明日、あさっての2日間、中教研テストが行われます。
富山県に住んでいる中学生が対象の、県統一テストになります。
寺子屋では中教研対策として、入試問題の過去問を解いたり、計算問題や図形問題を解いたりしています。
社会は世界地理の全国の入試問題の中から「気候に関する問題」のみを抜粋して解いています。
気候の問題は毎年入試に出ている場合が多く、世界地理の気候問題は、一通り内容を覚えてしまえば、得点源になる問題なので、気候ごとの特徴を押さえていってほしいです。
さて、入試問題の面白いところは、いろんな県で似たような問題が出ていることです。
そのため、数多く入試問題を解いていると「この問題見たことあるな」という問題に遭遇します。チャンスです。
公立高校の入試問題はなんとなくどの県も似たような問題が出題されています。(東京・愛知・神奈川・大阪などの都会は難易度が他県の入試問題よりも難しくなっています)
極端に難しい問題は、難関高校を受験される生徒さん以外には、はっきり言って関係ありません。
誰もその問題は解けません。
よって、難関高校以外を受験される生徒さんは、基礎問題・標準問題をどれだけ解けるか?が合否を分けます。
今回の中教研テストも難易度は入試問題にかなり近く、難易度の極端に高い問題も少し出題されます。
入試問題をAレベル(易しい),Bレベル(標準レベル),Cレベル(やや難レベル),Dレベル(難しい)に分けて、まずはAレベル・Bレベルの問題を確実に解けるようにしましょう。
志望校にもよりますが、中堅進学校を目指している中学生はA・Bレベルは確実に解けるようにしてください。
Cレベルの問題は半分くらい解ければ良いのではないかと思います。
中教研テストは僕個人的にも、かなり重用視しています。
中教研の点数が、現時点での生徒さんの学力になります。
定期テストとは異なり、学年の5教科の平均点もぐんと下がります(問題が難しいため)
学年順位を気にされてください。
ふだん定期テストで点数があまり良くなくても中教研でそれなりの点数を取れれば、学力はあるということです。
自信を持って良いと思います。
定期テストは取れるけど、中教研はあまりとれなかった(と言っても学年順位が変わらなければ気にされる必要はありません)
中教研テストの間違えた所は確実に復習していきましょう。
中教研での順位は貴重なデータになります。
ふだんの勉強の成果が問われるテストなので、頑張ってきてください。
2024年11月05日 14:24