毎年6月末ころになると、全国の県立高校の入試問題(過去問)が掲載されている「全国高校入試問題正解2021年受験用(旺文社)」を買います。昨日、英語版と数学版を買いました。
富山県の場合、県立高校入試で毎年のように出題されている「1次関数の利用問題」と「規則性問題」が受験生の間で差のつく問題になります。
特に「1次関数の利用問題」については、1次関数の基礎をマスターして、グラフの問題をある程度解けるようにならないと「入試レベルの1次関数の利用問題」は解けません。
他の単元とは大きく異なり、事前準備がかなり必要な問題構成になっています。1次関数の利用問題は「グラフ問題」「動点問題」「速さ・距離問題」「ダイアグラム問題」「水の増減問題」「利用料金問題」と、6種類もの問題パターンがあります。富山県の入試の場合は「動点問題」「速さ・距離問題」「ダイアグラム問題」がよく出題されています。
1次関数は2年生の2学期に習う単元です。3年生でも苦手にしている生徒さんは多く、時間をかけて理解できるようにサポートしていくのが僕の役割です。
今年は夏休みが短いので、特に受験生には短い夏になってしまうかもしれませんが、頑張ってほしいと思っています。
高校生に関しても、貴重な夏休みが短期間しかないため、自分のしたい「受験勉強」ができず「学校の勉強」に追われるかもしれませんが、自分にとって何が必要な(志望校合格のために必要な勉強なのか)見極めて勉強していってほしいと思っています。応援しています。
2020年07月02日 22:39