、水曜日と土曜日に塾があったと思います。
中1の6月か7月に、僕は一度だけ塾をさぼって友達と遊んでしまいました。土曜日のことです。
小雨が降っていて、遊び終えて家に着くなり父親が「お前、今日塾じゃなかったんか?どこ行っとったんよ?」
と聞かれ、「えっ,友達の家に・・・」と言った瞬間、
父は僕が持っていた「たたんだ折りたたみ傘」を取り上げ、その傘で僕をガンガン殴りました。
めっちゃ怖く、そして痛かったです。
僕の小指から血が出ました。
僕の父は怒ると手が出るタイプの親でした。
小学生のときは2週間に1回くらいの割合で殴られました。理由はささいなことばかりでしたが、怒るととても怖い人でした。
中1のときの「塾さぼり→おりたたみ傘事件」が、僕が父親に殴られた最後の日になります。
その日以降は殴られたことはありませんでした。
僕が小さかったころは、今とは異なり「体罰時代」でした。
学校でも先生にたたかれることは日常でした。
宿題を忘れてはたたかれ、そうじをサボっていてはたたかれ、という時代でした。
体罰を黙認する時代でした。
今はもちろん、体罰はよくない、禁止されています。
僕自身,今までの人生の中で体罰をふるったことは一度もありません。
でも今の子どもたちは体罰を受けていないため、社会に出ると、上司に少ししかられただけで、会社をやめてしまう若者もいると聞きます。
要するに「打たれ弱い」のです。
全員とは言いませんが、できることなら「打たれ強い大人」になってほしいと思います。
体罰なしで人を成長させるには、どうすればよいのか? 大きなテーマだと思います。
しかられて、へこむことはかまわないのですが、「次に生かしてほしい」と思います。
PS:学校教育法第11条の中で、体罰は禁止されています。
大学時代、「教員になる人は体罰だけは何があってもしてはいけません」と事あるごとに言われました。
体罰なしで教員の威厳を保つのは、かなり難しいと思います。
先生にとっては大変な時代になってしまったなと思います。
体罰なしで頑張れ先生。
2024年07月11日 06:53