個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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つらくて自分に負けそうなとき…

みなさんは、つらくて自分に負けそうなとき、どうされていますか? 何をすることによって復活されますか?
 
僕の場合、いくつか方法があります。

友達に話を聞いてもらうことが一番多いのですが、自分一人で乗り越えたいときは、「音楽を聴く」「バラエティー番組を見る」「本を読む」

そして最近一番多いのが「Youtubeを見る」ことです。

昨年までは「百獣の王」でもある武井壮(たけいそう)さんの動画をよく見ていました。

武井壮さんの動画は視聴者からのメールを読んで、そのメールに応えていく、という内容のものが多いのですが、かなり元気づけられます。

武井壮さん自身、小学生のときにすでに両親はいなく(ご両親が離婚されお父さんに預けられました。しかしその父親が蒸発してしまいました)

まだ小学生なのに新聞の配達のアルバイトをされていたという、大変苦労された方です。その武井壮さんの熱いメッセージは僕の心に響きます。


 あとはこのブログでも何回かお話をさせてもらっていますが、元暴走族から代々木ゼミナールのNO.1講師にまで上り詰めた吉野敬介先生の本を読むことです。

特に「だからお前は落ちるんだ、やれ!」という本は、受験生への強烈なメッセージや吉野先生の経験談・過去などについて語られており、読むたびに体が熱くなります。

今まで読んできた著書の中では間違いなく「スイッチが上がるNO.1の本」です。


音楽は浜田省吾さんのDVDを部屋を真っ暗にして見ることです。浜省のコンサートは何回見ても元気をもらえます。

車の中でも聴いている音楽のうちの約半分は浜田省吾さんの曲を聴いています。

最近は一番元気をもらっているのが、Youtubeの番組「桃太郎数学XYZ」という動画です。

たけし先生という方が高校生・親御さんに向けて「大学受験に関する知識・ノウハウ・大学受験の突破方法」などについて、とても詳しく解説されています。

本とは異なり、視聴するだけなので、抵抗もなくすんなりと見ることができます。

僕は今はもう高校生への指導は行っていませんが、たけし先生の動画を見ると、テンションが上がってカーっと熱くなります。

何かをしないといけない!という強い衝動にかられます。気に入っているYoutube動画のうちの一つです。


最後に、一番多いパターンが、行き詰った時はいったん家を離れ一人ドライブへ行くことです。

ドライブコースはワンパターンで、「伏木・氷見方面」か「福野・福光方面」です。

かつて個人塾をしていたエリアで、行くと妙に落ち着きます。27歳のときに伏木で、31歳~32歳のときに福光で個人塾をしていたころを思い出し、

「あの時よりも俺は頑張っているのか?」と自問自答しながら伏木・福光へ行くたびにテンションがグッと上がります。

部屋で立ち直りたいなと思う時は、録画しておいたバラエティー番組を見ます。

よく見るのが「上田と女が吠える夜」「アメトーク」という番組です。あとはその時々によって面白そうなTVを見ています

あとはアベマTVの「今日好きになりました」という恋愛観察バラエティ―番組を見ています(塾生から教えてもらいました)

まだ若い高校生が2泊3日の旅の中で好きな人を見つけて、最終日に告白する、という内容の番組です。

過去に「あいのり」という大人気番組がありましたが、コンセプトは「あいのり」に少し似ています。


さて,いろいろ述べさせていただきましたが、みなさんは「自分に負けそうなとき」どうやってその状態を克服されていますか?

自分なりの「解決方法」を持っていると強いですよね?

人それぞれ解決方法は異なるかと思いますが、困難を1つひとつ乗り越えていくたびに自分がまたひとつ強くなったような気持ちになりますね。
2025年12月01日 06:02

2025年度の富山県立高校入試問題【数学】解いてみました

昨夜、富山県立高校入試問題【数学】を解いてみました。

……平均点が100点満点中、約37点だった理由がわかりました。

難しい! 今までの入試問題とは明らかに一線を画していました。

想像するに、40点満点で点数が1ケタだった受験生が多かっただろうなと思います。

問1からして、例年とは異なり、難問が出題されていました。

毎年出題されていた「規則性問題」が消え、かわりに「整数の問題(応用)」」が新たに出題されていました。

国立高専の問題に似ていて、問1からして難しい問題でした。

「1次関数の利用」問題も、例年とは大きく異なり、最後の2問は難問でした。

そして最後の「円の問題」は言うまでもなく、難問でした(問1だけは比較的易しかったです)


全体としての感想は「これだけの問題を50分しかない中ですべての問題にこたえるのはかなり難しい」ということです。

毎年富山県の数学の入試問題は難しく、だからと言って必要以上に数学の勉強に時間をかけるのは危険です。

高校入試は数学だけで合否が決まるわけではありません。

他の4教科でカバーすれば十分に合格できます。

数学のテストがいつも40点満点中の1ケタの生徒さんは、とにかく問1対策に時間をかけてください。

問1でどれだけ取れるか?」で決まります。

余裕がある場合は、各問いの(1)のみは解く、という戦術で勝負するのも良いのかなと思います。

円の問題以外は、(1)だけは比較的易しくて解きやすい問題が出題されているので、基礎的な問題に限定して、単元ごとに

練習すれば何とか本番で40点中の10点以上を取れるかもしれません。

いずれにせよ、大学入試の共通テストの数学の平均点が低いように、県立高校入試の数学の平均点も富山県の場合は低くなっています。

入試まであと約3か月あります。

まだまだ間に合うので、各問を全問正解する、という勉強の仕方ではなく、

各問いの(1)(2)で部分点を取る、という勉強の仕方をしていってください。

頑張ってください! 応援しております。
2025年11月30日 06:48

上越市に来ています

期末テストが終わったので、5月末以来に上越へ来ました。

特に目的はないのですが、12月は土曜日がほぼほぼ3者面談になってしまい、休みが数えるほどしかないため、今のうちに、

雪の降らないうちに上越へ行きたいなと思っていました。

良い気分転換になっています。

昨夜友達から「明日の夜、焼き肉キングに行かんか?」とメールが届いたのですが、上越ツアーのためお断りしました。

焼肉きんぐは数日前から予約しておかないと(特に土日・祝日)1時間~1時間半ほど待たされることになります。

金曜日や木曜日になってから急いで土曜日の予約の電話をしても「すみません、もうふさがっています」というオチになることが多いです。

さて、今回の上越ツアーで1つだけどうしてもやっておきたいことがあります。

それは富山県立高校の数学の最新の入試問題を解くことです。2025年の数学の入試問題の平均点は100点満点に換算して、なんと約37点。


かなり悪いですね? それだけ難しかったということだと思います。今夜実際に解いてみようと思い、入試問題を持参して上越に来ました。

今日の昼ご飯は上越に来たら必ずと言っていいほど行く「銭形(とんかつ)」という名前のとんかつやさんでとんかつ定食を食べてきました。

美味しかったです。

現在の時刻は14:12です。このあと富山県の数学の入試問題を解いてみます。

明日は夕方から塾があるので、明日の午前中に上越を出て家に帰ります。
2025年11月29日 14:04

ようやく期末テストが終わりました~

長かった・・・ ようやく期末テストが終わりました。ほっとしています。

中学1・2年生は学校で習っているところ+わからない所の基礎からやり直していきます。

中学3年生は入試対策に戻ります。

部屋の中に山ほどプリントがあるので、その中から基礎~標準レベルの入試問題プリントを解いていきたいと思います。

生徒さん1人ひとりによって苦手な分野は異なりますが、ほぼ全員に共通して苦手な分野もあるので、特に数学と英語に力を入れていきます。

中3生は今習っている「仮定法」を終えると、中学3年間の文法の勉強は全て終わります。

ようやく長文対策に入れる、という段階になります。

英語の長文は一朝一夕にはできるようにはならないので、地道にコツコツ問題をたくさん解いていくのがベストです。

慣れるまでは時間がかかってもいい、単語を1つずつ覚えていく、という作業の繰り返しです。

今は3年生は文法の復習をしています。2年生で習うto不定詞→3年生で習うto不定詞とセットで復習していきます。

2年生・3年生の文法を中心に復習していき、あとは全県模試の過去問を解いていきます。

予定としては1月からは文法の復習+県立高校の入試問題を解いていきます。


 数学は問1を苦手としている生徒さんが多いので、まずは問1で確実に点数が取れるよう、練習していきます。

箱ひげ図なども今は解いています。富山県の入試によく出る所を中心に学習していきます。

理科・社会は入試問題の過去問を解いたり、塾のワークを解いたりしていきます。

期末テストが終わったので、とりあえず学校の勉強からはいったん離れて入試対策を進めていきます。


さて、塾の時間が来ました。

今から大門へ向かいます。
2025年11月27日 16:35

男闘呼組(おとこ とうきぐみ)

今朝、偶然録画していた大泉洋さんがMCを務めている歌番組「SONGS」を見ていました。

ゲストは男闘呼組でした。新しいバンドを結成しての出演でした(新しいバンド名は忘れましたが)

なつかしい!と思いました。4人そろっている男組を見るのはもう30年ぶりくらいになります。

昭和世代の人たちにはわかるかなと思うのですが、男組のメンバーは現在、年齢が50代中半くらのメンバーで構成されています。

僕が中学生~高校生のころに大活躍されていたバンドです。当時はアイドル的な人気がありました。

もちろん、当時よりもメンバーの方たちは年老いていましたが、ロックにかけるファイティングスピリッツは当時と変わっていませんでした。

僕は中学生のころ、前田耕陽さんのファンで、特に髪型にあこがれていました。

サラサラヘアーの前髪がすごくかっこよく、あこがれていました。

岡本健一さんと前田耕陽さんは当時、ドラマにも出演されていて、よくドラマを見ていました(1980年代のころの話です)

前田耕陽さんと中山美穂さんが共演していたドラマ「君の瞳に恋してる」は当時毎回見ていました。


 たのきんトリオのよっちゃんがインタビューにこたえていて「彼らの今の活躍は多くの50代の方たちに勇気を与えていると思います」

と言っておられました。 本当にそうだよなぁと思いました。

僕が高校2年生だった1989年、いきなりカラオケハウスブームが全国的に広まり、(当時は今みたいな安い料金設定ではなく、たとえば1曲100円などというシステムでした)

高校2年生のときに発売された男組の「TIME  ZONE」をよく聞いていました。

友達にすごく歌が上手い人がいて、よく「TIME  ZONE」をカラオケで歌っていました。

なつかしいですね。

僕も現在50代ですが、特にハマっていることもなく、ありきたりな日常を過ごしています(浜田省吾には高校生のころからハマっていますが…。唯一ハマっていることです)

僕の中学時代の友達は5年くらい前からテニスにハマっています(中学時代彼はテニス部でした)

いいなぁと思っています。僕の友達にはゴルフをする友達は1人しかいませんが、中年にはおススメの趣味かなと個人的に思います(お金はかかりますが…)


カラオケ、行ってないですねぇ。

高校時代は「1人カラオケ」にも恥ずかしくもなく行っていました。女子の前で歌うためによく練習していましたね。

1曲100円で歌えるカラオケハウスが越中中島駅のすぐそばにあり、練習していました。

また当時は録音できるカラオケハウスもあり、友達とカラオケに行ってはカセットテープに録音してみんなで聞いたりしていました。

自分の歌声を初めて聞き「なんていう声をしているのだろう??」と大いにショックを受けました。

30代前半ころまではストレス発散によく1人カラオケに行っていました。

受験期に入り、僕も少しずつ、というかかなり焦ってきているので、久しぶりに時間あったら「1人カラオケ」に行ってみようかと思います。

山室にある「カラオケ飛行船」は20年くらい前の話になりますが、MDに録音できる部屋が1つだけありました。

当時はよく「カラオケ飛行船」に行っていました。

スナックに友達と行っては、カラオケでよく歌っていました(現在も友達とスナックに行くと、カラオケを歌うことがあります)


 今回の男闘呼組のメンバーを見ていて、少しというかおおいに元気をもらいました。

もう50代、まだ50代、人によって受け止め方は違いますが、元気よく過ごしていきたいと思いました。

受験を乗り越えるのは生徒さんなのですが、毎年12月あたりから僕の気分は重く、ブルーになることが多いので、今回は

少しでも前向きに受験シーズンをいろんな形で元気をもらい、乗り越えていきたいと思います。
 
2025年11月23日 06:58

1週間プラン始まる

中3生は今日で期末テストが終わります。

中3生の生徒さんから「プランを作ってほしい」と依頼を受けました。

「1週間プラン」とは今日から来週木曜日までの1週間の間に,「どの教科」の「どの単元」を「どれくらいの時間勉強するのか?」を

決めて、一覧表にしたものです。


勉強内容は「1・2年生の内容」:「3年生の内容」=3:2の割合になります。

ご存じの通り、高校入試の問題の構成は、おおよそ 1年生の内容:2年生の内容:3年生の内容=3:3:4

になっています。そのため例えば3年生の内容をよく理解していても、1・2年生の内容を理解していないと、合格は難しいと思われます。

中学時代の僕はまさにこのタイプでした。3年生の学習内容はよく理解できていたのですが、特に1年生の理科・社会の出来が悪く、それが原因で

高校入試に失敗しました。

その経験もあって、塾生には「1・2年生の学習内容」を決しておろそかにせず、心して勉強してほしい、と思っています


中3生はようやく期末テストが終わるので、今日からがいよいよ本格的に受験勉強が始まります。

受験勉強に集中できるよう、かつ結果が出るように作った物が、「1週間プラン」になります。

今からプランを作ります(とりあえず1週間分のみ)

1週間ごとにプランを作るので、生徒さんも「やる気はあるけど、何を勉強していいのかわからない」ということはありません。

安心して受験勉強にとりかかれるよう、プランを作ります。

もし俺が受験生だったら、どんなふうに対策をするのか?」自問自答しながら1週間プランを作ります。

3年生に残された時間はあと約4か月。

じっくりと時間をかけて1週間プランをこれから作ります。


PS:このブログを書いた後、「1週間プラン」を作りました~ 90分かかって作りました。

英語・数学・理科・社会の1週間分の勉強量を書きました。

英語は「2年生の不定詞」, 数学は「箱ひげ図(過去問)入試プリント」「2次関数Aレベル入試問題」, 理科は「生物・地学入試プリント」 

社会は「歴史1~4時間目【全部で15時間のうちの】「日本地理入試問題(その6)」 これらを1週間でやってみて、できなかった場合は翌週に持ち越しとなります。

    わからなかった問題は塾で説明・解説する という形になります。 頑張って!
2025年11月21日 04:46

大門中学3年生は今日から期末テストです

大門中学3年生は今日から3日間、期末テストです。

内申書に関わる最後のテストになります。頑張ってきてください。

3学期の成績【期末テストなど】はもう内申には関係ないので、何点をとってもOKです。

僕は中3の3学期の学年末テストに関しては、もう内申にはテスト結果は関係ないので、テスト勉強は全くしませんでした。

その代わり、入試用の勉強はしていました。

僕のクラスメートだった、富山高校に合格した友達も、ふだんは学年で10番台の成績だったのですが、

学年末テストは100番を超えていました(少し驚きました。ふだん10番台の友達でも勉強しなかったら3ケタになってしまうのか…)と思いました。

その友達は家にお手伝いさんがいる家でした。

中3の夏休みに一度だけ遊びに行った時は、夕方4時くらいになるとお母さんが部屋へ入ってきて

「そろそろ勉強の時間ですよ。さようならしましょう」

と言われ、衝撃を受けたのを思い出します。

その友達は「夏休み、毎日8時間勉強しとるよ」と言っていました、すごいなと思いました。

家の仕事を継がなければならず、必死になって勉強していました。


 さて、この期末テストが終われば、あとは1・2年生の期末テスト対策の続きがあります。

3年生はあとは入試対策を中心に勉強を進めていきます。

生徒さんから希望があれば、「1週間プラン」を生徒さんごとに僕が作ります。

「何を勉強したらよいのかわからない。」または「自分の勉強方法に自信がない」と思われている受験生のために、約90分くらいかけて、僕が

自宅でプランを作ります。去年は高校3年生のプランを毎週作っていました。

今年は中学生しか受け持っていないので、3年生の「プラン」を立てて行こうかと思っています。

プランの中身は 1.塾教材の内容 2.実際の入試問題 の2つで構成されます。

高校受験対策として、

「インプット【覚えること】:アウトプット【問題を解くこと】=3:7 くらいの割合がベストかなと思います。

僕もそうでしたが、「ただ覚えるだけ」では点数は上がりません。


「覚えたことを実際に問題を解いて、間違えながらも覚えていく」という勉強の仕方が一番結果につながりやすいと思っています。

特に理科(生物分野・地学分野)および社会は、覚えるだけでは点数は取れません。

実際に入試問題をガンガン解いていきながら覚えていく、という勉強方法がベストかと思います。

アウトプット、つまり「入試問題を解く」ときは、ただやみくもに入試問題を解くのではなく、単元ごとに問題を一度ピックアップしてから

1単元ずつつぶしていくように問題を集中的に解いていく という勉強方法にこだわってほしいです。

寺子屋の場合、
僕がアウトプット用の入試問題を単元ごとに一覧表にして、その一覧表を1つずつ解いていく、という方法で対策をしていきます。


 塾生は問題をピックアップしていく必要がなく、僕が選んだ問題をひたすら解いていけば良いので、大幅な時短につながります。

教科ごと・単元ごとに「勉強するのに必要な時間」がだいたい決まっているので、その時間をめどにガンガン入試問題を解いていきます。

県立高校入試まであと約4カ月。

どの生徒さんにも、まだまだ伸びしろはあります。

最後まであきらめずに勉強していきましょう。

僕も1点でも塾生の点数が上がるよう、一生懸命に問題を選び、間違えた所は丁寧に説明・解説をしていきます。
2025年11月19日 14:33

高校サッカー富山第一高校の対戦相手決まる。

冬の全国高校サッカー選手権大会が年末から始まります。

富山県代表の富山第一高校は、佐賀東高校と対戦することに決まりました。

佐賀東高校とは、3年前に3回戦で対戦しています。

そのときは、1-5で富山第一高校は大敗しました。

今回はぜひ、リベンジしてほしいです。

試合は12月31日に行われます。

テレビの前に座って、観戦しようと思います。

今度こそ何があっても勝ってほしいです。

頑張れ一高サッカー部!
2025年11月18日 15:22

明日は期末テスト

新湊南部中学校3年生は、明日から期末テストが始まります。

今日はテスト前最後の授業でした。

理科が難しい問題で苦戦しました。

内申に関わる最後のテストになります。

悔いの残らないよう、頑張ってきてください!
2025年11月16日 21:31

最後のラーメン  1987年秋 15歳

昨日の大門総合会館は中学生・高校生であふれかえっていました。

ものすごい熱気を感じました。高校3年生は共通テスト,中学3年生は内申に関わる最後の期末テストが近づいています。

うわ~ すごい。頑張っとるなぁ、と思いながらいつもの502号室へ。

寺子屋生ももちろんやる気満々。特に中学3年生はこれまでの定期テストとは異なり、オーラを感じました。

授業が終わって帰り道、ふと僕の中3時代を思い出していました。最後のラーメン事件・・・

僕が中学生だった1980年代は、ファミコンの全盛期でした。ゲームの種類です。

僕は中3になった春、あまりにもファミコンばかりしていたので(スーパーマリオとか)、父親が激怒して

「お前、受験終わるまでゲーム禁止や!!」と言われ、ファミコンを没収されてしまいました。

悲しかったです。もちろん、だからといって頭を切り替えて勉強したわけではありません。

当時の父親はものすごく怖く、口答えなんぞしようものなら「お前、もう1回言ってみい」と言われ反抗期だった僕でもおびえいていました。

殴られはしませんでしたが(小学生のときは毎週のように殴られていました)怖かったです。

ゲームをとりあげられ、それでもどうしてもゲームがしたかった中3生の僕は、毎週土曜日に部活が終わると(当時は午前中学校の授業があり、午後から部活で

午後4時くらいに部活が終わっていました)友達の家に行って心おきなくファミコンをしていました。

ファミコンをしたり好きな女子の話をしたり、中学生らしい土曜日を過ごしていました。


 やがて7月に部活を引退して、受験モード、のはずが僕は全く勉強せず、夏休みは週に3回は後輩と岩瀬浜に釣りに行っていました。

夏休みが終わり、学校へ行くと当時僕のライバルだった同じ部活の友達が真っ白な顔をして登校してきて、僕はめちゃくちゃ焦りました。

うわ~こいつ、真っ白や。夏休み猛勉強したんやな・・・

めちゃくちゃ後悔しました。あとで知ったのですがその友達は「毎日ビリヤード」へ行っていたそうです(笑)そりゃ顔白いわ。

ビリヤードは室内でするゲームなので、日焼けはしません。


 2学期になっても僕は相変わらず毎週土曜日に午前中で学校が終わるとそのまま買い食いをして友達の家へ行き、ゲームをしていました。

月曜日~金曜日まで全くゲームができなかったので、土曜日が待ち遠しくて待ち遠しくて、たまりませんでした。

土曜日に友達4~5人で毎週集まってゲームをする。そんな土曜日を過ごしていました。


 季節は過ぎて秋。 ここで「事件」が起きました。ラーメン事件。

11月に入り、こりもせず受験生という立場を忘れて土曜日になると友達の家へ行っていると、そのとき友達(一番仲の良かった友達)が突然

「来週の土曜日、ラーメン食いに行かんか?西山ラーメンでも行かんか?」

と言いました。

僕は「急にどうしたんだろう?」と思いましたが「いいよ」と言いました。

そして11月のある土曜日。いつものメンバーにさらに3人増やして合計7人で、土曜日の夕方、僕たちは「西山ラーメン豊田店」へラーメンを食べに行きました。

いつも通り、わいわいガヤガヤ楽しい時間を過ごし、ラーメンを食べ終えた帰り道・・・  ふとその友達が

あのさ、今日で遊ぶが最後にしようぜ。受験近いし…

僕は頭をハンマーでたたかれたような気分になりました。ものすごくびっくりしたのです。

そいつは決して成績が優秀なヤツではありませんでした。

でもそいつは当時、クラスで一番人気があって、カッコよく女子からもかなりモテているようなヤツでした。

発言力があり、友達からの人望もある、ちょっと不良っぽいヤツでした。

そんなヤツがいきなり「勉強しようぜ」と言った・・・

先生や親にことあるごとに「今勉強せんと、あとになってから後悔するよ」と何回言われても何も思いませんでしたが、

そいつが言い放った一言に僕は衝撃を受けました。


ああ、こいつマジだな。俺もそろそろ受験モードに入らんとダメなんかな?とそこで初めて自分が受験生であることに気づかされました。

……その夜はただただショックでした。あんなにちゃらんぽらんなヤツでも、切り替えたんやな。 そいつには7歳上の姉がいました。

その姉の姿を見ていたのでしょう。そろそろ受験モードに切り替えないと間に合わない・・・


 自慢するわけではありませんが、僕は当時、全県模試を受けては、いつも富山東高校B判定でした。

どこかで「まぁ大丈夫だろう。B判定だし。受験近づいたら勉強すれば間にあうやろ」と慢心していました。

完全に天狗になっていました。

もちろん、受験はそんなに甘くはありません。


12月に入り、三者面談の時期になり、いよいよ周りの友達も本気モードに入ってきていました。

土曜日も友達と遊ぶことはなくなり、僕はようやくスイッチが入りました。

はっきり言って遅すぎました。 受験の神様は僕みたいな「なまくら者」には味方はしてくれませんでした。

12月に受けた育英模試で僕は初めて「富山東高校C判定」をとってしまいました。


育英センターの3者面談では「呉羽高校も考えてください」 と言われてしまいました。


ものすごく落ち込みました。僕は当時、富山東高校しか頭にはありませんでした。

呉羽高校には絶対に行きたくはありませんでした。それには「ちゃんとした理由」があったのです。

聞いて下さい。 それは呉羽高校のパンフレットを見たときのことです。

「格技大会」の写真が掲載されていました。剣道の試合をしている写真です。

その写真には、周りじゅうが大勢の女子。その中で剣道をする、という写真でした。

当時の僕にはその風景があまりにも衝撃で「こんな恥ずかしいこと、絶対にしたくない!!」とブチ切れました。

まあ当時は15歳。 もちろん女子とつきあう、なんてこともありませんでした。いたって硬派。

そんな僕が呉羽高校に行ったら・・・ 当時呉羽高校は男子:女子=1:3の割合で、圧倒的に女子が多かったのです。

もちろん、その環境が嫌とは言いません。でもあの剣道の写真・・・

冗談じゃない。あんな大勢の女子の見る前で剣道なんか絶対にしたくない!と反発しました。

あとは呉羽高校の制服も僕には気に入りませんでした。

当時は男子高校生の制服は学ランが主流でした。

もちろん、富山東高校は学ランでした。あこがれの東。 一方呉羽高校はブレザーにネクタイ。

冗談じゃない。何が悲しくてネクタイなんか… それならまだ富山第一高校の方がよっぽどマシや。

当時、富山第一高校の制服は学ランでした。 もちろん私立高校なので行きたくはありませんでしたが、

それでもブレザーよりはマシ。

と強烈に思っていました。今振り返ると、呉羽高校の方には大変申し訳ないと思うし、僕の弟は呉羽高校に通っていました。

僕の弟のクラスは男女とても仲が良く、今でも呉羽高校の友達とのつきあいがあるほど男女仲良しです。

それはそれで良かったのでは… と今でこそ思えますが、当時は血気盛んな中学生。

無理なものは無理。


 何がなんでも東に行きたい!とようやく、ようやく目が覚めました。

それからの僕は人が変わったように猛勉強しました。学校から帰ってきてから夕方5時~7時まで勉強。

夕食を食べてから8時~11時までぶっ続けで勉強。そして入浴→就寝 という、毎日5時間勉強。

日曜日は7~8時間勉強しました。


そして受験。 僕が受験した1988年3月の 富山東高校の定員は400人。受験者が455人。 倍率は1.14倍でした。

僕の受験結果は…  残念ながら不合格でした。

今でもあのときの悔しさは忘れません。死ぬまで忘れることはないでしょう。

しかも当時、僕の中学校から富山東高校を受験した3年生は17人いて、落ちたのは僕だけでした。

挫折。屈辱。

あのときの不合格があったから大学入試では 合格できたのだと今では思えますが、15歳・人生初の挫折はやっぱり悔しかったです。

東高校の合格発表を見に行き、不合格なのを知ったあと、僕は泣きながら自転車をこいで家に帰りました。

帰り道・・・ 「絶対に猛勉強して3年後に東の奴らを見返してやる!!」

そう心に誓い 家に帰りました。

家に着くころには心も落ち着き、 家族が待っていました。

おにぎりがたくさん作ってあり、父親、母親、妹、弟が待っていてくれました。

僕は「ダメだった・・・」と言ったと同時に泣き崩れました。

家族全員が泣きました。 

母は「お母さが、あんたに勉強しられ、勉強しられって言ったから、あんた勉強せんかったんやね?ごめんね。お母さんのせいやね。」

とかばってくれました。 本当に悔しくて、勉強しなかった自分を責めました。

高校受験に落ちた人の気持ちは、やっぱり「落ちた人」にしかわかりません。

受かった人にはわかるはずもなく、わかってほしくもありません。


 今、俺が中学生と勉強していて思うことはただ一つ。 とにかくどこの高校でもいいから受かってほしい・・・

オレと同じ失敗を絶対にしてほしくない、それだけを胸に、日々指導にあたっています。
2025年11月15日 08:12