個別指導形式の学習塾と家庭教師の寺子屋学習館|富山県射水市

わからない所が1つずつわかるようになる、達成感ある授業を心がけています。

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高校時代に僕を奮い立たせた「化学の先生の言葉」

僕は富山第一高校へ通っていました。

1年生のときに化学の先生が、ことあるごとに僕たちにお説教をされていました。

その先生は富山中部高校で長い間勤務され、定年退職になった後、一高へ赴任されてきました。

先生は、ことあるごとに中部高校の話をされました。

「中部高校には、教室の前と後ろに黒板があり、いつもびっしりと両方の黒板が文字で埋め尽くされている」というような話をしょっちゅうされていました。

僕たちにはその言葉は全く響かず、(そもそも教室の前にしか黒板はありませんでした)

「またお説教が始まったよ…中部自慢話が・・・」と僕は思っていました。

ところが、その先生は僕を奮い立たせることもしょっちゅう言っておられました。

僕たちは化学の授業が始まる前の休み時間の間に、前回の授業の宿題の答えを黒板に書かなければならなかったのですが、たまにそのことを忘れて、黒板に答えを書くのを忘れてしまっていました。

そして授業が始まり先生が教室に入ってこられて黒板を見るやいなや「黒板に答えが書いてないよ… だから君たちはここ(一高)へ来たんだ!

この言葉を聞くたびに、僕は悔しい気持ちになりました。先生のおっしゃる通りなので、反論することもできず、ただただ打ちひしがれていました。


先生は1カ月に1回くらいのペースで、いきなり小テストをされました。そしてその場で採点しながら、不出来の僕らにたいして、ため息をつきながら、

だから君たちはここへ来たんだ!」とお決まりのセリフを声を大にして言われました。

今思い返すと、先生なりの「愛のムチ」だったのだと思います。悔しかったら這い上がってこい!と。


その証拠に、職員室へ質問に行くと先生は、授業中とは全く違う態度で、ニコニコしながら、うれしそうに僕たちに教えてくれました。

かなりの「熱血教師」だったと思います。

とにかく授業中に少しでも僕らがたるんでいると、得意の「中部高校話」が始まりお決まりのフレーズ「だから君たちはここへ来たんだ!」

…この言葉を聞くたびに僕は「3年後は絶対に東の奴らを見返してやる!」と燃えていました。

2年生になり、文系だった僕は「生物」を選択したので、その先生の「愛のムチ」に触れることはなくなてしまったのですが、3年間お決まりのフレーズを心の中で僕は自分に負けそうになるたびに思い返していました。

「だから君たちはここへ来たんだ!」

この一言は効きました。自分が私立高校に通っている「みじめさ・ふがいなさ」

当時、一高に通っていることが大のコンプレックスだった僕にとって化学の授業は貴重でした。

今振り返れば、2年生になったときに「化学」を選択するべきだったかな、と思います。

先生のおかげで僕は3年間腐ることなく前向きに受験勉強に向き合えたのだと思います。

先生には悔しい思いも何度もさせられましたが、感謝しています。

「家に帰ったら、8時間以内に今日の授業の復習をすること」ことあるごとに先生はおっしゃっていました。

先生に出会えたことはラッキーだったと思います。
2024年03月27日 06:29

歯のクリーニングに行って来ました

昨日は4カ月に1度の「歯のクリーニング(歯石除去)」に行って来ました。

僕は小学生のころからとにかく歯医者が大の苦手で、昨日も歯医者へ行く2時間くらい前から「嫌だなぁ」と思っていました。

歯石を取るだけなので、麻酔をされるわけでもなく、歯を削られるわけでもないのですが、朝からブルーな気分でした。

午前10時半に予約していたので、10時20分に歯科に着き、10分ほど待った後、名前を呼ばれました。

「あぁ、ついに来たか…」と思い、「今日の担当は誰なのだろうか?」と不安ながら診察室へ入っていきました。

3人くらい担当者がいるのですが、昨日の担当者はいつもとは違う方でした。

緊張しましたが、痛いということはなく、無事に歯のクリーニングが終わりました。

ホッとしました。

昨日、担当の歯科衛生士さんから「歯間ブラシを使ってください」と言われました。

毎日というわけにはいきませんが、気がついた時に歯間ブラシを使いたいと思いました。

歯のクリーニングのあと、先生に虫歯がないか診てもらうのですが、このときが一番緊張します。

「虫歯がありませんように」と毎回祈っています。昨日も虫歯はありませんでした。

良かったです。

安堵感に包まれながら帰りました。

ps:昨日のブログは読み返してみて、あまりにも乱暴なブログだったため、削除しました。不快に思われた方、すみませんでした。

   言葉づかいに注意しながらブログを書いていきたい、と思います(内容は良かったのですが…表現の仕方がダメでした)
2024年03月27日 06:03

陣内智則 ネタジン 「神授業」

最近、お笑い芸人の陣内智則さんのYou-tube(動画)にハマっています。

仕事の合間に30分ほど見ています。

「陣内智則 ネタジン」で検索されると、陣内さんの動画が出てきます。

個人的に「神授業」というタイトルのネタが好きです。かなり笑いました。

「よくこんなネタが思いつくなぁ」と毎回思って見ています。

中高生は動画を見ている方がとても多いです。高校生におススメしているのは武田塾の「武田塾チャンネル」という番組です。

いろんな大学について面白おかしく紹介しているチャンネルで、勉強のきっかけになれば良いな、と思っています。

陣内さんの「ネタジン」は勉強の合間、勉強のあとの楽しみの一つとして見ていただけると良いと思います。

動画ばかり見ていてはいけない、とよく言われていますが、勉強時間さえしっかりと決めて見ていれば、僕は良いと思います。

中学生の場合は毎日1時間,高校生の場合は毎日2時間~3時間くらい勉強したあと、自分へのご褒美として動画・インスタなどを見るのは「あり」だと思います。

いろんな誘惑が多い、今の時代ですが、何とかして自分にルールを作ったうえで、「自分のお楽しみ時間」を作るのは良いと思います。

勉強ばかりしていては、息が詰まります。息抜きとしてスマホ・パソコンで楽しんでください。
 
2024年03月25日 06:52

3者面談

今日は3者面談の日でした。

生徒さんのテスト結果と「3学期を振り返って」についてコメントを書き、A4用紙1枚にまとめたものを親御さんと生徒さんに渡して、話し合いをしました。

2学期期末テストと3学期期末テストを比較して話し合いをしました。

僕が気づいたことを話し、親御さんのご要望をお聞きしました。


毎回、帰り道車を運転しながら、「3者面談をして良かったな」と思います。

親御さんからお聞きしたことを忠実に実行に移したいと思います。
2024年03月24日 23:12

富山商業高校吹奏楽部定期演奏会

昨日、富山商業高校の吹奏楽部に所属している元塾生が、寺子屋へ顔を出してくれました。

6月8日(土),6月9日(日)に定期演奏会が行なわれるとのことです。

4年前から僕は毎年、富山商業高校の定期演奏会と冬のホットコンサートを観に行っています(昨年のホットコンサートは塾のため見に行けませんでした)

4月29日には砺波チューリップフェアでパレードとステージ演奏があります。見に行く予定です。

「富商の演奏する曲って先生が決めとるが?それとも生徒が決めるが?」と聞くと「生徒が決めています」とのこと。

今年の演奏楽しみにしております。

頑張ってください。
2024年03月23日 06:45

中学理科のおススメ勉強順位について

新中学2・3年生にとって、理科とはどのような教科でしょうか?

「暗記すればいい」と答える生徒さんが多いかと思います。

確かに一理あります。しかし、「暗記だけ」で通用するのならば、富山県立高校入試の理科の平均点は高くなるはずです。

富山県立高校入試の理科の平均点は、年度にもよりますがだいたい100点満点に換算すると55点くらいです。

思っていたよりも低いと思います。

なぜ理科の平均点が低いのかといえば(ちなみに暗記科目の社会の平均点は70点前後です)暗記だけでは通用しないからです。

理科は「生物・物理・化学・地学」の4つの分野に別れています。

この中で「暗記で通用する分野」は「生物・地学」のみです。

「物理・化学」は暗記ではありません。数学に近い「計算問題」が多く出題されます。

地学分野でも「地震」「柱状図」などの問題は計算が必要になってきます。


理科は「暗記科目」でもあり、数学のような「計算科目」でもあります。

では、理科が苦手な生徒さんは、理科を勉強するとき、どのような順序で勉強していけばよいのでしょうか?


生徒さんの性格にもよるのですが、「わからない所を最初につぶしてしまいたい」と考えている生徒さんは「物理・化学」分野から手を付けるべきです。

具体的には「水溶液の濃度」「溶解度」「力の大きさ」「酸化・還元グラフ問題」「電流回路」「熱量」「地震」「飽和水蒸気量(湿度)」など。

これらは理解するまでに比較的時間がかかります。ただし、暗記する必要はありません。「考えながら解く問題」です。

今のうちにこれらを克服するのも一つの戦略になります。


一方理科のテストがいつも50点以下の生徒さんは「生物・地学・化学(一部)分野」から手を付けることです。

自信がある程度ついてから「物理・化学」分野へ移ってください。

「植物の作り」「植物の仲間」「動物の分類」「気体の性質」「火山と火成岩」「生物と細胞」「光合成実験問題」「蒸散実験問題」「消化・人のからだ」をまずは勉強されてみてください。

これらは「覚えてしまえば、即点数アップにつながる単元」です。やる気があるかないか?の話になります。

理解力がある・ない は関係ありません。やればいい。


そのうえで暗記方法(ごろあわせなど)をネットで検索したり参考書で見つけたり、自分で考えたりすれば、さらに得意分野になるかと思います。

上記以外の単元でも「理解するのにはちょっと難しい単元」もあります。凸レンズ・音・地層・天気などなど。

これらの単元も後回しにしましょう。

理科が苦手な生徒さんは、まずは定期テストで「50点越え」をねらってください。


富山県立高校入試で平均点が低いのは「英語」「数学」「理科」の3教科です。

理科は軽視されがちですが、平均点が低いため「理科が原因で不合格になった」受験生はたくさんいます。

新中学2年生の生徒さんは中1の単元を、新中学3年生の生徒さんは中1・中2の中から「できそうな単元」から復習されてください。

数学・英語と同じように「理科」の勉強にも時間をかけてください。

理科は暗記半分・計算半分だと思われてください。

暗記分野をマスターしてから計算分野の勉強に入るか?それとも計算分野をマスターしてから暗記分野の勉強に入るか?

人それぞれです。または両方を同時に進めていく学習方法もありだと思います。


よく誤解されているのですが、「1年の理科」→「2年の理科」→「3年の理科」の順に勉強内容が難しくなっているわけではありません。

学年はあまり関係ないです。たとえば、僕が中学生のときは、今だと1年生で習う「火成岩」「地震」「地層」は3年生の2学期に習いました。

今の中学生が3年生3学期で習う「天体」は1年生の時に習いました。

このように習う順番は変わるので、一概に「1年生が一番簡単」で「3年生が一番難しい」ということではありません。

生徒さんによって「得意分野」と「苦手分野」は異なるので、自分にとって苦手分野から勉強されてみてください。

理科でつまづく生徒さんはたくさんいらっしゃいます。

決して社会と同じ「暗記科目」だとは思わないでください(社会も歴史は難しいかと思います)

正しい順序で理科を「得意教科」にされていってください。
2024年03月22日 05:28

新中3生へ  全県模試を受けましょう。

新中3生の方に大切なお知らせがあります。

3/23(土)~3/31(日)にかけて、富山全県模試が行われます。

この模試は、富山県内に住む「新中3生全員が対象」の模試になります。

試験日は地域によって異なります。例えば射水市の場合、試験日は3/23になりアルファ進学スクール射水校で試験が行われます。

富山市の場合だと、3/31に能力開発センター富山本校、南富山本校で行われます。

3月の土日を中心に模試が行われます。テスト範囲は1・2年生の範囲すべてになります。

受験料は1,000円になります。第2回以降は受験料は4,900円になります(2回以上まとめてお申込みの場合は1回あたり4,600円になります)


7月に2回目,8月に3回目,10月に4回目,11月に5回目,12月に6回目,そして1月が最終回となります。


全県模試は中教研テストに似ていて、範囲が広く入試レベルの問題が出題されます。

また,志望校を4つ書けます。その4つともに「合否判定」がついてきます。

自分の行きたい高校へ現時点では行けるのか?それとも点数が足りないのか?

足りない場合、あと何点必要なのか? 自分の弱点はどこなのか?

詳しいデータを得ることができる貴重な模試です。


育英模試は3月実施の模試はもう終了しました。育英模試は、育英センターさんに通っている中3生と,比較的学力の高い中3生が受験します。

育英模試の場合、進学校を受験される中3生が受験者の7割くらいを占めています。そのため、進学校を受験される予定の生徒さんにはおススメです。

一方、全県模試はあらゆる学力の中3生が受験するので、どの高校を受験される中3生にとっても、正確なデータを得ることができます。

個人的には「進学校を受験される中3生は育英模試,県立高校を受験される中3生は全県模試」を受験されることをおススメします。


まずは「自分の現在地」を知るために、全県模試を受験されてください。

3月の模試を逃してしまうと、次回は7月まで模試がないため、今回の模試は何が何でも受けてほしいところです。

また「自宅受験」もできます。

「富山全県模試」で検索されるとホームページにアクセスできます。

まだ申し込んでおられない新中3生は急いでお申込みください。

中3生のみなさんは、そろそろ「受験モード」に入ってください。

部活を頑張りたい、部活を引退してから「スイッチを入れる」予定の生徒さん。

気持ちはわかりますが、それだとちょっと遅いです。4月からはもう受験生です。

県立高校入試まで、あと1年を切っています。全県模試(育英模試)を受けてスイッチを入れてください。
2024年03月21日 06:52

昨日は無料体験授業の日でした。

昨日は無料体験授業の日でした。チラシを見てくださった中学1年生(新2年生)と親御さんが塾へ来てくれました。

最初に簡単な質問項目に記入していただき、それから英語の授業をしました。

英語が苦手な生徒さんだったので、初めから勉強しなおしたい、ということになり、be動詞の説明からさせたいただきました。

 今の教科書に変わってから、英語の学習内容の習う順番が極端に変わってしまったので、混乱される1年生は多いと思います。

いきなりbe動詞と一般動詞が一緒に教科書に出てきたり、今までは2年生で習う文法事項(不定詞など)も1年生なのにバンバン出てきます。

あまりにもの教科書の変わりように、初めて教科書を見たとき、面食らってしまいました。

今の英語の教科書が変わらない限り、1学期で英語につまづく生徒さんは多いままだと思います。

寺子屋では、今の教科書の内容よりも易しい文法から取り扱っていっています。最初からbe動詞と一般動詞を同時に教える、という乱暴なことはしません。

まずはbe動詞、主語によってセットになるbe動詞は変わってきます。その主語も1人称・2人称・3人称といろんなパターンの主語があります。

最初に時間をかけて「主語+be動詞」のセットをしっかりと理解してもらってから、次に「一般動詞」の説明に入ります。

一般動詞の勉強をするときは1人称・2人称・3人称を理解していないとDoになるのか?Doesになるのか?わかりません。


一般動詞に入る前にある程度の単語も覚えていないとスムーズに習ったことが頭に入っていきません。

今の教科書は、僕が高校時代に覚えたような単語も出てきます。ちょっと不思議なのですが、難しい単語を今の中学生は習っています。

とにかく「be動詞の肯定文・否定文・疑問文」と「一般動詞の肯定文・否定文・疑問文」の作り方を最初にしっかりとマスターしないと、その後の学習内容を理解するのは

ちょっと難しいと思います。そのため、僕は教えるときにこれら2つの動詞を徹底的に教えます。

それが終わってからThis  is ~とか 疑問詞(what ,when,where,whoなど)を説明していきます。これらをしっかりとマスターすると1年生の勉強の半分は終わったようなものです。

ここまで来るためにはどうしてもある程度のまとまった時間が必要です。

英語は一朝一夕には実力がつきません。積み重ねの教科なので、英語が苦手な生徒さんが、いきなり80点を取る、ということは普通はあり得ません。


ただ、一度英語を得意教科にしてしまうと(定期テストで80点以上取れるようになると)安定して高得点をと取れる「勝負科目」になります。

それまでは地道に文法・単語をコツコツと覚えていく必要があります。

あとは「長文対策」と苦手な生徒さんが多い「英作文対策」が必要になってきます。

まずは単語を正確に書けるようになること、または書けなくても単語を見てちゃんと日本語の意味を答えられるようになることが大切になってきます。


英語の最終的なゴールは「入試問題を解けるようになること」なのですが、そのためには単語・文法をしっかりと覚えて、長文読解問題と自由英作文問題を解けるようになることが大切になってきます。

3年間かけてできるようになれば良いので、今は英語が苦手でも必要以上に焦る必要はありません。

時間をかけてコツコツと力をつけていってほしいと思います。

昨日無料体験授業を受けてくれた生徒さんも、確かに今は英語が苦手ですが、これから寺子屋で頑張って、2年生の2学期くらいまでには、英語が少しでも得意になっているよう、精一杯授業していきます。

まずは昨日は無料体験授業を受けてくれてありがとうございます!と言いたいです。

いっしょに頑張っていきましょう。
2024年03月20日 14:39

中学3年間で習う数学の「単元別難易度」

今、中学3年間で習う数学の「単元別難易度」の資料を作っています。

完璧な資料ではありませんが、、学期ごとに習う単元について難易度を示してある一覧表を作っています。

できあがったらYou-tubeにアップする予定です。

数学は英語と並んで、苦手にしている中学生が多く塾に来てくれている生徒さんは数学が苦手な方が多いです。

数学の成績を上げるにはどうすれば効率よく学習できるのでしょうか?

新中学1年生の場合は、これから学校が始まるので、特に対策はまだありません。


新中学2年生で数学が苦手な生徒さんは、まずは1年生の1学期の「計算問題」から復習するべきです。

正負の数,文字と式,方程式 これらの計算問題(文章問題はまだ手を付けなくて大丈夫です)をまずはしっかりと基礎から理解する必要があります。

計算がある程度できるようになったら、次は2学期の学習内容を復習しましょう。特に「1次方程式の応用問題」を苦手にされている中学生は多いです。

方程式はまずは比較的わかりやすい「買い物問題」から始めると良いと思います。

「割合問題」「増減問題」「速さ・距離問題(苦手な生徒さん多いです)」と、だんだん難易度が上がっていきます。

これらを克服すると、2年生で習う「連立方程式」の理解も早くできると思います。

基本的に中学校の数学の学習内容は「1年生の1学期の計算問題」→「2年生の1学期の計算問題」→「3年生1学期の計算問題」とつながっています。

まずはこれらの「計算問題」に限定して、マスターしましょう。

計算問題をある程度クリアーできたら、次は「関数」に入ります。

この「関数」も苦手にされている生徒さんはたくさんいます。

関数は、まずは1年生で習う「比例・反比例」を復習しましょう。次に「1次関数」をたっぷりと時間をかけて復習されてください。

1次関数は、中学3年間で習う単元の中で「1・2位を争うくらい、マスターするまでに時間のかかる単元」です。

富山県の県立高校入試にも毎年出題されています。難しい単元です。応用問題も多岐にわたり、他の単元と異なり短期間でマスターするのはかなり厳しいです。

基礎から順に理解していかないと、手も足も出ません。

新3年生の場合は「1年生の計算問題」→「2年生の計算問題」→「3年生1学期に習う計算問題」の順に復習していってください。

これらは「つながっている分野」なので、どこかでつまづくと、3年生になってからとても苦労します。


新2年生は「方程式の応用問題」がある程度理解できたら、次は「比例・反比例」の復習をしてください。

比例・反比例は2年生で習う「1次関数」、3年生で習う「2次関数」につながっています。「比例・反比例」でつまづくとそのあとずっとつまづくことになります。

1年生だからといって安易に考えないでください。とても重要な単元です。

次に1年生は「図形」の基礎から学習しましょう。1年生の3学期は「図形」を中心に習います。この「図形」も苦手にしている中1生はたくさんいます。

おうぎ形の面積・弧の長さを求める問題,円の面積・円周を求める問題がクリアーできたら、次は立体の体積・表面積の学習に入ります。

今、寺子屋では1年生は図形の復習をしています。順番通りに学習して、ほぼマスターできるところまで来ています。あと少しの学習が必要です。

新3年生は2年生2学期で習う「三角形の証明問題」「平行四辺形」などの証明問題を始めましょう。

富山県の入試ではこの「証明問題」が最後の方の問題「円の問題」で出題されることが多く、やや難しい問題になっています。

3年間で習う「図形」のすべての要素が入試の「円の問題」で出題されます。どれか1個でも理解が欠けていると、正解するのは厳しいと思います。


 とにかく、新2年生も新3年生も今まで習ってきたことの総復習をこれからの季節(0学期)中にできるだけ復習しましょう。

「計算問題」「関数の問題」「図形問題」あとは「規則性問題」も難しく、中学で習う数学の中で1・2位を争う「難しい単元」です。

規則性問題は中1でいちおう習うのですが、入試レベルになると一気に難易度が上がります。1次関数と同じくらい理解するまで時間がかかります。


中教研テストとか、3年生が夏ごろから受ける「実力テスト」にも必ず出題されます。配点も大きいので、部分点ねらいでもいいので、手を付けていきましょう。

いずれにせよ、新2年生・新3年生にはまだまだ入試まで時間はあります。でもぼ~っとしているとあっという間に入試本番を迎えることになります。

「後悔先に立たず」心に余裕のある今のうちから、数学を克服していきましょう。


数学が得意な生徒さんは「入試問題」にもぜひチャレンジしてください。習っている範囲でできる入試問題はあります。

(例えば連立方程式の応用問題、1次関数の利用など)今のうちに入試問題を解いてみて「現実」自分の現在地を把握しましょう。

そこから自分なりの「課題(弱点)」を見つけて克服していきましょう。

富山県の県立高校入試の数学の平均点は100満点中50点を切ることが多くあります。それだけ難しいということです。

逆に考えると、数学を「得意教科」にしてしまえば、他の受験生と差をつけることができます。

新学年になる前に、今のうちに弱点を発見して、1つずつ克服していってください。

「自分が何を理解していて、何を理解していないのかすらもわからない」という生徒さんは、ぜひ寺子屋へお越しください。

いっしょに数学を「苦手教科」→「やや得意教科」→「得意教科」にランクアップしていきましょう。



 
2024年03月19日 10:31

GUANBARE / 酒井法子 / 一高時代

僕が高校受験に失敗して、失意の3月を過ごしていたとき、テレビを見ていて偶然、酒井法子(のりぴー)が歌を歌っていました。

「GUANBARE」という曲で、失恋した人を応援する「応援ソング」だったのですが、当時心が打ちひしがれていた僕には、この曲が心に刺さりました。

酒井法子は僕の2つ学年が上の人です。僕が中3の時に酒井法子は高校2年生でした。


一高へ入学する直前の3月24日に僕は一高へ試験を受けに行きました。何の試験か?

特待生(授業料免除)になれるかなれないかの試験です。


僕はたまたま一高の入試で高得点を取り合格発表のときに合格通知に「奨学生」と書いてありました。

つまり、奨学生になれれば、高校3年間の授業料は無料ということです。

東高校に落ちて、落ち込んでいた僕は3月24日に一高へその「奨学生(特待生)テスト」を受けに行きました。

試験は英語・数学・国語と面接がありました。

特に緊張することもなく、淡々と一高でテストを受けました。

そして面接も終わり、教室で待っているときに、一高の年配の男の先生が来られ僕たちにこう言いました。

「あなたたちは失礼ですが、高校入試に落ちて、辛いときだろうと思います。それなのに今日こうして一高へ来られて、試験を受けられて・・・非常に尊敬しております。

ぜひ、一高での3年間、勉学に励まれてください」

僕は少しだけ感動しました。あぁ、第一かぁ。仕方ない、第一で頑張ろう!と踏ん切りがつきました。


後日、テストの結果が届いて「奨学生合格」と書いてありました。うれしかったです。

当時、酒井法子の「GANBARE」をレンタルで借りてきて、カセットテープに録音して何回も聴いていました。

そして一高へ入学。

とりあえずの僕たちの最初の共通の話題は「どこ(の高校)受けた??」という話題で盛り上がっていました。

僕は1年19組に所属することになりました。 当時一高はマンモス校で1学年750人くらいもの生徒がいました。

入学前の身体検査だけで3班くらいに別れて日を変えて行っていました。

高校2年生の終わりの春休みに九州へ修学旅行へ行ったのですが、そのときも「第1隊」「第2隊」「第3隊」と別々の日に出発していました。


4月の末に、奨学生(特待生)が校長室に一人ずつ呼び出され、校長先生から激励の言葉とともに「4月に納めていた授業料。入試の時に払った受験料」が現金で返ってきました。

ありがたくいただきました。

結局僕は一高時代の3年間、授業料は0円でした。何がなんでも国立大学に合格しなければ・・・と思っていました。

酒井法子(のりぴー)は当時人気の絶頂期で、僕は毎日23:45~24:00まで放送していた「のりぴー気ままにセンセーション」というラジオ番組を聴いていました。

のりぴーのラジオを聴いてから寝る、という毎日でした。

部屋にはのりぴーのポスターをたくさん貼り、のりぴーに囲まれての生活が始まりました。うわ~幼いなぁ。

僕が高校1年生のときにのりぴーは東京にある堀越学園に通っていました。その堀越学園が夏の甲子園に出場していました。

もちろん僕は堀越学園を応援していました。あとはのりぴーの出身県である福岡県代表の福岡第一高校も応援していました。

堀越学園の試合のときに学校案内のビデオにのりぴーが出ていました。テレビにかじりついて見ていました。

当時のりぴーの話す言葉は「のりぴー語」と呼ばれていて、テレビに出るたびにのりぴーは「のりぴー語」を連発していました。

高校1年生のときは、僕の隣の席の友達も偶然のりぴーの大ファンで、いつも「昨日のラジオ聞いた?」と話していました。

今はYou-tubeで好きなだけ動画を見れますが、当時はなかったので、のりぴーの出る歌番組を録画して、毎日のように見ていました。

「GUNBARE」という曲はのりぴーの曲の中で一番好きな曲です。

さきほどYou-tubeで検索してみると、まさに高校時代ののりぴーが歌っている「GUANBARE」が映像として残っていました。

思わず「おお~なつかしい!」と言って最後まで見てしまいました。

 高校受験に失敗して、何かに頼りたかったのだと思います。それが偶然のりぴーでした。

高校3年間は僕はのりぴー一色だったように思います。好きでしたねぇ。

高校2年の3学期からはのりぴーに加えて「浜田省吾」というロック歌手に僕はのめりこんでいくのですが、のりぴーの大ファン=佐伯 という図式が成り立っていました。


 今現在、僕が誰かに傾倒しているかなぁ、と考えると、浜田省吾はずっと変わらず大ファンです。もう30年以上 浜田省吾の音楽を毎日のように聴いています。

あとは作家の千田琢哉さん、You-tubeではスランプのときは武井壮さんの動画を見ます。女性ではNHKの中川安奈アナウンサーのファンです。

サンデースポーツは録画して観ています。好きな女優は波留です。波留が出ているドラマはよく見ています。もちろんのりぴーもいまだにファンです。応援しています。

 自分が苦しいときや辛いときに「よりどころとなる人」がいると心強いですね。


さて、長くなってしまいました。まとまりのない文章ですみません。 

明日から月曜日です。

一週間頑張りましょう!
2024年03月17日 21:56