今は中間テスト期間ですね? 運動会があったりして、なななか勉強に集中できない環境かと思います。
中間テストが終わったら、中3生の方はぜひ「全県模試」を受けてください。
第4回全県模試は9/28~10/6の期間に行われます(試験会場によって試験日は異なります)
富山県には「全県模試」と「育英模試」の2種類の模試があります。中3生対象の模試になります。
これまでにいずれかの模試を受けられた方はご存じかと思いますが、模試の一番良いところは「合格判定」が出るところです。
今現在の学力で、自分が受験したい高校の「合格判定」が出る、というのはとても貴重なデータになります。
全県模試は、「あらゆる学力」の中3生が受験される模試です。
対して育英模試は「成績上位者」が多く受験される模試です。
富山中部高校・高岡高校・砺波高校・富山東高校・高岡南高校・魚津高校など、難関校を志望されている中3生は育英模試を受けられる方が多いです。
次の模試の日程は、「全県模試」は先ほども述べましたが9/28~10/6に行われます。
次回の育英模試は10/27に行われます。
もし、全県模試を受験されない場合、次の育英模試・全県模試までの期間、自分の学力の「現在地」がわからないままの状態になります。
このことが、一番精神的に「不安定な状態」になります。
中3生は、ほとんどの方がもう「受験態勢」に入っています。
そのため、多くの3年生が成績が上がってきている状態だと思われます。
「今、自分の学力は志望校まで届いているのかな?」受験生ならば当然、そう思われています。
これまで全県模試を受けたことがない、という中3生にも全県模試を受けられることをおススメします。
「教える側」にとっても、現在の教え子の成績が志望校でどのあたりの位置にいるのか? 知りたいと思っています。
ところが模試がない期間は、いくらベテランの講師・先生にもどのくらい成績が伸びているのか?または成績が下がってきているのか?は把握しきれません。
もちろん学校の実力テストの結果も大きな判断材料にはなりますが、模試とは異なり「知らない人の中での緊張感ある模試」とは環境が違いすぎます。
入試本番は「知らない人たち」に囲まれて試験を受けることになります。
当然かかってくるプレッシャー・緊張感は過去にないものになります。
学校で受ける実力テストはほとんど緊張感・プレッシャーのない状態で受けます。
仮に「育英模試を受ける」として、次の育英模試のある10/27→ 模試の結果が返ってくる11月になるまで「自分の学力の現在地」がわからないのは、とても怖いことです。
健康診断でひっかかったのに、そのまま放置しているようなものです。あるいは歯科検診で虫歯が見つかったのに、そのまま放置しているようなものです。
自分の「教科ごとの弱点」を知り、その弱点を「克服するために」模試を受けるのです。
よっぽど自分の学力に自信があり、模試の判定がA判定・S判定という受験生ならば次の育英模試または次の全県模試まで、模試を受けなくてもかまわないとは思いますが、
それ以外の受験生は、ぜひ次の「全県模試」を受けられてください。
試験範囲も発表されているので、中間テストが終わったら、全県模試の対策にとりかかってください。
「今はまだ本気で勉強していないから、受けても結果を知るのが怖い」という意見もよく聞きますが、逆です。
結果も知らないのに、この先どうやって弱点を克服していくのでしょう?
教える側にとっても戸惑ってしまいます。
生徒さん一人ひとりにとって弱点は異なってきます。
弱点を克服していくために教えるのが講師・先生の仕事です。
弱点を把握していないまま教えるというのは「信号のない道路」を目隠しをしたまま車を運転しているようなものです。
とても危険で不安です。
中3生はこの先毎月のようにテストがあります。
今までとは環境ががらりと変わります。毎週のように「テスト勉強」をしていかなくてはなりません。
1・2年生のときのように「目の前のテスト勉強だけ」をしているのではありません。
1年生~今習っているところまで すべての範囲がテスト範囲になります。
当然、勉強時間も増えます。
部活動も引退して毎日3時間以上勉強している受験生が半分くらいはいると思います。
ぜひ、中間テストが終わったら、全県模試のテスト勉強(入試対策)にとりかかってください。
「来年の春」に笑うために、「今」、苦しみましょう。
2024年09月23日 06:57