中日ドラゴンズ、頑張れ、根尾選手。
プロ野球、中日ドラゴンズに根尾(ねお)選手という、今年プロ6年目の選手がいます。根尾選手について簡単に説明させていただきます。
根尾選手は岐阜県飛騨市出身です。中学時代は野球とともにスキー選手としても大活躍しており、中学2年生のときにスキーの全国大会でアルペン回転競技で全国優勝を果たします。
イタリアで開かれた国際大会にも出場しますが、その年限りでスキーを引退し、野球に専念することになりました。
学業の成績もとても優秀で、中学時代の成績はオール5。
東京大学のスカウトがマークしていたとのことです。ご両親は医師。
高校は大阪桐蔭高校に進学。高校1年生夏からベンチ入りし、2年春からは主力となり、投手・ショートに加え、チーム状況によっては外野手もこなしながら2年春から3年夏まで
4季連続で甲子園大会出場を果たし、そのうち2年春,3年春,3年夏で全国優勝。
「大阪桐蔭最強世代」の一角として史上3校目の春連覇,2012年に次ぐ2度目の春夏連覇に貢献しました。
ドラフトでは4球団から1位指名され、中日ドラゴンズに入団しました。
ここまでは順風満帆な人生なのですが、プロ入りしてからは苦難の連続です。
プロ入り後すぐにケガをしてしまい、2軍生活が続きます。
入団当時は根尾選手は「ショート1本で頑張りたいです」と言っておられましが、根尾選手は「あまりにも起用」すぎたため、ショートを守ったり外野手にコンバートされたり
挙句の果てにはピッチャ―もしています。現在はピッチャーとして登録されています。
根尾選手の記事をかなり読みましたが、とにかく「超がつくほどの真面目」人間だということです。
高校時代も誰よりも練習し、プロ入りしてからもコーチ陣の言うとおりに黙々と与えられたポジションで猛練習されています。
しかし結果がなかなか出ず、現在も迷走している状態です。
「根尾選手に原因があるのではなく、根尾選手の才能を生かし切れていないコーチ陣に最大の責任がある」とも言われています。
しいて弱点を上げるならば「頑固」なところ。ただ言い方を変えればそれも「芯が強い」と言い換えることもできます。
今年でプロ6年目。このままいくと「斎藤佑樹の再現」になってしまいます。
もちろん根尾選手は斎藤佑樹選手とは異なり謙虚です。「勘違いした発言」も全くありません。
記事によると「根尾選手は育成能力の高い広島あたりにトレードされた方が才能が開花するのでは」とも言われています。
記者のインタビューでも冗談ひとつ言わない真面目な性格。真面目すぎて悪戦苦闘している感じがします。
確かに高校野球と「プロ野球」は違いますが、根尾選手のように「練習の鬼」のような方に僕は活躍してほしいと願っています。
投手でいくのかショートでいくのか、はたまた大谷選手のように「二刀流」でいくのか?
いずれにしても僕は根尾選手の今後の活躍を願っています。
根尾選手、頑張れ!
2024年07月24日 05:55